先週16日、京都国立博物館で開催されたRosso Rosso 展「古代青銅鏡とフェラーリF1美の競演」と
いうエキシビションと、博物館に隣接するハイアットリージェンシーホテルでのレセプションパーティに参加してきました。博物館が閉館してから招待客のみのプライベートビューでしたので、それまでの間に京都在住のtak3さんとリージェンシーホテルのカフェでお話する機会を得ました。tak3さんはブログでのイメージ通り知的かつスポーティな雰囲気を持ったお方で、僅かな時間ではありましたが充実した楽しいひと時を過ごすことができました(^^)
博物館のエントランスではF40がお出迎え。
この美しさと存在感は写真ではなかなか伝わらないのですが、この艶めかしいまでのRossoカラーはフェラーリならではのものですね。個人的には歴代のフェラーリの中でF40が一番好きです。
ライトアップされた博物館の前にはランチアストラトスやディノなどが展示され彩りを添えています。
会場に入るとF2003GAが目に飛び込んできます。この車両はバリチェロが日本GPで優勝した時のものです。その他、フォトエキシビジョンやF310に搭載されたV10エンジン、BBSのマグ鍛ホイールなど
も展示されていました。写真を撮り忘れましたが同じブースに展示されていた「三角縁神獣鏡」は愛知県犬山市の古墳から出土した約1700年前のものです。「魏志倭人伝」によれば239年魏の皇帝が卑弥呼に銅鏡百枚を下賜したという記述がありますので、これがその1枚かも知れないと思うとロマンを感じますね。万城目学の小説「鹿男あをによし」でもこの青銅鏡が重要なキーファクターになってました。青銅鏡とフェラーリF1との接点は「古代から現代に続く美を追求する思いが時空を超えて運命的に出会う」ということだそうです。やや強引ではありますが、このミスマッチ感が不思議な異空間の雰囲気を醸し出していたことは確かです(^^)
「ドリームナイト」と称されるレセプションパーティは会場を移してセンチュリーハイアットホテルで行われました。
今回楽しみにしていたのはフェラーリF1チーム専属のシェフ、ヴィンツェンツォ・サンタンジェロさんによるイタリア料理です。北イタリアらしくバターや生クリームで味付けされたものが多かったですが、さっぱりした口当たりでとても美味しかったです。舞妓さんもアシスタントとして参加していました。
レセプションではフェラーリに由来するレアアイテムのオークションも行われ、このイベントの収益金と合わせて京都国立博物館の文化財保護基金に寄付されるそうです。
まさに「ドリームナイト」と呼ぶに相応しい華やかで楽しい京都の夜でした。
Posted at 2012/12/18 22:21:39 | |
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