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Sgt.Hartmanのブログ一覧

2012年02月05日 イイね!

お薦めの本(^^)v

お薦めの本(^^)vクルマとバイクに関するお気に入りの本を2冊ご紹介します(^^)
福野礼一郎氏の「極上中古車を作る方法」とロバート・M・パーシグの「禅とオートバイ修理技術」です。両著作とも高い評価を受けている作品ですのでご存知の方も多いでしょうが、一読の価値がありますのでご紹介させていただきます。「極上中古車を作る方法」は福野氏が購入したロールスロイスのレストアの模様を追ったルポルタージュです。その内容はロールスロイスを題材としたレストア作業を通じて自動車設計技術・生産技術をリバースエンジニアリングしていくような展開であり、いわゆるハウツー本とは一線を画した秀作だと思います。「禅とオートバイ修理技術」は電気ショック療法で記憶を失った元大学教授が心を閉ざしてしまった息子と共にオートバイの旅をし、その過程で喪失した記憶や人間関係を取り戻していくという物語です。小説の文法を用いた哲学書とも言うべき作品ですが、ロードムービーを観るような娯楽性も兼ね備えています。



「極上中古車を作る方法」について、福野氏は下記のように語っています。
こんなふうに言われてしまったら読まずにいられません(^^)
quote
モノづくりの素晴らしさやそれに関わった人々の偉大さを切々と語るのが今のマスコミの流行りである。モノを作ってたくさん売りたい製造業の思惑とも100%一致しているから取材協力も得やすいしスポンサーも付きやすい。かくいう私も4年をかけて国内自動車部品メーカー41社を歩き、その取材ルポを2冊の本にまとめたりした。
だが、モノを作るのと同じくらい、実はそれを運用し管理し維持し、整備・補修するのも重要なことである。また、作られたモノやその技術を後世に伝え残すのは我々の文明の義務である。ところがこちらはいっこうに流行らない。創造が人間の偉大な特性なら、破壊もまた人間の本性だからである。
自動車メーカーの博物館とやらに行ってみれば、並んでいるのはユーザーから寄贈されたポンコツか海外から買いあさってきたクラシックカーばかり。まともに維持され保管されてきた過去の自社製品など1台も無い。
モノは次から次へと作るけれど、作ったモノは大切にしない。昨今話題の欠陥車問題の本質の一端はこういうところにもある。
古い中古車を買ってきてガレージの中で1年かけてコツコツ自分の手で直す。本書の内容はそのルポルタージュである。そういうことをやったからといって直ったクルマが別に高く売れるわけではない。要するにオタク・マニア向けの趣味の本なのだが、モノ作りの本を書いたというなら、こういう本も書かなければいけないと思った。
それを残す努力をした人々がいるから東大寺は今も建っているのだ。それを残す努力をせず破壊の本能のままに放置したから偉大な無数の文明が永遠に失われてしまったのだ。出来上がったのはオタクっぽい本だが、私は全然そう思っていない。
unquote
(フジサンケイビジネスアイ 2004.6.26「著者が語る」より抜粋)



この本を購入する切っ掛けとなったのは15年位前に図書館での出会いでした。ユニークなタイトルが目を引いたという単純な動機だったのですが、読み始めるとすぐにハマってしまいました。貸出期間内に読了したものの1度読んだだけでは内容を咀嚼しきれず書店に注文。以来、何度も読んでいる私のお気に入りの1冊です。再読、三読に耐える書籍に出会える機会はそうそうあるものではないのでラッキーでした(^^)
ボクのささやかな読書歴の中でもベスト5に入る本であり、人生観にも大きな影響を与えました。
良書ではあるものの2800円と高価だし、書店に置いてあることも少ないので廃刊になってしまったのかと思いきやハヤカワ文庫から上下巻各780円で販売されているようです。ご興味のある方はぜひ
読んでみてください(^^)/

Posted at 2012/02/05 11:39:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月29日 イイね!

ホンダFIT 10th Anniversaryプチ試乗

ホンダFIT  10th Anniversaryプチ試乗本日、アグスタの車検入庫でモトコルセ厚木LAB.に行きました。タイヤとオイルは去年の暮れに換えたばかりだし、距離も乗ってないので、プラグ、クーラント、ブレーキ&クラッチフルードといった最小限の消耗品のみ交換をお願いしました。結果は後日ご報告します。
帰りは友人がFITで迎えに来てくれたので、ちょこっと試乗させてもらいました。昨年12月に納車されたばかりの13G・10thアニバーサリーというモデルです。通勤に使うことが目的ということで殆どオプション装備も装着されていないベーシック仕様ですが、さてその乗り味はどんなものなんでしょう。


室内からの眺めです。1DINサイズのコンポが搭載されている以外は追加装備はありません。
アニバーサリーモデルは専用のブラックインテリア、ガンメタ塗装のドア部スイッチパネル、クロームメッキメーターリングが特徴です。特筆すべき点は無いのですが、視界も良好だし、スイッチ類の操作性も良いので基本はしっかり押さえられていると思います。


エンジンは横置きの4気筒。1339ccの排気量から6000回転で99PSを絞り出しています。


このクルマは「乗りやすい」ですね。誰にでも安心して薦められると思います。乗りやすいという表現は漠然としていますが、こういう感覚をもたらすクルマを実現できるのは完成度が高い証左の1つと言えるでしょう。ただ、逆にいえば趣味性はありません。趣味性があるということはどこかにトンガリが存在するわけで、そこに面白さや楽しさが生まれますが、場合によってはそれが邪魔になることもあります。FITのようなベーシックカーはこういうキャラクターで正解なのだと思います。
ただ、そうは言ってもホンダらしい走りの片鱗は伺えます(^^)v
ホイールベースをトレッド平均値で割った数値が1.68ですので、運動性・操縦性を意識した設定ではないかと思います。
CVTの調教は、ボクが昔乗っていたK11型マーチに比べると目覚ましく進歩していますが、友人の評価はイマイチです。停止寸前でクラッチが切れて空走する感覚が気持ち悪いのだそうです。初期のCVTは発進時や停止直前時における電磁クラッチの断絶がスムーズでない感触が若干ありましたが、FITの場合は彼が言うほど違和感を覚えませんでした。
FITにはECNOモードというスイッチがあり、これをONにするとエンジンやミッション、エアコンに協調制御が働くことで省エネ走行に役立つのだそうです。加速が若干鈍くなるようですが、市街地を走る
には何ら問題は無いと思います。

30分程度のプチ試乗であり、あくまでも素人の主観による感想ですので上記のインプレは笑って受け流してください(^^)


途中でゼブラ柄のカワサキZX10Rに遭遇しました。
メーカー純正カラーなのかオリジナルカラーなのか分かりませんが、インパクトがありますね。




Posted at 2012/01/29 23:55:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月09日 イイね!

新ヘルメット!

新ヘルメット!来シーズンに向けてヘルメットを新調しました(^^)/
AGVのアゴスティーニレプリカと最後まで迷いましたが、最終的には被り心地でアライに決めました。現在使っているのはアライRX-7のRR4(ヘイデンレプリカ)ですが、今度のはその後継モデルとなるRR5(高橋裕紀レプリカ)です。


今年は辰年でもあるのでドラゴンのグラフィックは縁起が良さそう(^o^)


RR4との比較。開口部が拡大されて視界が良くなりました。内装もグレードアップしています。


後ろの形状はあまり変わり映えしませんが、ディフューザー後部にエアロフィンが追加されています。


エアロフィンは5段階に角度が変えられます。これによってヘルメット上部から後方に流れる気流を整流して高速走行時のヘルメットの挙動を安定させる効果があるそうですが、その真価はサーキットでないと発揮できないかも。
Posted at 2012/01/09 17:59:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月08日 イイね!

ドライビンググローブ

ドライビンググローブドライビンググローブをして運転する方は少数派だと思いますが、このグローブはスタイリッシュでお勧めです。グローブを使い始めたのはBMW-Z3の頃からで、クラシカルなオープン2シーターにはピッタリでした。ノンパワステのポルシェで箱根散歩する際には実用的な効果も高かったです。バイクに乗る時にライディングギアに身を包むと気が引き締まるのと同じで、ドライビンググローブをすると運転に対するマインドセットができるという効果もあると思います(^^)



クロムウェルと言えばジョン・サーティスやジャコモ・アゴスチーニなどMVアグスタと縁の深いレーサーが被っていた英国のお椀型(ハーフムーンタイプ)ヘルメットメーカーとして有名です。
このグローブは「Cromwell JS Hand-MI」というモデルです。上質な薄い皮革を使用しているのでフィット感が素晴らしい!。第二の皮膚という感じで、インパネのスイッチ操作なども全く違和感なく行えます。5~6年前にMOMO DESIGN Ginza店で購入しましたが、今はMotorimoda銀座店に改称されたようです。価格もボクが買った時より大幅にプライスダウンして¥ 23,100となってました(^^;)


英国の老舗ブランド「クロムウェル」を冠してイタリアでデザインし日本で製作したという、ある意味最強の組み合わせです(^^)
Posted at 2012/01/08 12:31:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月30日 イイね!

良いお年を!

良いお年を!2011年もいよいよ大晦日を残すのみとなりました。
コメントを頂いた方、足跡を残していただいた方、閲覧していただいた方、本当にありがとうございましたm(。。)m
更新が滞りがちな枯れたサイトですが、来年もよろしくお願いします。
それでは良いお年をお迎えください(^^)/
Posted at 2011/12/30 22:00:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「風邪で咳がとまりません」
何シテル?   10/15 20:57
プジョー306に始まってBMW Z3、ポルシェ930、BMW328、アルファロメオGTVと乗り継ぎ、今はメルセデスCLK200コンプレッサー(W208最終型)に...
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メルセデス・ベンツ CLK クーペ メルセデス・ベンツ CLK クーペ
尖ったところの無いクルマですが包み込まれるような快適な乗り心地はさすがメルセデスですね。
スズキ GN125 スズキ GN125
利便性ではスクーターに及びませんが、シティコミューターとしてはなかなか楽しめるバイクです。
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珍しいGitaneのロードバイク。 フレンチトリコロールが街中で映えます(^O^)v

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