
現王者、ロズベルグが引退したために、発生した混沌ですが
ある程度、方向性が見えてきたような感じですね
なぜ、簡単に決まらないのかとか思っていたのですが、
大人の事情があるようですね
今のF1低年齢化の影響が有るとは、思ってもいませんでした
やはり、F1は大人の趣味なのですね
お金や大人の趣向が・・・
さて、
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ウィリアムズ、マッサに7億円でF1引退撤回をオファー 思わぬ法律的な問題に直面
F1から引退したフェリペ・マッサだが、
ウィリアムズから“F1引退撤回”のために
600万ユーロ(約7億4000万円)のオファーを打診されているようだと『Grande Premio』が報じた。
ウィリアムズは、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)がメルセデスAMGへ移籍した場合、
2つの問題があるようだ。
■1)経験
1つは、ウィリアムズの技術的な理由で、
F1ルールが変更になる2017年は経験豊富なドライバーが必要ということだ。
■2)法律
もう1つは、メインスポンサーの酒類メーカー『Martini(マルティニ)』との関係だ。
イギリスを含むいくつかの国では、
法律で25歳以下のドライバーを『広告イメージ』として使用できないという問題があるようだ。
■ウェーレイン、年齢問題クリアできず
来シーズン、ウィリアムズには18歳の新人ランス・ストロールが乗ることになっている。
27歳のボッタスが抜けた場合の後任として、
メルセデスAMGが代わりにオファーしているのはパスカル・ウェーレインだが、
ウェーレインはまだ22歳で、
経験云々の前に、お酒の広告に関する法律問題をクリアすることは不可能だ。
■やはりマッサしかいない?
もしウェーレインを乗せると、
ウィリアムズとしては『Martini(マルティニ)』の撤退、
もしくは契約違反という不測の事態も考えられ、
ウィリアムズとしては何としてでも“経験豊富”で“35歳”のマッサが必要となる。
他に25歳以上で経験豊富なドライバーで獲得の可能性が高いドライバーがいるだろうか?
もともとマッサは、ランス・ストロールと契約する方針だったウィリアムズにシートがなく、
ウィリアムズ以上の良いチームに移籍できる可能性もなかったことから、
F1引退を決意したと報じられており、今後もプロとしてレース活動は続けていく方針だった。
F1界やファンから祝福され、幸せな引退をしたマッサとしては“F1引退撤回”は複雑な心境だろう。
しかし、1人の『プロのレーシングドライバー』として考えた場合、
若年化が進むF1の世界で、
35歳のベテランが『F1、しかもウィリアムズから7億円のオファー』をされたというのは名誉なことで、プロとして、これ以上の嬉しいオファーはないだろう。
すでにマッサにはオファーが提示され、マッサの返事を待っているという。
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若年化による、スポンサー問題とは、凄い話になってきました
最近は、石油メーカーや航空会社、ドリンクメーカー等のスポンサーが多く
昔のような、煙草など未成年者、若年者などに影響することは無かったのですが
酒造メーカーをメインスポンサーにしているウィリアムズとしては、契約違反になりかねない事柄です
こういう情報が流れてくるということは、来季の銀矢のシートはボッタスで決まりなのでしょう
あとは、どういう条件が付くのか、契約の問題なんでしょうが
ウィリアムズ的にはスポンサー契約に影響するので、駆け引きが続いているのでしょう

この辺、貧乏くじはウォーレンですね

若さある才能が評価されないとも言えます、二年目なのもネック
で、本来なら、引退した訳でないベテランと契約すると将来性が有るのですが、
そこは老舗チーム(今は名門とは言いたくない)継続性を重んじるそうです
パトリックヘッドなどの引退によって、過去からの考えは消えたか、止めたかたと思ってましたが
やはり、過去の経験から、継続性を重んじるようですね
さて、今回はマッサを考えると
マッサは、F1においては、22人のドライバーとしては実績も十分であり
昨シーズンの成績からも、まだまだやれる状態です
ただ、引退の為に、来年の新規格に適用準備をしていない可能性があり、体力面での問題が有るかもしれません
まぁその辺は経験値で、カバーし、追いつくでしょうが
問題は、過去ウィリアムズ及び跳ね馬を観ると、このマッサに開発は無理じゃないのかと思います
フィードバックは優秀なのは、過去実績が証明していますが
より速い、強い車を作る、導く才能については疑問符が付きます
シューマッハ時代後半における跳ね馬の失速、そして低迷
ウィリアムズ時代における低迷
それまで上昇傾向にあった、チームがマッサを軸に開発を始めた途端に下がっていったと思っております
これは、JBにも言えることなのです
F1チームというのは、スター選手を確実に一人擁しておかないと失速するものです
で、そのスター選手を軸に、それを支えるテスタードライバーが必要です
端的に、この条件を今シーズン満たしていたのが、マクラーレンホンダなのです
車の出来はJBの成績が表わしており、それをアロンソが引き上げる
で、アロンソの情報を基に車を改善し、JBで基準で車の改善をチェックしていたのです
これはフォースインディアにも言えることです
この手の組わせは非常に重要だと思います
銀矢も、ハミルトンの底上げを、ロズベルグで確認していた感じが有ります
なので、ロズベルグの突然の引退は、銀矢のエンジニアチームへ混乱をもたらしたのです
で、この条件から、マッサを観ると、過去好調期では、マッサはテストドライバーの時期が
良かったと思われます
跳ね馬加入1-2年期
実はこれ以降、主な開発に関してはシューマッハからマッサに移行しており
これはライコネンの時にもそうなり、アロンソ加入時に変化します
でもその後、マッサに変わってライコネンが加入したことにより
スター選手二人という状態になり、混沌とします
現状では、ライコネンをスター選手として、ベッテルを基準のテストドライバーと考えてる節があり
この部分で、ベッテルの不満が大きい気がしています
今回の混沌状態で、ハミルトンがアロンソ、ベッテルが仮に加入した場合について話していましたが
多分この辺の話になるのでしょう
地道に安定した情報収集をするドライバーが・・・的な
なので、仮に
ウィリアムズ→マッサ、ストローム
銀矢→ボッタス、ハミルトン
となった場合、両チームにとって低迷の切っ掛けになるかもしれません
ウィリアムズのマッサが、ストロームの為に、教育係及び地味な情報取集をするならば
変わるかもしれませんが・・・
果たして、デーモンヒル、ビルニューブの時の様に出来るのか
クレア・ウィリアムズの手腕に掛ってますね
なんせ、後ろには、ベストな体制のRBRが控えておりますから
年明けの発表が楽しみです