
ようやく、アメリカGPです
世間では、年内最後のイベントであるアブダビタイヤテスト終わってしまったのに
( ^▽^)
では、アメリカGPですが
話題の一発目は
RBRがFIAに確認を依頼した燃料流量に関する『技術的指南の解釈』でしょう
レギュレーションでは、燃料の流入は1時間に100kgを超えてはならないと
決まっております。
しかしその計測するセンサーは常時測定しているのではなく、一定間隔毎に
断続的な測定をしています
そのため、RBRのチーフエンジニアであるポール・モナハンは
”測定されていないタイミングで多くの燃料を流入させた場合の合法性について
何度かFIAに確認を行っていた”とコメントしております
その回答がアメリカGPの土曜日の朝にFIAからあり、
それが違法ということになりました
F1は予選だろうが、決勝だろうが関係なく
走る際のピストンへ送る燃料量を100kg/hと制限しています
いまいちピンときませんが
搭載燃料が105kgだったと思うので、リットルだと大体140L
F1は305km以上走行がレースで、1周5.8-6kmなので
レコノサンスを入れると340kmぐらい
なので、1L=2.4kmになる
これが、2013年のNAエンジンになると1L=1.3kmぐらいになる
それだけ現行のPUは少ない燃料で走っているのだが
燃料が少ないと、爆発する力は弱いので、パワーは落ちている
多分ね・・・ややこしすぎて自信無くなってきたが・・・
ここでパワーを出すために、センサーで監視されてない間隔の時に
燃料を多めに送り込む
そうすると、燃費は悪化するが、パワーは上がるという
ここで問題は、燃費が悪化するってこと
レース中、常時この方法で燃料を送り込んでいると、完走が怪しくなる
多少燃料を多めに積んでおき、数周使う分には良いが
しかし、積めば積むほど、車体重量があがり、車の運動性能は低下します
でも予選は、燃費は関係ないのです
必要なラップ、最低でも三周持てばOKなので
燃料を積んで使います
その結果、土曜日の予選で記録される最高速は全て跳ね馬がトップに居ます

前戦のメキシコの最高速(予選)

しかし、アメリカGPの予選で異常が発生しました
このタイミングが、RBRがFIAに対して行った質問に対する技術指南の影響と云われてます
この時、FP3でルクレールにはPUトラブルが有り、予選、決勝はダウングレードを使用していますが、このダウングレード、スパでも圧倒的に力を見せつけました
そこからマイレージを削り、パワーダウンをしていますが、結果が極端すぎます

代表ビノットさんは、ダウンフォースを付けたためと説明をしていますが
同じような状況はシンガポールでの結果からも疑問になります
この辺は、次の話題のバンプに絡んでいるのかもしれません
今回の舞台サーキット オブ ジ アメリカズ(COTA)ですが
かの半島のサーキットは、元水田の上に作られ、沈んでいってました
沈んで消えろ!!って感じですが
ここCOTAは、粘土層の上に作られております
なので、地層が動きやすいとか
開催二年目でバンプが発生し始め
今年はジャンプ台と言われるようなバンプが発生したそうです
現代のF1カーは基本バンプが苦手です
それは、フロントウイングを極力下げる、レイキという設定をするために
フロントサスペンションがほぼ動かない感じに作ります
動かない訳では無いですが・・・

ダウンフォース発生がナーバスな車は、最も発生する状態で車の姿勢をキープしたいので、”ほぼ”の部分を無くします
そうです、動かない様にしてしまいます
それはリアサスペンションも同じ
そうすると、バンプで跳ねるのです
跳ねると、反動でアクセルが踏めなくなります
COTA、ジャンプ台と言われるバンプは1か所ですが
様々な個所にバンプが存在します
そうするとチームはサスペンションで動きを吸収しようとしたいのですが
そうなると、車高の変化が発生し、ダウンフォースが弱まります
それでは、コーナーでのボトムスピードが低下しタイムに響きます
そうなった場合、ダウンフォースでこのバンプの動きを抑制しようと考え
ウィングを立て、レイキ効果を上げるためにサスペンションを固めす
これが跳ね馬代表のいう、最高速が遅くなった理由

確かに立ってます
でも

シンガポールも変わらない

スピードトラップを落とすのは、前戦までだと考えられない
なので、ダウンフォースを付けたてのは、皆、信じなかった
実際、予選結果は接戦だった訳で、
ルクレールはPUをダウンスペックしていたので、確証が持てなかった
そんな中で決勝が始まり、バンプに跳ね馬は呪われます

スタート直後からベッテルは不調が発生します

どんどんと順位を落とす中、7周目

サスペンションが壊れます

こんな感じ
バンプに当たったのではないかと云われてますが
固めたサスペンションが耐えれなかったような
そんなベッテルをスタートで抜き去ったフェルスタッペンがボッタスに迫り
接触します
当初はフロントウィングの損傷だと思われていましたが、フロアに大きなダメージを受けており、ダウンフォースのバランスを崩しており、ハミルトンに追撃されます
RBRは早々にフェルスタッペンをピットインさせ、ダウンフォースバランスの調整を行います
そのピットインにカウンターを打った、ボッタスが翌周にピットインし、
この二人の2STOPが確定しました
このGP不調のハミルトンですが、二人のピットインでトップに立ちます
6度目の戴冠を優勝で飾りたいハミルトンは、チームと勝つための算段をします
しかし、チームはボッタスと公平を守りたいので
可能性を提示します、それが1STOP作戦です
COTAのバンプ状態では、非常に難しいのですが、2STOPのボッタスに勝つ可能性はそれしかなく、ハミルトンのタイヤマネージメントに掛けることにします
35周目、ボッタスが2回目のピットイン
後はコース上の戦いになり、チームはボッタスにハミルトンを抜くことを許可し
ます
既に11周以上も走ったタイヤで走るハミルトンは、無茶な抵抗せずにパスさせます
終盤、同じような状況がハミルトンとフェルスタッペンに発生しますが
マグヌッセンががコースアウトして発生したイエローで追い抜きチャンスを失います

結果
この段階でハミルトンの6度目の戴冠が決定

控室で祝福するベッテル
さて次は、ブラジル
没25周年のアイルトン・セナが眠る地
第二のセナになりそうな、フェルスタッペンとタッグを組んだホンダ
何かが起こりそうな・・・奇しくも故本田宗一郎氏の誕生日が決勝と・・・
まぁ起こったのですけどね("⌒∇⌒") キャハハ
そして、失速した跳ね馬が復活するのか・・・しなかったんですがね
また頑張って感想文書こう!!(* ̄0 ̄*)ノ オォー!!