
さてさて、ついにフェルスタッペンがドライバリティについて、問題にしました
まぁこれは、当初から云われていた事なので驚きではないのですが
問題は微調整で対応出来なかった事です
ただこれは、RBRの車体か進化した事を示しており、当初冬のテストか開幕戦で
発生する問題だったと思います

逆に言えば、今年の開幕に期待していたレベルにRBRの車体が追い付いて来たと言えます

跳ね馬やマクラーレン、ルノーを見る限りでは、約四ヶ月、10戦にしてリカバリーしてきたのは、驚異と言えます

車体が良くなると今まで、より早くスロットを開ける事が出来ます
そうなると、MGU-HやMGU-Kの運用タイミングが異なってきます
それは最近のフェルスタッペンに発生している、バッテリー不足の原因になります
昔でいうと、セナ足をやられて、それに合わせた暖気に切り替えたような作業が…良い例えではないかな?
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ホンダF1 「マックス・フェルスタッペンのターボラグは重要な問題」
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、
F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンが抱えていたターボラグの問題は
根本的な問題ではないものの、ホンダとして重要な問題だと捉えていると語る。
ホンダは、F1フランスGPで“スペック3”エンジンを投入。
レッドブルもシャシー側を改善し、オーストリアGPでは今季初優勝。
続く、イギリスGPでもフェラーリを上回り、表彰台に挑戦するペースをみせた。
しかし、マックス・フェルスタッペンは
F1イギリスGPの週末に頻繁にターボラグの問題を訴えており、
予選ではそれによって0.15~0.2秒を失って
ポールポジション争いを逃したと感じていると語っていた。
問題はスロットルを介したマックス・フェルスタッペンの供給が
エンジンと合致していないことによる
小さなキャリブレーションの問題だと考えられている。
通常であれば、
ステアリングのエンジン設定の調整によって
すぐに解決できる問題であるはずだが、シルバーストーンでは解決しなかった。今週、ホンダは徹底的に調査しており、
次戦ドイツGPまでに対応できることを目指している。
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、
今週HDR Sakuraと現場で分析を継続しており、
“どのキャリブレーションを変更する必要があるか、
フィーリングや問題を修正するためにどれくらいの変更が必要か”
を検討していると語る。
「我々はマックスとこの問題について、どのRPM、どこでスロットルを踏み、
それがどのように適用され、いつラグを感じたのかなど、
詳細について話し合いました」と田辺豊治はコメント。
「それから正確な場所を調べました」
この問題は信頼性問題のような根本的な問題ではないが、
田辺豊治はホンダとして、ドライバー、チームにとっての
“技術的、
パフォーマンス面、
そしてエンジニアリングの面で大きな問題”だと考えていると語った。
「故障などの問題ではありません。別の種類の問題です」
と田辺豊治はコメント。
「ですが、我々は重要な問題だと理解しています」
レッドブルのF1チームを務めるクリスチャン・ホーナーは、
この問題はシャシー側の改善の結果であり、
マックス・フェルスタッペンは以前の“クルマの許容範囲”とは異なる方法で
スロットルを適用しているためだと考えている。
「マックスがスロットルを適用するスピードの問題にすぎないと思っている」
とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「これまで見たことがないものだ。
なので、ダイナモ上で片付けられることができる種類の問題だ」
「ホンダの問題だと思うが、彼らはそれについてかなり自信があるようだ」
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そうなのです
これは基本的にソフトウェアの問題なのです
PUのエンジンマッピングは、GPS等の位置情報によって自分が何処に居るかを把握して適用されてます
確か…ちょっと自信がないけど
なので、何処でエネルギーを回収し、放出するかと言うのは、これに影響されます
しかしレース等においては、状況によっては、使いところを変える必要が有ります
これらがモード等に予め設定された、部分設定変更です
しかし今回のターボラグは、予選から顕著になってきたと、記憶しているのですが
金曜日は、旧スペックを使用しているのと、空力アップデートのデータ取りのため、マージンを持った走りをしていたのかもしれません
土曜日、予選でフルアタックした結果、今までと異なるタイミングが現れたということなんでしょう
既にパルクフェルメ状態で、エンジンマッピングを変更することは出来ませんので、この問題はレースでも、残りました
しかし、要はフェルスタッペンの使い方にソフトウェア関係が合ってないということなので、ホンダは情報を収集しソフトウェア修正を行うでしょう
そしてダイナモで、再現できれば限り無く理想値にもっていけます
しかし、これは完全にいたちごっこの作業ですから、
車体の性能が上がればまた同じよな現象が発生するんでしょうね
でも、それはそれだけ速くなっていく作業なので、とても良いことだと思います
さて次のドイツでは、直ってるかなぁ
