
題目とは違う記事から、始まります
メディアなどを見ていると、跳ね馬の車は最強って感じが大いにあるのだけど
ちょっとストレートでの回生の長さが、他より長くなって、ストレートが早くなっただけ
なんだよねぇ
まぁそれで、タイヤが優しいのを利用して、物凄いロングランが出来れば
ある意味最強なのかもしれないけど
そんなことはないのです
そのように見えてたのは、銀矢がタイヤに問題を抱えた時だけ
まぁ今年は、去年よりその傾向が強かったんで、フェラーリ強いって感じになった
解説の人たちは、銀矢が最強っといってたので、この辺は非常に正しかったのでしょうが
個人的には違和感ではあった
結局銀矢の開発が失敗して、跳ね馬のレベルに落ちてきただけ
なので、どちらが強いって話には、首をひねるのです
まぁ最高速が早くなったのは、認めますが
で、同じような状況では、何が差を出すか、今年はその辺が結果として表れているのかと思う
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セバスチャン・ベッテル 「フェラーリが最速マシンという認識は間違い」

セバスチャン・ベッテルは、
今年のフェラーリがF1最速のマシンだったという認識は間違っており、
頻繁にメルセデスに対してアドバンテージを築けていたわけではないと語る。
先週末のF1メキシコGPでは
メルセデスのルイス・ハミルトンがチャンピオンシップ争いに決着をつけた。
シーズン前半はタイトル獲得の可能性もあったセバスチャン・ベッテルだったが、
後半戦はミスやアップグレードの失敗によって失速している。
フェラーリは、F1パワーユニットでメルセデスを上回ったとされ、
シャシー時代もメルセデスより速いと目されていた。
しかし、セバスチャン・ベッテルは、
メルセデスに対して大きなアドバンテージがあったと考えるのは間違いだと語る。
「僕は他の人とは異なる意見を持っているかもしれない」
とセバスチャン・ベッテルは Autosport にコメント。
「僕たちにとても強いクルマがあったというのは完全に事実だ。
でも、僕たちが支配的なクルマを持ってるという人々の認識が真実だとは思わない」
「結果を見れば、どこに優位があるかはわからないと思う。
条件がどうであれ、スパで僕たちはポールを獲れなかった。
僕たちはオールージュで全開で走れるスパの設計によって勝った」
「去年の僕たちは馬力が不足していたのでオーバーテイクができなかった。
今年はそのような不利な部分はなかったし、
トウの恩恵を受けて、(ポールポジションのルイス・ハミルトンを)抜くことができた」
「でも、実際にはルイスはずっと1~3秒後ろにいた。
彼には同じペースがあった。
僕たちは同じタイムで走っていたし、ある時点で彼は諦めた。
それが僕たちが8秒のギャップを築いて勝った理由だ。
僕にとっては支配的なレースではなかった。とても拮抗した戦いだった」
セバスチャン・ベッテルは、メルセデスがシーズンのバランスを見越している場合が多かったと語る。
「僕たちが接戦を演じたレースはたくさんあったし、
僕たちにはレースでとても良いペースがあった。
でも、僕たちが支配したレースはなかったと思う。
逆に彼らが支配していたレースはあった。
スペイン、フランス、ロシアを見ても、僕たちがそのようなレースをしていたとは思わない」
「僕たちのクルマは悪かったと言うためにここに座っているのではない。
まったくそうではない。
強いクルマであることはわかっている。
でも、人々の認識とは違って、僕たちに支配的なクルマがあるとは思っていない」
今シーズン、セバスチャン・ベッテルとフェラーリにはミスが目立った。
しかし、セバスチャン・ベッテルは
シンガポールとロシアでメルセデスが示したスピードの優位性によって、
タイトル獲得の可能性が潰えたことが明らかになったと語る。
「ほとんどの場合、僕たちは十分に速くなかった。
結局、チャンピオンシップを戦うためにはスピードが必要だ」とセバスチャン・ベッテルは語る。
「去年はシーズン中盤まで僕たちがとても良くなっていることがわかった。
その後、いくつかのトラックは僕たちの合わなかったし、
DNFなどもあって、僕たちは勢いを失ってしまった。
でも、勢いを失ったのは僕たちが十分に速くなかったからでもある」
「残念ながら、今年もいくつかの点では同じだった。
いくつかのレースで僕たちはメルセデスと比較してペースがなかった。
僕たちは十分なポイントを獲得することができなかったし、
2~4戦では説明する必要はないと思うけど、かなり大きなギャップがあった。
それは残念なことだった」
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こういう記事があると、ベッテルを叩く人が居るんだけど
そこまで、批判はする必要がないのではないかと思う
今年のハミルトンが称賛されているが、じゃぁベッテルが出来ないのか?という疑問がわく
今年のハミルトンのレース中の無線などを聞いてると、四連覇の時のベッテルとRBRの無線を思い出す
それは、フェルスタッペンとRBRでも同じである
この辺が異なるのがアロンソとマクラーレン
この辺、アロンソが特殊のような気がするが・・・
ベッテルとフェラーリの無線を聞いてると、非常に疑問に思う
レース中の無線なんて、ドライバーに的確な指示、的確な情報を与えて
ドライバーが安定してドライブできるようにするものだと思ってる
走り出したら、あとはドライバー任せとはいかないのが、現代F1だと思ってる
失礼な言い方だが、ドライバーの部品化が進行していると思ってる
そうなった場合、チームが如何にケア出来るかだと思う
まぁ宇宙船を操作してレースしているとは、アロンソの言葉だが、
そういう中で0.001秒的な争いをするのに、ドライバーだけでは戦えないのではないだろうか
と、個人的に思うところで、デラロサの記事なのです
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「フェラーリはベッテルを守り損ねた」とペドロ・デ・ラ・ロサ

元F1ドライバーであり、フェラーリのテストドライバーを務めたこともあるペドロ・デ・ラ・ロサは、
フェラーリがセバスチャン・ベッテルを守り損ねてしまったのが
今季のF1タイトル獲得を逃すことになった重要な要素だったと考えている。
今季はメルセデスをしのぐF1マシンを手にしたと言われていたフェラーリだが、
最終的にベッテルはルイス・ハミルトン(メルセデス)に大差をつけられて
今年のF1ドライバーズタイトル獲得に失敗してしまった。
デ・ラ・ロサは今季のベッテルとフェラーリについて、
母国スペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に次のように語った。
「フェラーリはハイブリッド時代に入ってから始めて、
あらゆる面でメルセデスのレベルに匹敵するクルマを手にした」
「だが、ベッテルのミスと相まってフェラーリが彼を守らなかったことで、
彼らはF1タイトルを取り逃してしまったんだ」
フェラーリがベッテルを“守らなかった”とは具体的にどういう意味かと尋ねられたデ・ラ・ロサは
次のように答えている。
「ドライバーが活躍するためにはチームが彼を守らなくてはならないんだ。
ミスを犯したようなときにね。
フェラーリの場合は特にそうだよ」
「もしそうしなければ、
ドライバーは自分が犯したミスによって生じたプレッシャーにうまく対応することが
非常に難しくなってしまう」
「私は彼がドイツ(第11戦)でクラッシュしたときのことを覚えているよ。
すごく目立つミスを犯したことで、ベッテルにとっては強烈な打撃となってしまった。
だが、ドライバーはあまり強く守られていたようには見えなかった。
私にはそうは思えなかった」
「そしてモンツァ(第14戦イタリアGP)では、
ハミルトンが彼を劇的にオーバーテイクしてレースで勝利した。
私は、あれはベッテルが苦しめられていたプレッシャーによるものだったと思っているし、
チームはもっと公然と彼を支援するだろうと思っていたよ」
「彼も内々にはサポートされていたのかもしれない、
だけど、プレッシャーを和らげるためには公然とそうすべきだったんだ。
とりわけイタリアのメディアから守るためにね。
ああいう時には、フェラーリで勝つのはさらに困難になってしまう」
そう主張した47歳のデ・ラ・ロサは次のように付け加えた。
「ひとたび
まずい方向に向かい始めると、
フェラーリにおいて集中を保って冷静でいることはものすごく難しいからね」
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先ほどの個人的な意見にさらに、フェラーリという特殊な条件が加味される訳ですね
F1ドライバーは超人ではないと思うのです
特に、物凄い注目を集めるフェラーリドライバーにおいては
じゃぁハミルトンなら、問題がないのか?
個人的には、今のフェラーリのサポート体制では、問題は出ると思ってます
二年前の2016年、ロズベルグ VS ハミルトンの場合でのハミルトンの不安定性は
結局、チームのサポートがチームメイトより不足していると感じたためではないだろうか
その為に、2位が少ない結果となり、優勝10回(ロズベルグ優勝9回)ながら5ポイント差で敗れた
そしてその戦いの反動でロズベルグは引退した
そこからチームはハミルトンに集中し、完全なナンバーワン体制に移行している
これが、今シーズンにおける銀矢の強さの一つだと思う
そしてその反対が、フェラーリにおけるドイツGPのベッテルのリタイヤだと
個人的には思ってる
チームがドライバーの不安を排除できなかったために、雨に足を取られた結果である

後の分析では、ベッテルはペースを落としても勝てた可能性が高く、
迫りくるハミルトンに対して、雨の中マージンを作る必要はなかったのだ
それをフェラーリのストラテジストは、分析し、ドライバーに伝えることが出来なかった
この辺が、今シーズンの跳ね馬の弱さだと個人的に思ってる
そして、来年ルクレールが来る

肝いりの若者と、外様のベッテル
リソースを分けるしかないチームと、一人にリソースの大半を注げるチーム
この決断が、ベッテルがプロストとなるか、シューマッハになれるかに分かれる分岐点かも
個人的には、私も色々サポートして欲しいっす
特に運気が悪いから、色々疲れる(--; ゲソ~
