• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Tetsu@のブログ一覧

2019年05月28日 イイね!

C63のタイヤ選び

C63のタイヤ選び12000㎞を超えたC63ですが、タイヤがそろそろ終わりです。全体的にかなり減ってきているのですが、意外にもリアはまだなんとか・・・なんです。一方のフロントは既に要交換レベル。特にショルダー部分の減りが著しく、溝が消えています。ここまで来るとウェットで不安を覚えるレベル。これから梅雨ですし。



リアはもう少し行けるかな・・・。減り方も綺麗です。



そんなわけでタイヤ交換を考えているわけですが、次は何にするかというのは楽しい悩みです。

現在はダンロップのSPORT MAXX RTというタイヤで、C43の時にも純正装着されていたブランドです。C43ではハイトが低い(225/40R19, 255/35R19)からかとにかく硬く、ケースのたわみが少ない上にブロック剛性も高く、故に乗り心地が悪く、グリップの抜けが結構唐突で、ほとんど良い印象はありませんでした。ところがC63ではサイズが違ってハイトがある(245/35R19, 265/35R19)ことが大きな違いだと思うのですが、C43の時ほど硬さは感じません。グリップは非常に高く、乗り心地もC43より良いです。ハンドリングはシャープですが、過敏でもなく適度なシャープさ。ノイズはスポーツラジアルとしては及第点でしょう。実際のところもっとリアグリップは欲しいのですが、これはタイヤサイズによるものと思われます。強いて言えば減り方もちょっとバランスが良くないんですが、これもC63の特性や乗り方によるものなのかなぁ、と。なので実はSPORT MAXX RTに大きな不満はないんです。

では何が候補かというと、まずは何はなくともやっぱりミシュランです。PILOT SPORT 4S。真円度、グリップ、シャープ過ぎないハンドリング、コントロール性、これらのバランスの良さ。そしてコンチネンタルのSPORT CONTACT 6。そして純正と同じダンロップ SPORT MAXX RT。



さらにブリヂストン POTENZA S007A。ブリヂストンはレースでは散々お世話になったブランドなのですが、クルマのタイヤについてはあまり良い印象はなくて、スタッドレス以外で買ったタイヤはほとんどありません。BMW 325iのOEだったRE050もケースが妙に硬かったし、どれもしなやかさが足りない印象なんです。ついでに言えばS007Aのサイトでもトレッドやケースの高い剛性をアピールしており、好みからは反対方向かなぁ、と。それから伏兵wファルケン FK510。海外のインプレを見てもバランスは悪くないようで、それでいてびっくりするほど安い。ピレリはOE以外は全く良い印象がないのでパス。本当はファイアストンのファイアホーク INDY500にも興味があるのですが、日本では入手困難なようです。今回大きく改善したいのはリアグリップなので、ボクスターの時と同様にリアのサイズアップも検討してみたいのですが、実はホイールハウスに余裕があまりなさそうなんです。



10mm程度ならいけそうな気もしますが、今回は純正サイズで行くことにします。

例によってTIRE RACKで実測値を比較してみます。UTQGというのはアメリカの評価基準の一つで、Uniform Tire Quality Gradeの略です。値はそれぞれライフ、トラクション、温度耐性を表しています。300 AA A というのはTREAD WEAR=300, Traction=AA, Temperature=Aということになります。



ちなみに日本で買う場合、ミシュラン、コンチ、BS、ダンロップはほぼ同じ価格帯です。ダンロップに至ってはSPORT MAXX RTはリプレイス用としてリリースされていないようで、純正のMOしかないみたいです。そしてファルケンはダントツで安く、これらの6割程度の価格で購入出来ます。

まずUTQGですが、これだけ見るとBSは今ひとつですね。ライフも長くなければトラクションも少し落ちる。同じ価格帯と考えればミシュランが300なのは他よりもライフが長いので良さそうです。一方、なんとファルケンも300 AA Aを獲得してるんですね。ちょっとびっくり。次にサイズですが、こうして見るとダンロップはやっぱり細身だったんですね。PS4と比較すると接地面の幅が10mm=1サイズ分違うことになります。BSはさらに細い。この時点でBSという選択肢はなくなりました。ダンロップも入手しづらくNG。ちなみに日本国内モデルとしてSP SPORT MAXX 050+というのがラインナップされているのですが、265/35R19はなんとExtra Loadではないんです。C63は290km/h対応のフル乗車時で320Kpaという高圧指定なので、対象はXLのみです。となるとミシュラン、コンチ、ファルケンが候補。ミシュランPS4Sはコンパウンドをアウト側とイン側で変えるという凝った造りで、良いのは分かっています。コンチは試したことがないので試してみたい気持ちもあり・・・。でも4本セットで7万円も安いファルケンもかなり魅力的です・・・。

さてどうしたもんか・・・。
Posted at 2019/05/28 17:32:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes | 日記
2019年05月22日 イイね!

長野 - 栃木ツーリング

長野 - 栃木ツーリングゴールデンウィークに3200km走った翌週、今度はバイク仲間でツーリングへ行ってきました。もう20年来の付き合いとなる、愛車紹介にあるグースレーサーで耐久レースを走った仲間です。自分含めて4人ですが、実は2人はもうバイクを離れて10年近く・・・。というか、長らくナンバー付きのバイクを持っていないのでw ツーリングは結構久しぶりのはず。所謂リターンライダーってやつですね。ツーリングは今までも何度となく企画したのですが何しろ公道用のバイクを持っていないのでずっと実現せず・・・。最近レンタルバイクが大いに普及してきたので、それでようやく行けることになったのでした。

ルートはもちろんワインディング中心。普段は1日に600 - 700kmくらい走るのも珍しくないですが、今回はあまり無理するのも良くないので1泊して1日を300 - 400kmくらいに抑えてのんびり(?)走るようにしました。中央道談合坂SAに集合し、まずは白樺湖、ビーナスラインを目指します。ビーナスラインは相変わらずの路面の荒れっぷり。



積雪がある道路ではやむを得ないのですが、穴、溝、ウォッシュボード、色々ございます・・・。なのでR1200GSの本領を発揮です。ドカで走った時は辛かったなぁ。R1200GSが凄いのは、そういうコンディションにめっぽう強くライダーに緊張を強いることがないこと。こんなところは確実にスーパースポーツより速いです。まぁ100PSしかないんで加速はたかが知れてますが。

せっかくなので休憩中にバイクを色々試乗もしてみました。レンタルバイクの2人はそれぞれカワサキNinja 1000の最新型とヤマハのトレーサー900。Ninja 1000は安い造りのバイクかと思いきや、車体は意外やスーパースポーツ風味。アップライトなポジションですが、ハングオフして荷重をかけてやると曲がる曲がる。いやびっくり。ホイールベースが結構短いんですね。立ち上がりのパワーも十分。でも180km/hでリミッターだそうです・・・。



トレーサー900は、意外なほど大きい。前後17インチのロードタイヤだけどアドベンチャー系に属するんでしょうか・・・?期待の900トリプルは、音は気持ち良いけどトルクがもう少し欲しい。車体は如何にもヤマハ。非常に素直な乗りやすいハンドリングが好印象。サスストロークも長めなのでこのビーナスラインの路面でも楽しめます。でもキャラがGSと被るからこれを買うことはないな・・・。一方でNinjaは結構良いと思いました。売れてる理由が分かります。


<友人がGoProを付けていたので動画キャプチャです>

そんなこんなでビーナスラインを最後まで走って上田市へ降りました。上田はなんと車載温度計によれば30℃近くまで上がっており暑いのなんの。上田で昼食を食べてから嬬恋村へ抜けて万座へ。天気も良くて抜群に気持ち良いです。実は宿が万座なのでもう到着なのですがw、まだ時間があるので渋峠まで登り、志賀高原側へ降りてワインディングを往復してみました。ちなみに万座から草津側へはまだバイクやオープンカーは通行禁止だそうです・・・。オープンカーは屋根を閉めれば走れるとか。



さて翌日、今日は南会津方面を目指します。草津に抜けることが出来ないので万座ハイウェイを下り、R406〜R145で沼田を目指します。流石に幹線道路なので交通量が多く、ペースが上がりません。淡々と走ってようやく沼田へ。そこからR120で丸沼高原、日光へ。今日も天気が良く、R120は中禅寺湖から降りてくるクルマの方が多いので登る方は実は若干交通量が少ないんです。抜群に気持ち良く快走。





あっという間に金精峠を越えました・・・。



その後、戦場ヶ原、中禅寺湖、東照宮などの観光地を全てスルーしww、そのままいろは坂を下って今市市へ。昼食を食べたら意外に時間が押しており、バイクの返却を考えると南会津まではどうも厳しそうなので、もみじラインで塩原へ抜けて帰ることにしました。

もみじラインはスキーのホームコースの一つ、ハンターMt.があるので冬は通るのですが、夏場に通るのは久しぶりです。鬼怒川側から登るといきなり2速メインのタイトなつづら折れ。バイクを起こしている時間を短く感じるくらい、右に左にリズム良く切り返すカーブが続きます。路面も比較的きれいなので非常に楽しいワインディングです。しかも幹線道路ではないですし観光道路と言ってもスキー場メインの道路なので夏場は交通量が少ないんですね。



GSはこういうシーンでは大きさを感じさせはするものの、重心が低く安定しているのとトルクがあるので走りやすいんです。乗っていて怖さを感じにくく、マージンを充分取って安全にしかも速く走れます。ただフロントが19インチということもありセルフステアは弱め。クルっと回るようなクイックなターンにはならないんですね。なので私はたまにステアをイン側へ切っています。まぁオフロード車+トレールタイヤ(因みにウチのはMichelin ANAKEE 2という5年落ち走行1万km位のタイヤw)と考えれば相当びっくりな速さだと思います。

というわけでワインディングをお腹いっぱい走って帰ってきたのでした。走行距離は2日間でちょうど800kmでした。GWの3200kmと併せて4000km、その前の週はイギリスで500km走っているので、3週間で4500kmほど走ったことになりますね・・・。(汗

それにしても、バイクの楽しさと言ったら・・・。自分が求めているものはなんなのか、またしても考えさせられました。どれだけ電子制御が進んでも、クルマに比べたらバイクはとてもアナログな乗り物です。そもそもバンクに対する恐怖は電子制御では克服不能。ある意味挑戦ですらあります。そしてスロットル、ブレーキ、さらに身体を使って荷重、抜重し、旋回性とスピードを引き出していく。例えスピードが遅いとしても、それ自体が高いスポーツ性を持っていると言えます。端的に言えば人間が関与する割合がバイクの方が遥かに高い。

私は自身がスピードジャンキーであることを自認してはいますが、476ps/650Nmを全開にする快感よりも100psのバイクで快走する快感の方が勝ります。ボクスターとは甲乙付け難いのですが、それはつまりスピードジャンキーを自認しながらも、絶対的なスピードよりはライディング/ドライビング・コントロールの楽しさを求めているんだな、と。まぁパワーがあることは否定しませんし、パワーの楽しさももちろんあります。パワーウェイトレシオが1kg/psを切るバイクで散々レースしてましたしね。それにパワーを求めないもののそれなりのスピードで山を駆け回っているのは間違いないところですが・・・
Posted at 2019/05/23 07:17:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク旅 | 日記
2019年05月22日 イイね!

四国・九州ツーリング2019 Day6-9

四国・九州ツーリング2019 Day6-96日目。今日は観光の日。宿泊は福岡・博多なので午前中はのんびり観光してから福岡へ移動です。朝食を食べてから、定番のグラバー園に向かいます。とは言え道路も駐車場も明らかに混んでいるので路面電車で。ところがこれがまた混んでいて、電車は遅れていて来ないわ、来たら満員で乗れないわ、で思案橋からグラバー園まで1時間くらいかかりました。帰りにタクシーで帰ってきたらものの10分程度というww。



グラバー園自体は良かったのですが、肝心のグラバー邸は工事中で見れませんでした。幕末から維新前後の数々のエピソードや写真は面白かったです。移動と園内で随分過ごしてしまったので、福岡へ向かうことに。福岡へは高速だけではなく、唐津市を経由して向かいました。昼御飯を食べていなかったので、とりあえずラーメン屋の行列に並び・・・。夜は鉄鍋餃子の行列へ並び・・・。どこもゴールデンウイークっぽい混み方でした。



7日目は距離を稼ぐ移動日としていました。大阪・京都周辺は混んでいるだろうから、兵庫の三田に宿を取ってました。この日は朝から出発し、ひたすら中国道を700㎞ほど走る予定でした。ところが・・・。さすがGW、事故も複数個所であり、関門海峡の渋滞が酷く、なんと90㎞進むのに3時間・・・。シビレました。





その後は日本屈指の超高速ワインディングw。中国道を気持ち良くクルーズし、ほぼ予定通り夕方に三田へ着きました。三田から先、神戸~大阪はガッチリ渋滞しており、三田というチョイスにほっと一息。この日は食事もホテルのレストランで済ませ、ホントに単に宿泊しただけでした。

8日目は再びワインディング・ツーリングの日。目的地はこれまたマイナーな長野の駒ヶ根w。これも日程と距離と渋滞を考慮した選択です。昨日からそうだったのですが、GWも後半になり、前半は意外に空いていた各高速道路はどこもガッチリ混んでますね。三田に宿泊したのは神戸〜大阪〜京都〜名古屋を通らずに帰るためだったんです。そして駒ヶ根に泊まるのも夕方から夜の渋滞を避けて朝移動するため。まぁ中継地点みたいなものなのでどこでも良かったんですけどね。この日は天気は最高。日差しが強過ぎるくらいです。三田から舞鶴若狭自動車道に乗り、舞鶴方面へ北上します。しばらくは片側2車線なのですが、途中から1車線になります。交通量はそこそこ。渋滞にはなりませんが、たまに制限速度を下回るペースメーカーがいるくらい・・・。



順調に北上し、日本海が見えてきました。淡々とクルーズし、敦賀へ。普通はここで北陸道〜米原〜名神というルートになりますが、そこをあえて北上して福井方面へ。高速ではなく、山中を抜けて長野まで行くことにしていたのです。福井ICで北陸道を降り、R158で九頭竜湖方面へ。気持ち良くカントリーロードをドライブしていくと、遠くの水田の周りにピンク色の花が・・・それも結構広範囲に。



調べるとそれが有名な(?)大野市の芝桜だと。元々は雑草の管理が大変だったので芝桜を植えたのが始まりとのことですが、これだけの規模でこれだけ綺麗に咲かせるのはそれはそれで大変でしょう。まるでカーペットのように見えます。大野を超えるとR158はいよいよワインディングへ入り、九頭竜湖へと登っていきます。



快晴の新緑の中をオープンで走るのは本当に気持ち良いです。九頭竜湖を超えると急にクルマが減り、ワインディングを快走。バイクも結構多いですね。ワインディングを気持ち良く走り、白鳥ICから東海北陸自動車道に乗り、



郡上八幡ICですぐ降りるつもりが、S30Zと箱スカの集団と調子良くランデブーしていたら行き過ぎてしまい、美並ICで慌てて降りるw。若干北上し県道328号で山を登る。かなりの勾配で一気に標高を上げていきます。そしてR256へ合流。R256は広く整備されている道路で、下呂まで快適にカントリーロードを快走。R256は下呂でR41と合流し、南下します。そして下油井というところで再び分岐。R41は名古屋方面へ、R256は長野の山中を抜けて飯田市の方へ向かいます。R256で中津川方面へ向かうことにしたのですが、このR256がいきなりの酷道w。



そもそも分岐の時点で怪しい雰囲気でしたが、山中に入るとすぐにシングルトラック。タイトなワインディングを進むと、突然集落が現れ・・・。ドラクエで山中を歩いていて村を見つけたみたいな・・・。ちょっとびっくり。町を抜けると再びシングルトラックのワインディング。



シングルトラックのワインディングを降りていくと東白川村というところへ着きました。時間は既に16:00過ぎ。R256で飯田方面まで行くのは諦め、R257で中津川市内へ抜けて中央道で駒ヶ根まで行きました。この日は約500km走って燃費はトータル14.5km/L。下りばかりでも高速ばかりでもなく、酷道含むワインディングを結構走ったことを考えれば相当良い燃費。ボクスターはエコカーですw。



駒ヶ根ではお約束のソースカツ丼・・・。油モノは完食がキツい・・・。歳を取りました・・・。



9日目は朝から真っ直ぐ東京を目指してひたすら中央道。驚いたことに11:00くらいの段階で10kmくらい渋滞があったのですが、何とか昼前には自宅へ辿り着いたのでした。総走行距離は3200km。ボクスターでは一番の長旅でした。

Posted at 2019/05/22 09:46:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ旅 | 日記
2019年05月19日 イイね!

四国・九州ツーリング2019 Day4-5

四国・九州ツーリング2019 Day4-54日目、今日は熊本の温泉を目指します。ビジネスホテル中心の今回の旅程の中で唯一の温泉宿・・・。まずは四国の西端、佐多岬を目指します。本当は今治やしまなみ海道にも寄りたかったのですが、フェリーを予約していて時間もないので今回は諦めです。松山からはしばらく瀬戸内海沿いのドライブです。



この日は雨こそ降っていませんが、気温が比較的低めでした。交通量が多いので流れに乗ってのんびりドライブ。瀬戸内海は本当に穏やかです。まるで湖のよう。景色を見ながらのんびり走っていると、すれ違うバイクの多いこと多いこと・・・。フェリーで九州から渡ってきたバイクなんでしょうね。皆さん荷物満載の旅仕様です。あぁ、バイクで来たかった・・・。でも昨日の雨や今日のこの後の天気を考えるとバイクじゃ辛かったのでしょうがない・・・。



しばらく海岸沿いを走ると、今度はワインディングに入り、原発のある伊方の方へ登っていきます。この辺は急に路面が広く綺麗に整備されていて、原発による影響を感じますね。伊方に限らずどこも原発の周りは綺麗なものです。気持ち良く快走するワインディング。メロディーラインということでロードノイズで音楽が奏でられるのですが、めちゃくちゃテンポの速い曲だったのは気のせいでしょうかw。佐多岬半島は意外に長く、眼下に時折海を眺めつつ、ワインディングをひた走ります。そうして到着するのが岬の先端ではなく三崎港。ここから国道九四フェリーで大分へ向かいます。予約時間のちょうど30分前に到着しました。トラックも少しだけいましたが、大半は家族連れの乗用車でした。



フェリーが小型なのは分かっていましたが、仙台〜苫小牧のように車高が低いことを聞かれず、大丈夫なのかと思ったら非常にフラットなアプローチでした。どこも擦らずに難なく乗船。

80分ほどで大分へ到着。ものの数分で下船出来ました。今日の宿は熊本と大分の県境近くにある守護陣温泉というところ。Google Mapでは大分自動車道を使っていくように指示されますが、南側の一般道を回っていくことにしました。Google Map経由でナビにルートを入れたのですが、何故かまたシングルトラックの道路へ案内されるというw。再び2速の修行です。この頃には再び雨が降ってきており、しかも結構強くなってきました。シングルトラックの修行が続くのかと思ったら、有料道路へ乗りました。犬飼千歳道路というのが出来ていたのですね・・・。毎年のように冬に黒川温泉には来ているのですが、これは知りませんでした。



黒川温泉を通り過ぎ、南小国町でスーパーへ寄り、晩ごはんの買い出し。そう、なんと今日の宿は温泉宿なんですが素泊まり専門という、温泉好きのためのマニアックな宿なのです。しかも山の中なので周りにレストランなんてありません。この日は4/30だったので平成最後の晩餐とかいうのが話題になっていましたが、我が家はまさかのスーパーのお惣菜に缶ビールでしたw。



今回のこの宿は食事がないことを除けば非常に良い宿でした。とても静かで綺麗。部屋に大きな風呂が付いていること自体は珍しくありませんが、かけ流しじゃなく、スイッチを入れてお湯を張るんです。最初は熱めですが次第に少しずつ冷めてくるので温度変化を楽しみつつ、長く入ることが出来ます。翌日までに出たり入ったりを6回くらい・・・w。

5日目は長崎へ。ルートは相変わらず大分道を通るように案内されますが、久留米までは下道、R442で行くことにしました。雨は上がったようで路面は濡れていますがルーフを下ろして出発。景色を見ながら5−6速で快適に気持ち良くドライブ出来ました。



久留米までの区間では100km弱でボクスターでの自己燃費記録となる15.3km/Lを記録。まぁ結構下りもあったし参考記録程度ですが。久留米から九州道に乗り、長崎道へ。流石に高速は混んでいました。思わずACCが欲しくなります。。。途中で事故渋滞に遭遇して思ったより時間がかかりましたが、長崎へ到着。長崎道の終端から市内まで有料道路が接続されているので、高速を降りるなり市内中心部でちょっとびっくりしました。まずはチェックインし、散歩がてら昼食を食べに出ました。超お約束ですが皿うどんを食べよう。中華街の有名店の行列にエントリー。1時間待ちとのことなので名前を書いて再び市内を散歩。どこもめちゃくちゃ混んでます。路面電車に乗りますが、乗るのに1回じゃ乗り切れず2本待つことも・・・。お目当ての皿うどんは、確かに美味しかったですがインスタントとかリンガーハットって意外に良く出来てるんだな、という感じw。



晩ごはんは前日のスーパーの惣菜と打って変わって小料理屋さんへ。長崎の友人に店を色々と紹介してもらい、熊本で温泉に入りながら電話で予約していたのでした。基本的に満席だったので、遅い時間に無理矢理ねじ込んで頂きました・・・。(感謝)

この店は親子でやってらっしゃるお店で、料理はお任せのコースのみ。風情はいかにも小料理屋なんですが、料理は意外にも創作和食系でした。九州のお店は焼酎に力を入れていることが多いのですが、ここのお店は日本酒と、日本のワインにも力を入れており日本酒とワインが好きな私にはぴったりでした。メニューはこんな感じ。

オコゼの刺身
ヨコワマグロの漬け、オクラのソース
イサキの刺身
浅利とトビウオのしんじょうの吸い物
ツブ貝、タコのアヒージョ
ズッキーニと自家製カラスミ
サヨリの棒鮨とリンゴの酢漬け
甘鯛の蕎麦粉揚げ サルサソース
豆ごはん



全て美味しかったのですが、特に甘鯛は抜群でした。甘鯛でよくある鱗を立てて揚げるのではなく蕎麦粉を使った衣で揚げ、中はふっくら。そこへ和風のサルサを合わせるとこれが絶妙でした。今思い出しても美味しかった・・・。ワインはシャルドネとケルナーを頂きました。シャルドネは長崎で育てたぶどうとのことなんですが、言われなければシャルドネとは思えないソーヴィニヨンを思わせるすっきりした青い果実系。逆に言えばミネラルは全く感じられず熟成感もありません・・・。なので和食には合わせやすいですね。ケルナーは普段あまり飲まないのですが、これは美味しかった。フルーティでありながら熟成感のある深めの味わい。最近日本のワインは色々な生産者が面白いのを作ってはいるのですが、カルト化が著しく、物凄いニッチな世界になってしまって私のような普通のワイン好きが飲める機会自体が極端に減っているのが残念です。

この店を後にして、次はこちらも紹介してもらったショットバーへ。モヒートをお願いしたらちゃんとミントをクラッシュしてくれました。それも潰しすぎず適度に。

という感じで長崎の夜は更けていくのでした・・・

Posted at 2019/05/19 22:35:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ旅 | 日記
2019年05月18日 イイね!

四国・九州ツーリング2019 Day1-3

四国・九州ツーリング2019 Day1-310連休となったゴールデンウィーク、海外旅行がびっくりするほど高くなっているので(マイルのチケットも爆騰)海外は諦め、国内をツーリングすることにしました。北海道は数年前に行っているので、今度は西を目指して。元々はバイクで行くつもりで計画していたのですが、天気予報を見ると前半はずっと雨模様?のようだったのでバイクを諦めてボクスターで行くことに。まずは高松を目指すことにしたのですが、激しい渋滞のことや、そもそもイギリスから帰国翌日に出発(汗)という強行軍なので時差ボケや疲労を考えるとあまり無理をしたくありません。そこで無理せず1日目、2日目は移動と割り切って渋滞を回避しつつのんびり移動。日曜日の夕方に高松へ到着。そこまではつまらないので日記も割愛w。



3日目、早朝から市内のうどん屋をパトロール。街中は人が疎らにも関わらず、うどん屋に近づくとまるで野良猫が集会するかのように人があちこちから集まってくる・・・w。で、朝っぱらから大行列。本当はもっと行きたかったけど行列が長過ぎて2件で断念。



松山を目指して出発、高松市内を抜けてまずは大歩危を目指す。道中はかろうじて雨こそ降っていないものの曇り空。交通量は多くて、気持ち良く快走とはいかず淡々と連なって走ります。大歩危に近づくといよいよパラパラと雨が・・・。



渓谷を横目に見つつR32を南下。高速で行けば2時間ほどで松山に着きますが、四国山脈を横断して松山へ向かうことにしたのです。高知へ向かうR32から分岐するR439へ入ると交通量はぐっと減り、クルマはかなり疎らに。



R439は四国山脈を東西へ貫く谷間を走っており、集落をワインディングが繋いでいます。地方の風景を楽しみつつ、強めの雨が降る中をそれなりのペースで快走し西へ向かいます。パイロットスーパースポーツは排水性も良いのが助かります。仁淀川町でR494へ。

あれ?道を間違えたか? すれ違いも出来ない狭さの街中へ入ります。少し疑問を持ちつつ進んでいくとR494の標識が・・・。これで国道だったのかw。



狭い街中を抜けて山道となり・・・道路が広くなるかと思ったらむしろ狭くなるという・・・。基本がシングルトラックという本格的な酷道になってまいりました・・・(汗)。土砂降りでただでさえ視界の悪い中、シングルトラックでしかもブラインドばかり。基本2速、せいぜい3速で慎重に進みます。



ごくたまに軽トラとすれ違う以外にほぼ交通なし。しかしほとんど2速なので全くペースが上がりません。どういうわけか対向車がヘッドライトを点けてくれていないので発見が遅れ、ドキっとすること数回・・・。幸いタイミング良くバックせずにすれ違い出来ましたが・・・。

そうして段々暗くなってくる中、酷道をひたすら走り、なんとか松山へ到着したのでした・・・

Posted at 2019/05/18 19:22:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ旅 | 日記

プロフィール

「@Sekiai さん 初めて見ました!こんな動きだったんですね。ツインシャシーとは知ってはいたものの、どういうことなのか全く分かっていませんでした。」
何シテル?   08/09 09:35
10年以上続けていた2輪レース活動を休止し、のんびりとバイク/クルマ生活を楽しんでます。今はやる方ではなく観る方に変わりましたが、モータースポーツは2輪・4輪問...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/5 >>

   1234
5 67891011
121314151617 18
192021 22232425
2627 28293031 

愛車一覧

ランドローバー レンジローバースポーツ ランドローバー レンジローバースポーツ
アウトドア系の趣味に使える利便性と上級サルーンのような快適性を求めてポルシェ・カイエンと ...
ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
求めていたのは速さではなくスポーツカーとしての動き。つまり専用シャシー。そして出来ればミ ...
KTM 1290 SUPER ADVENTURE S KTM 1290 SUPER ADVENTURE S
R1200GSからの乗り換えとなる新たな旅バイク。アドベンチャーカテゴリーの中で一番楽し ...
ホンダ CB1100EX ホンダ CB1100EX
最後の空冷4気筒。これぞ日本的なバイク。細部まで拘った惚れ惚れする美しいデザイン。クロー ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation