
屋根開くってステキだね☆ ニュル夫です。
まず1つ修正させてください。
前回のブログでフィットHVのタイコにコブが付いてる件を書きましたが、見間違いでアコードHVにしか付いていません。
プリチャンバーとリアピースを見間違えていました。
今後はミスが無いように注意します。
今回は超長文だから覚悟してね!!w
さて、2年ぶりの登場!
コペン・ローブ。
既に恵比寿の発表会で丸目が出るとアナウンスされ肩すかしくらった感があります。
一体何の発表会だったんだと(笑)
楽しみにしていた人の半数は「オイオイオイ!!」ってなったでしょうね。
昨日の帰り道にディーラーに置いてあったので朝から突撃!
ソッコーでカタログ出してくれてました。 気合い入ってるな~。
試乗車は展示車と兼用で16~18時のみ試乗が出来るそうで、朝予約を入れて先程乗ってきました。 割とスイスイ乗れちゃうんだ・・・
コースはバイパスを含む30分の遠乗り出来る特別コースを設定する気合いの入れよう。 こいつはマジだ!
早速試乗~ ブ~~~~ン、ウイ~~ンガチャガチャ、ブフォ~~~。 終了www
それではレビューです。
①デザイン(外装)
昨年の東京モーターショーとほぼ同じ状態ですね。
ガーニッシュやランプ類以外は同形状です。
好き嫌いが分かれそうなデザインで、旧コペンが好きな人には【ナンジャコリャ?】でしょう。ニュル夫もそうですw
顔周りは86をぶっ潰したような顔で、フードやフェンダーは結構肉感があります。
ゆえにサイドから見るとフロントの量感が強く倒れたしゃもじみたいなバランス感です。
サイドはウエッジの効いたキャラ線がズバンと引かれています。これも好き嫌いあるでしょう。
それより問題なのは、ドアは着せ替えが出来ないのでコペン・ローブから着せ替える場合は必ず残ってしまう事です。
上から見た時のカーブがキツイので他の部品とのマッチングを取るのが難しそうな気がします。
リアはまるでもののけ姫のサンのような顔ですwww

ランプ下の縦に伸びている部分はスモール連動で点灯します。
邪推すると、元々ダイハツは縦の部分をリフレクターにする気があったんじゃないかと。
でもそれが出来ずにゴミ箱から拾って来たようなリフレクターが付いてるのかもしれません。 まぁ大企業でそんなミスは無いかな。。。
空力特性改善の意味もありダックテール形状になり、ボディ自体も後ろに引っ張られたような量感で、結果的にルーフ後方のリアデッキが長く感じます。
あとなんなの?マフラー。 あえて下向きに出す理由が分からない。
特にローブのイケイケデザインには合ってない。 丸目コペンなら良いと思うけど。
総合的に見ると、旧コペンが持っているコペンらしさは皆無です。
似せてしまっては同じ市場にしか売れないという気持ちは分かります。 でも継承していく姿勢も必要でしょう。
あの肩肘張らない「コペンだから許しちゃう」感じが無いんですよね。。。
軽のくせにムキになってんじゃねーよ。みたいな。
②デザイン【内装】
メッチャシンプルで「いいねぇ~~!!」と思った瞬間!
Dマン「オーディオレスなんです」
ニュル夫「チーーーーン・・・」
あぁそうか。だからボタン少ないんだwww
でもオーディオレスの基本デザインはカッコいいですよ!
センターなんか墓石みたいで良い感じです←褒めてますよマジでw
残念なのはあまり高級感が無い事。
N-ONEみたいな緻密さを感じない。 どことなく模型っぽいんですよね。
線の使い方がシャープでロボっぽいのが良くないのかな?
先代のモダンな雰囲気のほうが高級感出るのかも。
特にCVTのシフトレバーはガングリップタイプでお世辞にも高級感あるとは言えない。
先代の銀玉のほうがイタリアンエキゾチック風でイイと思う。

このオプションはいいね! ローブには似合わないけどウッドは絶対アリだよ。
ドアトリムはインナーハンドルが何故か材着仕様で必ず触る部品にコストを掛けないのは如何なものかと。
シルバー加飾との兼ね合いもあるとは思うけど、それならピアノブラックとかさ、やれることあるでしょ。
タントから採用してるハンドルは結構カッコいいです。 欲を言えば加飾をサテンシルバーやメッキにすると更にイイかな。
③走り
まず始動。 排気音チューンしたと言うだけあって結構イイ音させてます。
屋根のある場所で反響していたのもあってかズボボボボボと軽を忘れさせる音質。
アフターのやかましい感じではなく、心地よく調律してあります。さすが!!
実際の走りですが、やはりオープンとクローズドでは剛性のフィーリングは変化します。
クローズドでは軽+オープンボディを忘れさせるほどしっかり剛性が出ています。
16インチ、低偏平タイヤでもフロアがビビる事はありません。
オープン状態だと橋の継ぎ目や、斜めに段差を超えるような【車体に捩じれる力が加わる】場面では弱さが出てしまいます。
これは足の固さもあるでしょう。
そう、結構足が固いんです。
大きく重い足まわりを締め上げる方向でバランスを取ろうとしている感があります。
バネ下がドタバタしないようにしてるのかな?
実際ドタバタしないのでシャシー自体も剛性が出てると思われます。
エンジンはスズキ・ホンダより静かですね。相対的にCVTの駆動音が大きいかな(笑)
そういえば4気筒から3気筒になったんですね。 4気筒フリークは嫌がるのかな?
俺は下のトルクが厚いから3気筒のほうが良いけど。 まぁ振動はデカイなw
車重がしっかり重いので動き出しの俊敏な感じは無いですね。
ヘタしたらスペーシアターボのほうがゼロ発進の勢いは上かも・・・
16インチの重いバネ下、165幅の高性能タイヤ、副変速機無しのCVTでは分が悪いか・・・
ただ、CVT自体は積極的に回転を下げるようなセッティングでは無いみたいです。
意外とリニアに反応するので4ATじゃなくてもいいかな。
全開域でギアが切れないのは気持ち的にムズムズするけど、普通に乗るには問題無いと思います。
ステアフィールはもっと重くていいです。
神経質な特性ではないのでチョロチョロはしませんが、中立の甘さがあります。
軽くしてダルにするなら、重くしてピーキーなステアフィールのほうが結果的に乗りやすいと思うんですが・・・ 個人差かな?
屋根を開けると排気音がしっかり入って来てニコニコしちゃいます(笑)
排気音のチューニングは正解ですね。 適度に耳に入ってくる音量で非常に好感度高いです。
唯一ロックが必要なのは残念ですが、車が小さいので助手席側も簡単に解除できます。
④その他
信号待ちでオープンに変身させたら後ろのセルボSRに乗ってる子供が手を振ってきました^_^
ドヤ顔で振りむいて手を振ってあげられるのも屋根無しの魅力ですw
子供を喜ばせ、「車っていいな」と思わせる事がスポーツカーの使命の一つですから電動ルーフはアトラクション感MAXです。
走行中に開閉出来たら最高なんだけどな~。イチイチサイド引いてパーキングはめんどくさいよ・・・
⑤問題点
マジで山積みだよ!
①一番肝心な着せ替えが一番問題!!!!!
まず着せ替えは基本ディーラー対応という事。 パネルはトルクスで締めてあります。
DIYも可能でしょうが、パネル交換時の事故歴扱いがどうなるか不明瞭です。
ディーラー交換は無事故扱い、DIYは事故扱いとでもするのでしょうか?
あと、交換したパネルは何処に保管するのか?
試乗したディーラーでは保管はしないそうです。 ではディーラーで外した部品はどうやって持って帰るのか?
コペンじゃ絶対に運べません!
ディーラーマンの話では「コペンに強い特別ディーラーを展開するのでそこに一任する形になるかもしれない」と。 かもしれない?
おいおい、見切り発車かよwww なんにしても保管体制が整わないと、着せ替え目的で購入するにはハードルが高過ぎます。
更に、アフターメーカーの劣悪な品質の部品を取り付けるのはどうするのか?
社外品を嫌うディーラーがベコベコのFRPパネルを交換してくれるんでしょうか・・・
これについても歯切れの悪い回答でした。 色々決まってないッポイ・・・
②デザイン。
全部だよ!! 360°全て賛否あるでしょう。
まぁ丸目やXモデルが出るので今後の展開に期待する方向で。
③CVTにはパドルシフトは必須!
ダイハツってパドルシフトの設定無いんですね。 スズキの最上級グレードは付いてるのに。
コペンには特に必要なので早急に対応するべき。
④オーディオレスインパネ。
結局ナビ・オーディオ付けると、不格好なガーニッシュが鎮座する結果に・・・
この際センターコンソールにでもオーディオ付ければよかったのに。
⑤車高
110ミリって低いでしょ。 先代も低くて大変だったから改善したと思ってたのに。
⑥樹脂パーツによる熱伝導の悪さ
ハイト系の場合はエンジンルームにスペースがあるからイイとして、コペンの場合はエンジンはギチギチに詰まってます。
エンジンはターボ、アイドリングストップ付きでターボタイマーとは真逆の鬼畜アイテム、樹脂ボンネットの為熱がこもりやすいような気がします。
街乗りだけでフードステーがメチャクチャ熱くなってました。 スイフトじゃ考えられない。
⑦交換作業者にやさしくないパネル設計
フロントフェンダーを外す場合は・サイドシル・バンパー更にヘッドランプが上から組み付けてある為それらを外さないといけません。 (バンパーは柔らかいから横だけ外して捲れるかも)
一応カウルガーニッシュにアクセス用のフタが付いているので幾分作業性は考慮されています。
ただ、既存の車の作り方に沿った面が邪魔をして部品ごとに外す事が出来ないのです。
⑧ディーラーマンの情報収集能力
今の時代ネットで瞬時に情報が飛び交うので、ユーザーよりディーラーのほうが情報不足ってのはマズイよ。
特にコペンなんかはエンスー多いんだから会社の公式通達以上に市場の情報集めなきゃ!
⑨高いヨ・・・
付属品無しのドンガラで乗りだし約210万って・・・結局コミコミで240万掛かるのか(-_-)
今回は試乗コースも長く色々試せたのと、ディーラーマンがスバルSTI乗っていた事もあり割と自由に楽しめました^_^
まだまだ販売側も分からない事だらけなようで、嫌がらせに近いような質問しちゃったカモ(^_^;)
今のところ来年の丸目までは着せ替えの予定が無いのでノンビリ対策立てるんでしょう。
でも、本気で購入したい人にとっては死活問題になるような事が未決定で、その人は車を買ってくれるのだろうか?
何の心配ごとも無く購入出来るのが一番ありがたい事だと思うんですけどね。
軽で電動オープンが欲しければコペン一択、コストを考えるとスイフト・スポーツ、マーチ・ニスモあたりもライバルかな。
まぁ80%は指名買いだろうな。
来年にはホンダがS660を発表予定という事で、ジワリと盛り上がってきた軽スペシャリティ。
スズキは分母の多さに目を付けハスラーで進撃。
ダイハツはコペン×着せ替えで既存の魅力+αを提供。
ホンダはゴリゴリのオタク車になりそう。 それはそれでアリ!
不景気でみんな節約してきたんだから、この際屋根も財布も開けてパ~~っとコペン行っちゃいますか?w