
23年ぶりの開催のメキシコGP
全く記憶にないのですが・・・ウィリアムズルノーの時代、ナイジェル マンセルが勝ってから23年ぶりらしいです
今回、サーキットを観て、驚きました
ランオフエリア確保のために改修されたのですが、サーキットエリアに有った野球場を流用して、類を観ないサーキットを作ったのだった
その光景は、圧巻であり、多くの観客がこれに華を添えた
兎も角、見える範囲、大勢の観客で埋まっており、近年のF1人気の無さが嘘の様でした
このサーキット、標高が高く、気圧が0.8気圧しかありません
要は空気が薄い
空気が薄いと
まずエンジンが回り難くなります
パワーダウンですね
そこで有用なのが回生パワーになります
昔は燃料混合比などを工夫してのパワー競争だったのですが、今は、多少ダウンしても
それを補う、回生パワーがあります
現に予選ではメルセデスの回生能力の高さに注目されており、
熱の入りにくいソフトタイヤに対して二周連続アタックにより熱入れとタイム出しを行いました
次に空力的には、空気が薄いのでドラッグが軽減し、最高速が伸びる傾向があるものの
代わりにダウンフォースが低下します
今回、各チーム大きなウイングを用意していましたが、解説で説明があったことだと、モンツァ並みのダウンフォースしか発生していないそうです
さらに、新舗装された路面は摩擦が低く、グリップもえられない
そこで、メルセデスは、大きなダウンフォースを付け、パワーで押す作戦に出ました
まぁそれでもグリップ不足には悩まされていたようですが、特にハミルトンは、ロズベルグに比べるとアグレッシブなので、
その影響が予選結果だと
そのメルセデスを追う、他チームにおいて、本来筆頭はパワー恩恵を受ける、ウィリアムズになるのですが
このチーム、元々ダウンフォースがない
残り、フォースインディア、ロータスも例外ではない
で、追撃したのが跳ね馬になります
彼らが取った方法は、ダウンフォースを削り、最高速を伸ばす策です
これが結果的に、決勝でのベッテルのスピンにつながるんでしょう
で、ダウンフォース絡みで戦うと必ず上位にくるチームがあります
そうです、RBR
今回もパワー不足ながら、空力能力を生かして上がって来ました

ベッテルは何を見てるんでしょうね
滑る路面、薄い空気 メキシコGPのキーワードになるんでしょう
決勝は、終わってみればロズベルグの完勝
メルセデスのハイライトは、48周でのタイヤ交換かもしれませんが、ハミルトンの反抗というハイライト
年間最多勝を狙っていた彼には、悔しい決断だったでしょうが、
ロズベルグ個人のハイライトである1周目の攻防で、負けた結果なんでしょうと第三者的には思います

この間隔以上近寄ると後方気流によりダウンフォースが抜ける可能性があります
抜けると、ロシアでのグロージャンの様に飛びます
今回のレースは、折り返しまでに盛り上がりが終わった感想があります
まぁペレスの1STOP作戦は横に置いといて、結局チームメイトに出し抜かれたので

解説でもありましたが、ベッテルの久しぶりのテンバりが発生した為に、メルセデス二台の独走を許した結果になりました
ライコネンもそうですが、跳ね馬はダウンフォースを削り、綱渡り的な走りをしていました
チャンピオン経験者を要するある種、博打的な戦いかたでしたね
まぁハイリスクの負の方が出た結果でしたが
ハマれば、終盤まで盛り上がったでしょう
最後に

ようやく、この人の勝ちかたを思い出したのでしょうか?
今年は去年のハミルトンの戦い方を研究し、同じ方法で戦っていたようですが
どのように…というと、レース重視のセッティングで、予選で、無理をする戦い方と、私は思っています
なので、レースで早さがあるのです
片やロズベルグの去年は予選重視で、ポールを取り、逃げ切る
今年はこれを、ハミルトンにレースで対抗するために、レース重視にしたために、予選で失敗する傾向がありました
それが、尾を引き、レースでも失敗する悪循環
それを、途中から去年の考えに戻して4連続ポールを獲得しましたが、
予選重視はレースの長丁場には厳しいため、余裕ある走行が必要になりますが、
ハミルトンのプレッシャーに負け、自爆などが発生してまっした
しかし、今回、タイトルのプレッシャーから解放されたからか、パニクることなく
レースコントロールに成功し、完勝
やれば出来るやん、ロズベルグ
まぁランキング二位を奪還しないと、さらにチーム内立場は危うくなりますので
まぁ時すでに遅しかもしれませんが
お坊っちゃんニコは、もう少し無神経さを身に付けるべきだと思います
今回のハミルトンの様に、余裕をもって勝ちにこだわるべきだと思います
でも、ひねた考え方をすると、メルセデスチームって、
オーストリア人に支配されたチームです
ドイツ人に恨みでもあるのかもしれませんね
(^-^)ニヤニヤ
私は、ハミルトンを苦しめる観点から考えると、リカルドをチームメイトにする方が面白いかと
思ってます
それはロズベルグにない無神経さと、あの笑顔に隠された政治的な手腕ですね
彼の発したコメント読んでると、嫌らしさが滲んでます
ベッテルが、跳ね馬入りを妨害した様に
純粋系のチャンピオンたちには、チームメイトにしたら天敵だと思います
脱線しました、まぁ私はニコにメルセデスを出るべきだと思ってます
あのチームは既にハミルトンのチームとなっているのですから
ニコは、全てを優先にしてくれるチームでないと輝けないと思ってます
まぁ他に好条件が出来るまでは我慢ですが、その間に、如何に脱お坊っちゃんが出来るかです
いい見本はアロンソだと思ってます
タイトル取った時のアロンソそっくりですから
それが出来たら、是非マクラーレンホンダへ(^-^)
更なる脱線ですと、
色々話題がでっていますが、
アストンマーチンとか、RBRの件とか
それはまたの機会に
RBRホンダは、是非とも実現して欲しいです
マクラーレンにプレッシャーを掛けるために
でも、そうなるとRBRホンダが有力チームになるかも・・・
残り二戦、周りの話題が気になりますが
楽しみましょう