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2016年12月30日 イイね!

久々のボクスター

久々のボクスター自宅の改修工事に伴って友人に預かってもらっていたボクスターを3週間ぶりに取りに行き、久々に走らせました。

どこか寄り道して帰ろうと思ったのですが道路状況を見ると流石年末、伊豆・箱根方面はどこも混んでいるようなのでこれまた久しぶりに宮ヶ瀬ダムの方へ向かってみました。伊勢原から七沢温泉を通って清川村へ抜け、宮ヶ瀬を目指します。清川村まで来ればクルマも少なくなります。気温は10℃前後だったのですが、宮ヶ瀬へ登るワインディングはグリップがめちゃくちゃ低く、やたらPSMが効いてしまいました…。

宮ヶ瀬湖にもクルマは少な目。多少それっぽいバイクやクルマもいますが、まぁ時間も昼過ぎだったんでこんなものでしょうか。



それにしても空気が澄んでいて、いかにも関東の冬の晴れでした。そして低い気温のためエンジンはトルクが出ていて、実に気持ち良い音で回ります。今時の直噴NAでも酸素濃度の影響は大きいですね。そしてやっぱりコレだよなぁ…(´ー`) と、飛ばすでもなくゆっくりでもなく一人シミジミ気持ち良く流すドライブ。

ダムの方へ行こうかと思ったのですが、行ったところで何も無いのは分かっているので、クルマでは恐らく20年ぶり位にヤビツ峠へ抜けることにしました。ヤビツ峠は昨今のロードバイクブームの中、サイクリストの間ではタイムアタックで有名になってしまい、クルマでは行きにくかったんですね。何しろ自転車の数は多いわブラインドコーナーをど真ん中から飛び込んで来るわで、バイクですらちょっと恐かったんですね。数が増えればマナーが落ちるのは世の常で…。しかし季節外れのしかも年末、流石に少ないでしょう。

今日は宮ヶ瀬からなので、所謂裏ヤビツからのアプローチなんですが、いや想像以上にキツかった…。(・・;) 元々道が狭いのは分かっていました。



所々シングルトラック…と言うか基本的にシングルトラックで、たまにすれ違いが出来る譲り合いスペースがあると言う方が正しいでしょう。そんな狭さにも関わらず落ち葉や泥の流出が酷くたまにフロアに当たる程で、使える道幅はさらに狭くなっていました…。



所々徐行に近いレベルまで落とし、対向車が来ないことを願いながら進みます。幸い対向車も少なかったのですが、どうも急に寒くなってきて気温を見たら何と4°C…。ルーフを閉じて尚も進むと今度は路肩に雪が…。恐らく11月の雪がまだ溶けずに残っているのでしょう。



何台かすれ違いましたが何とかバックするような事態にはならずに済み、頂上を通過して表側へ出ました。ここまで来れば一安心。途中のパーキングで休憩。



今日は比較的空気が澄んでいたので、江ノ島、三浦半島の先には房総半島まで見えました。



さてここからは怒涛のダウンヒル!

…というわけにはもちろん行かず、のんびり下って帰ってきました。まぁこんな日もありますね。

明日は雪国へ出発です。
今年もお付き合い頂きありがとうございました。
皆様におかれましては良い年をお迎えください。
Posted at 2016/12/30 16:44:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年12月23日 イイね!

C43のフロントサスペンション

C43のフロントサスペンション981/991 系のポルシェでは、パーキングスピードレベルで大きくステアリングを切り込むとフロントのタイヤから「ボリボリ・・・」とタイヤが接地面で捩られ、引き摺られるような音と振動がします。人によってはサスペンションアームが振動するかのようなフィーリングまで感じるようです。通常のクルマではこのようなことは発生しませんが、これは所謂アッカーマン・ジオメトリーでセッティングされているためです。

アッカーマン・ジオメトリーでは、低速でスムーズにクルマを旋回させるために内側のタイヤと外側のタイヤの切れ角が異なり、内側の方がより大きく切れます。これは4輪の旋回円の中心を一致させ、内側と外側のトレッド=旋回円の中心からの距離の違い=回転半径の違いを吸収させるものです。

一方パーキングスピードを大きく超えてくるとコーナリングフォースはタイヤが全体的に微妙に横滑りしながら発生するようになり、旋回円の中心の一致はあまり大きな問題ではなくなります。ところが、アッカーマン・ジオメトリーでは転舵時にかなり大きなトーアウトが付いていることになります。そのためスピードが上がった時のステアリングの反応、フィーリングが落ちます。外乱による影響も強くなるはずです。レーシングカーでは低速時のスムーズさは全く不要なのでアッカーマン・ジオメトリーは取らず、ほぼ左右タイヤが平行に転舵するようなジオメトリー=アンチ・アッカーマンでセッティングされています。そして、981/991系のポルシェも同じくアンチ・アッカーマンでセッティングされており、そのためにパーキングスピードで「ボリボリ・・・」が出ます。

さすがポルシェ。低速時よりスポーツ走行でのフィーリングを優先させているんだな。うーむ。

とか納得していたら、実はC43もアンチ・アッカーマン・ジオメトリーなのです。C43のフロントアクスル周りは通常モデルと全く異なるジオメトリーで、静的にもトレッドが広く大きくネガティブキャンバーが付けられているのが見た目で分かります。そしてさらに大きな違いがステアリング・ジオメトリーで、通常モデルがアッカーマン・ジオメトリーなのに対してC43はアンチ・アッカーマン・ジオメトリーなのです。

C43のステアリングフィールは街中を走っている限りではそれほど路面のフィールを伝えないように感じるのですが、ペースが上がるとC200よりもフィーリングが良くなり、正確性はさらに上なのです。ネガティブキャンバーの強いサスペンションのジオメトリ、このステアリング・ジオメトリーの違いも相まってスポーツ走行時のステアリングフィールが別モノになっていると思います。

そして、さらにまだ大きな違いがあり、フロントのアップライトが全然違うのです。一目見て分かるほどC43のアップライトはゴツい。初めて見た時、ウヘーって唸ってしまいました。


C200のアップライト



明らかにゴツいC43のアップライト

ゴツいだけではなく、アンチ・ロールバー・リンクの取付点も全く違い、もう本当にコンセプトから設計まで完全に別モノと言って良いでしょう。改めて画像を確認すると、ロアアームの形状、太さも全く違いますね。


C200


フロントサスペンションは全く別モノであることがよく分かる。

そしてダンパーはビルシュタインの別体タンク付き。ダンパー自体に応力はかからないはずのダブルウィッシュボーンですが、ダンパーの径がこれまた全く異なりかなり太い。



おそらくこの辺りはC63と共有部品も多いのでしょう。雑誌やインプレで揶揄されることも多いC43ですが、こういった違いを発見するにつれC43がただの3リッター版ではないなという思いを強くするのです。
Posted at 2016/12/23 09:14:29 | コメント(8) | Mercedes | 日記
2016年12月18日 イイね!

C43 スタッドレスへ

C43 スタッドレスへC43にスタッドレスを組みました。朝晩は気温が5℃以下になることも多くなってきたので早めに変えたかったんですが、師走ともなると実家に帰ったりなんだかんだと忙しくて今になってしまいました・・・。

C43のタイヤサイズは F: 225/40R19, R: 255/35R19 となっており、C200とフロントは幅が同じでリアは245から255へ若干広く、インチアップされていてC250と同じサイズです。なのでC200で使っていたW204用のAMGホイールとミシュランXI3の組み合わせをそのまま流用です。標準の19インチからは18インチへのサイズダウンとなりますが、UK仕様のC43は標準が18インチでホイールもC200 AMG Lineと同じものが装着されているので、W204ホイールにC200の時と同様に10mmのスペーサーを組んで装着出来る・・・・・はずでした・・・汗


UK仕様のC43は標準が18インチ

しかし、よく考えたらフロントのブレーキは通常モデルとは違ってローター・キャリパーとも大型化されています。本当に問題ないのかな・・・と純正のホイールサイズを改めて確認すると・・・

C200 AMG Line
F : 7.5J x 18 ET44
R : 8.5J x 18 ET49

に対して

C43
F : 7.5J x 19 ET33
R : 8.5J x 19 ET52

・・・!? 何ですって? フロントのインセットが10mm以上違う??

組もうとしていたW204 AMGスポーツパッケージプラスのホイールは

F : 7.5J x 18 ET47
R : 8.5J x 18 ET54

C200ではこれに前後共10mmのスペーサーを組んでF : ET37, R : ET44相当でフィッティングしていたわけですが、しかしET37ではC43標準のET33には4mm足りないことに・・・。日本でC43 18インチ標準仕様を目にすることはまずないと思いますが、AMG Lineとは違うホイールなのか・・・!? もしかしたら同じでスペーサーを使っているのか!? うーん・・・想定外。


ET33のホイールでもキャリパーとの隙間はこの程度

もちろん、装着するホイールのスポーク内側の形状・厚みの問題もあるのでインセットだけが装着の可否を決めるわけではありませんが、C200の時のクリアランスを考えれば確実に干渉しそうな予感・・・。というわけで交換直前に15mmのスペーサーとロングボルトを発注、何とか間に合いました。(在庫があって良かった)スペーサーはC200と同様JAMEXのスペーサーで、ロングボルトはメルセデス純正です。正直、ハブ剛性の低下が気になるのでここまでのサイズのスペーサー(ロングボルト)は出来れば入れたくないのですが、そのためだけに新たにホイールを買い直すような出費は厳しく・・・やむを得ないところです。実際に組んだところ、どうやらスポークの厚みは比較的薄いデザインだったようで、47mm-15mm=32mm でインセットは1mmしか変わらないはずなのに、キャリパーとの隙間はむしろ標準の19インチより広がりました。


ホイールのトータルオフセットはフロントはほぼ純正と同じ、リアは8mm外へ出た計算

そんなこんなでスタッドレスを組んだC43、やはり19インチはオーバーサイズであることを実感。エアボリュームが増したことでハーシュネスは減りダンピングも良くなり、過渡特性も穏やかに・・・てこれはXI3の特性のような気もしますが、基本設計は18インチでマッチングが取れている気がします。夏タイヤも出来れば18インチにしたいところ。この辺りはいずれまた書こうと思います。

さて、私にとってBG5レガシィ以来17年ぶりの4WDです。年末に妻の実家へ帰るのが楽しみになってきました。
Posted at 2016/12/18 15:29:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mercedes | 日記

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「963のロードリーガルだって⁈ コレは久しぶりにぶっ飛んでるな…」
何シテル?   06/07 06:54
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
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