
11月は本当に暖かい日が多かったですね。そんなわけでまた週末が暖かそうだったので今度はGoToを使って急遽東北へ。この週も北陸方面は雨で、今年の秋は北陸へ行けずじまいです。東北方面は太平洋側は晴れ/曇りという予報だったので、宿を仙台に取って安達太良山周辺と蔵王を回ってみることにしました。そしてツーリングへ向けてタイヤを交換し、シートも入手・交換しました。この日は温泉にゆっくり入りたかったのと、タンデムにしては距離をまぁまぁ走るので早めに出発。首都高は混雑しているもののまだマシ、東北道は川口JCTあたりから渋滞が始まっていました。3連休の初日だったのでしょうがないですね。気温は朝にも関わらず16℃ほどもあり、完全ウインター装備では少し暑いくらい。なのでグローブは春秋モノ、インナーウェアも薄めのです。東北道は久喜あたりまで渋滞し、その後数珠繋ぎ状態が宇都宮付近まで続きました。宇都宮の手前辺りから、那須の山が見えてくるのですが、山に雨雲がかかっているのが見えてきました。関東は晴れているのに那須を堺に雪に変わる、冬型のような雲の出方。。。そこへ段々と近づき、気温はどんどん下がり10℃前後。そして遂に雨が降ってきました。ちょうど3時間ほど走った那須高原SAで食事と冬支度(?)。電熱ベストを着てウインターグローブへ。ガスを入れて出発すると、本格的に降ってきました・・・。路面は完全にウェット。
郡山から磐越道へ入り、磐梯熱海で降りて母成グリーンラインへ。宇都宮までの混みようは何だったんだ、というくらいめっちゃくちゃ空いてますw。
が、雨が降ったり止んだりで路面は終始ウェット。木の葉もすっかり落ちて、雪こそないものの冬間近の木々という何だか寂しい雰囲気。そして母成を登っていくとどんどん気温が下がり5℃くらい。今回は早めに先月の裏磐梯よりインナーを1枚多めに重ねていることもあって意外に寒くは感じません。因みにインナーは基本登山用のウェアで、それに電熱ベストを組み合わせてます。母成グリーンラインを登り、R115を経由して磐梯吾妻スカイラインへ入り、浄土平を目指そうとした・・・ところ・・・磐梯吾妻スカイラインは冬期閉鎖! そうでした。本当に本気ですっかり忘れていたのですが、もう11月の下旬だったのです・・・。しかし高湯温泉には行きたいのでYahoo! ナビをセット。R115で土湯トンネルを超えて福島市側へ降りていき、今度は県道30号で野地温泉を目指して登っていきます。
気温はどんどん下がっていき、野地温泉付近では車載温度計が遂に氷点下0.5℃(汗)雨が降り続いているので凍結の雰囲気はないのですが、雨に雪が混じってきました。これはヤバいなぁ、と思いつつ何も疑わずナビに従っていたのですが、結局磐梯吾妻スカイラインへ出てしまいw
当然冬期閉鎖なのであえなくUターン。Yahoo!カーナビって冬期閉鎖情報をリンクしてないのか・・・。(Google Mapはちゃんと回避してました)
再び県道30号を下り、R115で福島市まで下って今度は高湯温泉まで登り直し。福島市内まで下ると基本的には雨が止んで晴れてくるのですが、山の方は雨なので、ハワイでもここまで見ない、というくらい虹を本当に多く見ました。数年かかって見る虹を数時間のうちに見た感じです。
ようやく高湯温泉に到着。今回は温泉宿の日帰り利用ではなく、共同浴場「あったか湯」へ。なんと一人250円という安さ。この辺りの温泉は、単純硫黄泉で綺麗な乳白色が特徴です。硫黄臭が強いので、下着類は何回か洗濯しても臭う覚悟が必要ですw。何しろ硫化水素ガス濃度が高いため、ガスが滞留しないよう風呂は露天しかないという温泉なのです。ゆっくり風呂に入って出たのですが、雨はまだ結構な降り方です。。。しかし市内を見下ろすとやはり市内は晴れているようで虹がかかっています。
気温が低い上に雨とあってはあまりワインディングが楽しめる状況でもないので、真っ直ぐ仙台へ向かうことにしました。平地に出ると仙台まではほぼドライ。
ヤマハのFJR1300とランデブーしたため、あっという間に仙台に着きました。FJR1300は今まで何回か高速道路で遭遇しているのですが、本当に飛ばす人が多いんですよね。何故だろう・・・。仙台駅前のビジネスホテルへチェックインし、GoToのクーポンを頂いて牛タンで飲んだくれて寝たのでした・・・。
翌日は素晴らしい天気。この日は蔵王へ上り、どこかの温泉に寄って帰ることにしていました。蔵王までは高速を使わず下道です。R286は仙台を出るとすぐにワインディングになるのですが、山形へ向かう幹線道路になるので交通量が多いです。のんびり車列に繋がって走りますが、それにしても天気が良くて気持ち良い。
釜房湖を過ぎて蔵王へ向かう県道47号へ入ると交通量はほとんどなくなり、田舎道を快走。いや本当に気持ち良い。
しばらく走ると遠刈田温泉に着き、ここから蔵王エコーラインです。が、ここにも冬期閉鎖の案内が・・・そりゃそうだ。磐梯吾妻スカイラインが冬期閉鎖なら、更に北にある蔵王エコーラインが通れるわけがない。が、あまりにも天気が良いので登れるところまで登ることにしました。行き止まりなので当然ですが交通量は極めて少なく、本当に気持ち良く走れました。同じようなことを考えているだろうバイクが案外多く走っていましたけどねw。それにしても今回交換したMICHELIN Road5 Trailは抜群のグリップとハンドリングを見せ、とても安心して走れるのでシューズやスタンドを擦りまくってしまいました。
まずは途中の不動滝展望台。
そしてしばらく上ると行き止まり・・・。
そして近くの温泉へ寄ろうと思ったのですが、旅館の日帰り利用は午後からとのことだったので、少し早めですが真っ直ぐ帰ることにしました。
東北道をひたすら東京へ300km、順調に走ります。本当はまた那須高原SAで昼食&給油をしたかったのですが、付近で再び気温がかなり下がり寒く雨も降ってきたので少し無理して雨雲を抜け、上河内SAで休憩。その後は交通量は増えましたが、それなりのペースで走れたのでまずまず早く帰って来れました。こうして今回は往復で900km程を走ったのですが、驚いたのはK&Hのシートの良さ。疲労度がまるで違いました。このシートとタイヤのおかげでR1200GSは更に良いグランドツアラーへと進化しました・・・。
それにしても・・・この1ヶ月でバイクだけで3,000km以上走ってるな・・・(汗
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バイク旅 | 日記
Posted at
2020/11/29 22:39:41