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ニュル夫@Z-WIFTのブログ一覧

2014年09月19日 イイね!

ミニバンに乗るの、やめませんか?を俺流に考えてみる

ミニバンに乗るの、やめませんか?を俺流に考えてみる荷物届かなくてイライラ・・・ ニュル夫です。

字ばっかで長いからダルかったらスルーしてね。

最近、アウディの元デザイナー和田智氏の記事が盛り上がってるのはご存知でしょうか?
ミニバンに乗るの、やめませんか?


詳しくはリンクしてあるのでチェックしてください。
こっちはJ-CASTの記事


和田氏の言う事ももっともです。
ニュル夫が小さい時、親父はBBS・レカロ等のニュル夫家流のチューンをしたZ32と実家のプレジと同じ仕様のY32シーマを乗っていて、それはそれはカッコ良かったんです!
当時はレーシングカラーのブレンボを使ってる車なんて皆無だったので、量販店に停めれば人が集まるレベルでしたw

そんな幼少期を過ごすとニュル夫のような人間が出来上がりますwww


さて、和田氏の記事は「お父さんが子どもたちの運転手に成り下がったように見えた」、「ミニバンが流行る社会は幼稚」などなかなか刺激的な内容になっています。

スポーツカーやセダン好きからすれば「完全同意!!」なワケですが社会ってそんなに簡単じゃないですよね^^;
だからミニバンが流行っている訳で・・・


では何故ミニバンが流行ったのか?
今回はデザインや使い勝手と言った表層的な理由ではなく、日本の社会全体からミニバンを考えてみます。


【ミニバン】は80年代のプレーリーやシャリオなんかが発売されていました。
ミニバンが国産車の代表になるのは90年代のエスティマ・オデッセイまで待たなければいけません。

そう90年代です。


ニュル夫はこう考えます。
【ミニバンの台頭はユーザーやメーカーの責任だけではなく日本の時代背景に問題がある】と。

90年代にバブルは崩壊し、今まで好景気を維持してきた日本は一気に不景気に。
当然賃金は下がり今現在でも完全回復には至らない状況。
社会全体が萎縮し無駄の無い合理化を良しとする時代になる。
その余波はメーカーに及び、各メーカーは台数の売れない趣味性の高い車の生産をやめる。
欲しかった車は買えない。複数所有も難しい。

更に不景気から共働きが増え両親との二世帯家族が増えて行く。
その中で1台で多人数乗車でき、荷物も乗り、商用バンの臭いを感じさせないミニバンが生まれる。
90年代は3ナンバーサイズの高額車が多かったが、90年代末になると商用ベースだった5ナンバーミニバンは、専用ボディに進化しお仕事車から完全に脱却。

近年はチャイルドシートの義務化やナビ、モニターの普及により安定した人気を得るに至る。
おまけにエコカー減税にも対応し維持費も有利に。(燃費自体はソコソコだが・・・)


これではミニバンを選ぶなと言うほうが難しい。。。
だからミニバンユーザーの気持ちは良く分かります。


じゃあミニバンは絶対正義の存在か? 否。
高速で事故れば車外へ投げ出され、回避行動をとれば横転、側突でも横転。
これって家族の為の乗り物ですか?

快適性と人命を比べたら当然人命が優先されるでしょう。
その点においてはクーペやセダンの価値は高いでしょう。


あと、子供はミニバンを見てときめくでしょうか?
以前Zを洗車していたら、隣の子供がず~~っとZを見ていてシートに乗っけてあげた事があります。
きっと彼の中に何か感じるものがあったんだと思います。 喜んでましたから(笑)

感受性の高い幼少期は美しい物・音・味などを体験させ、その素晴らしさを教えて行く事も親の責務です。
善し悪しの判断は知識だけではなく経験が重要なのです。


個人的にミニバンを否定したい大きな理由は【合理化】なんです。
ミニバン・SUVしかり、合理化は本質と相反するものです。
合理化が進めば本質からどんどん遠ざかる。
本質とは物事においてピュアなものだから。

合理化って【お子様ランチ】なんですよ。

一流レストランへ行くと前菜から始まりデザートまで1皿ずつ出てきますよね。
対してお子様ランチは新幹線のプレートに全て盛りつけられている。
1品ずつに意味を持ち綺麗に盛り付けられた料理と、子供が喜びそうな絵の描いた皿の料理。 ハッキリ言って比較対象じゃないですよね。

つまりはそういう事なんですよ。
いい大人がお子様ランチ食べてカッコいいのか?と。
お子様ランチは安いし、皿を洗うのもラクでしょう。
でもそれじゃ社会は成長しないんですよ。

お子様ランチを食べなきゃいけない言い訳を考えるなら、お子様ランチを食べないで生活出来る努力をしろ、と。

和田氏の記事に対して反発している人は言い訳しか言わない。
下を見て話をしている。

人は上を目指すのが大変だからついつい下を見てしまう。
でもそれじゃ成長しない!!

ダサいミニバンしか売ってないと言うなら自分がメーカーに入ってカッコいいミニバンをデザインしてみろ!
セダンが欲しいのにミニバンしか乗れないのなら稼ぎを増やせ!!

好きで乗ってるなら構わないが、妥協してミニバンに乗るくらいなら乗らないで済むような努力をして欲しい。
嫁さんに強要されるならプレゼンをする。
セダンの乗り降りが大変ならエスコートすればいい。

理想を叶えるのは努力が根源なんだと。


以上のように、社会・メーカー・ユーザー、全てが重なってミニバンの存在があるのだと思います。
90年代から車に関する文化は衰退し続けたのです。
親がミニバンに乗っていれば子供は車に興味など持たないでしょう。
車に興味が無い人が車を作ればつまらない車が生まれるでしょう。
そして町全体につまらない車が溢れかえるのです。

良い物を所有するのは大変です。 コストや犠牲も大きい。
それでもカッコいい、美しい物に憧れる。
だったら素直に生きましょう!!

良い物を所有する事は自分を磨き他人を刺激し社会を成長させます。


みなさん、ミニバン乗るのやめませんか?(笑)
Posted at 2014/09/19 20:34:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | | クルマ
2014年09月04日 イイね!

NEWロードスター発表! 俺はときめいている!!

NEWロードスター発表! 俺はときめいている!!赤飯だ!赤飯用意しろ!! ニュル夫です。

俺は今ときめいている!
車でこんなにときめくのはZC11スイフト以来かもしれない。
性能や値段じゃない。
理屈じゃない。
スポーツカー特有のジレンマを断ち切った新型ロードスターに拍手を送りたい!

そんな感情的にハイになってるロードスターを論理的に見て行くとどうだろう?


ニュル夫が真っ先に感動したのが着座位置。

とにかくリアタイヤに近い!!
近年のFRではトップクラスの近さだと思う。
これはどんなにチューニングしても変える事は絶対に出来ない。
基本的なパッケージング、ディメンションを決めるのはメーカーであり、担当者のセンスだ。

このリアタイヤの近くに座る感覚は独特かつ極上の感覚でZ34程度の着座位置でもそれを体感出来る。
十字路を曲がるだけで心が躍る。
自分の腰を軸として鼻先が動いていく感覚は生粋のFR車だけに与えられた特権だ。
こればっかりは2シーターでなければ絶対に不可能な感覚。

FRならなんでも良いわけじゃあない。 あくまで4座のFRはスポーティな乗り物であって本物ではない。 それは乗ってハンドルを切れば分かる事。



こうして比較すると一目瞭然。 個人的にはZ34レベルではギリギリダメなボーダーを超えてる気がする。 86は4座だからしょうがない。。。

絶対に変えられないディメンション。 それを確実に抑えてくるマツダ、流石!


次は小型化したボディ。
現行比100kg+の軽量化、歴代最小のボディ。
ブレーキキャリパーをWB中央寄りにレイアウトする徹底ぶり。
英断とも言えるタイヤサイズの小径化。
挙げたらキリが無い・・・

近年は【ダウンサイジング】という考え方から性能低下を容認する風潮があるが、スポーツカーにとって性能低下は死活問題だ。
故に世のスポーツカーはモデルチェンジごとに肥大化し重さを馬力で補って来た。

だが今回のロードスターは原点回帰する事でスポーツカーのジレンマを断ち切った。
ホイールサイズを1インチダウン、タイヤ幅を10ミリダウン。
動力を路面に伝えるタイヤサイズを下げるのは清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要だったであろう。

そこまでして原点に戻る。

そして副産物として軽量化につながる。 5穴から4穴に変更するだけで20%の軽量化だ。
ハブベアリングも小型化してタイヤホイールで一体どれだけ軽量化できるだろう。。。

今まで誰もが分かっている当たり前の事が出来ていなかった。
【ロードスター】だから出来た小型軽量化。 25年かけて築き上げた伝統が無ければ不可能だったに違いない。


最後にデザイン。
個人的に魂動デザインは好きではない。
理由は単純。 FFのパッケージングでは成立しないから。
Aピラーを後退させノーズを長く見せる。 それはFRだから可能なプロポーションであってFFのようなオーバーハング上にエンジンのあるレイアウトでは不細工になるしかない。
アテンザ、アクセラ、デミオ。どの車もオーバーハングが長く哀れなサイドビューになっている。
CX-5だけは全高が高い為、上手く中和されているが。


そんな魂動デザインだがFRのレイアウトに置き換えれば自然な造形に昇華する。
・1730ミリとは思えないフェンダーフレア。
・タイヤに頼らない薄く張りのあるボディ。
・慣性モーメントが少なそうな前後オーバーハング。
・不気味なキャラクター線に頼らない抑揚ある断面。
細かい部分では気に入らない箇所もあるが、基本プロポーションの良さがあればディティールなど些細な問題でしかない。

重箱の隅を突く様な事を言えば、
・ノーズが前輪車軸から折れて見え、結果的に下付きな顔になっている。
・全体的にオーガニックな面質に対してリアデッキがやや硬質。
・リアの絞りが強くディティールがハの字の為弱く見える。
・ドア後方の斜め線はいらない。


人の美は一糸纏わぬ姿であって、着飾った物など子供騙しでしかない。
だからプロポーションさえ抑えておけば車は美しくなる。
今、それが出来ているのはアストンマーティンとロールスくらいだろう。その中にロードスターを入れてもいいくらい美しいプロポーションである。


いやはや、本当にときめいている。

車ってこういう気持ちを生み出さなきゃ存在価値なんてないよ!!
車好きからのプレッシャーとモデルチェンジのジレンマと闘いながら素晴らしい作品を生み出したマツダにあっぱれだ。

もっともっと、楽しい夢を見させて欲しい!
Posted at 2014/09/04 23:03:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2014年08月31日 イイね!

新型ワゴンR S-エネチャージ乗ってきた。

新型ワゴンR S-エネチャージ乗ってきた。買い物ついでの試乗。 ニュル夫です。

今日は特別やることもなく暇を持て余していたので、食料品買いに行くついでに新型ワゴンRに試乗してきました。
以前タッチアップ塗料を買いに行った時に仲良くなったディーラーマンが対応してくれたので好き勝手に走ってきましたw


今回のレビューは走行性能のみで。

今回のモデルはセレナS-ハイブリッドと同じ機構の簡易ハイブリッドでモーター機能の付いた発電機を用いて一定条件下でのみエンジンのアシストをします。
プリウスのようなモーターのみで走行する事は出来ません。
また、モーターアシストはメーター内のインジケーターで確認出来るようになっていますが、運転中にアシストの体感をする事は【ほぼ】出来ません。。。

エンジンは小規模の改良が加わっているようです。
今までより若干アイドリングが静かなような気がしました。 スペーシアターボとの比較なので気のせいかもしれません。

早速試乗スタート!

まずは良い印象から。
バッテリーの残量は3メモリですが早々にモーターアシスト開始!
想像以上にモーターアシストするような設定になっているようです。
個人的には回生で充電したかったのに、ガンガンアシストするもんだからなかなか充電できない・・・(^_^;)
でも残量3メモリでも十分アシストするのでバッテリー容量的には余裕のある物を使っているのかもしれません。

機構はセレナと同じですが、アシスト時間が長いのとそもそもの馬力・重量が軽い為、セレナ以上に効果が期待出来るシステムだと思います。


アイドリングストップからの始動はISGのおかげで非常に静かです。
止まるごとにキュルキュルと合唱する事もありません。
軽の場合セル音は結構ノイジーに響くので、この方式はかなりアリだと思います。

今までは割と活気あるエンジン音がストンと消えアイドルストップに入り、キュルキュルとセルが回って始動する・・・
一連のプロセスが明確に伝わってくるからこそ、システムのありがたみがあったんですが、元々静かで静かに始動してしまうのでドライバーに何が起きているかが伝わって来ないのです。
よく出来ていると言えばそれまでですが、何か自分の意志とは無関係に車が勝手に操作されているような何とも言えない違和感を感じるのも事実です。
これはちょっと捻くれすぎかな? まぁ個人差ですw

普通に乗る分には普通に走って過不足無い運動性能に低燃費。
エゴと自己満を否定するならば軽自動車は間違いなく【自動車界の最小の巨人】です。


次に不満点。
軽特有の走行中アイドルストップですが、やはりブレーキの効きが甘い気がします。
自分が思っている踏力では車が50センチくらい先で止まる感覚です。
スポーツパッドを普段から使っているので個人差かもしれませんが、自分の予測値を上回ってしまうのはこのモデルでも改善されていませんでした。

次に、20km/h~40km/hあたりをユルユルと加速する場合、エンジンとISGの協調制御が完璧ではなく若干のシェイクを起こします。
イメージとしては制御の甘いCVTが減速時にカクカクとシェイクしながら減速する感覚に似ています。 それが加速時に発生するのです。

上記で書いたアシストの体感は【ほぼ】出来ないの【ほぼ】はこの部分に当たります。
この違和感がある時にISGの存在を確認する事になります(苦笑)

この件は同乗のディーラーマンも同意見だったので、今後のランチェンでMAP補正が入ると思います。

もう一点はエンジン再始動が静かな為、アクセルを開けるタイミングが掴みにくい気がします。
これは左足ブレーキ使用者にしか分からない違和感かもしれません。
両足で踏み変えをしないドライビングなのでシームレスにABペダルを操作出来るのですが、シームレスゆえエンジン始動とアクセル開度の入力情報にタイムラグが発生するのです。
セル始動の場合は始動音が明確なので、それに合わせてアクセルを開けていけるのですが、ISG始動だとエンジンのかかるタイミングがイマイチ掴み切れないのです。


とまぁ、新装備のレビューはこんな感じです。

操縦安定性やデザインなんてのは、この手の車にはあまり関係の無い話なので割愛します。



いやはや、軽自動車の進化が止まりませんネw
もはや戦争と言っても過言ではないレベルです。
それに比べ2リッター以下のセダンとか300万以下のセダンって息してないですよね(^_^;)
この調子だとあと2年くらいでリッター40kmも夢じゃないな。。。


それにしてもあのディーラーマン、やったら俺のスイフトに興味津々だったなwww
ディーラーって車買う場所なのに「ダメです! このスイフト手放しちゃダメです! これは絶対勿体ない。 後悔してからじゃ遅いですよ!」って・・・

なかなか嬉しい事言ってくれるけど、それじゃディーラーマン失格だぜ?www


Posted at 2014/08/31 17:28:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2014年08月30日 イイね!

スイフトのプラグ変えてトルクモリモリ!

スイフトのプラグ変えてトルクモリモリ!もう一つは久々のスイフトだよ! ニュル夫です。

最近ご無沙汰だったスイフト。
まだちゃんと乗ってますよ~~~www
むしろスイフト乗るたびに、車との強い一体感を感じるくらい。
長年乗ってるのももちろんだけど不気味なほどの一体感はスイフト特有なんじゃないかな。


そんなスイフト。
最近なんとなくパワー感が乏しい・・・
夏ってのはもちろんある。 油脂類に関しては何の問題も無い。あり得ない。

じゃあプラグじゃね?って事でNGKのハイエンドモデル【プレミアムRX】投入です!!

最新モデルなので、実家で試供品的な扱いで格安購入出来ました\(^o^)/
物は7月に手元に届いてたんですが、暑いわ雨だわイベントだわでなかなか交換出来ず・・・


今日は天気も丁度よかったのでソッコーで交換!!


ちなみに交換前のプラグはコチラ・・・

電極減っちゃってるよ・・・(-_-;) いつ変えたかも覚えてないくらいだからな・・・
焼け方は4本ともバランスよく焼けてる。 やや白いかなぁ。。。 でも7番はいらない気がする。


とまぁ、こんなヘタったプラグからの交換なんでめっちゃくちゃ調子よくなりましたw

動き出しのトルク感も上がったし、4000rpm前後からのパワーも十分ついてきます。
分かりやすい表現だと、交換前のエアコンオフと交換後のエアコンオンが同じ位の動力性です。

駆動ロス考えると結構パフォーマンス上がってると思います。
それこそマイナス成長のヘタリプラグ比だったら5%くらい違うかもよ?w

オイルはマメに交換するのにプラグだけはサボり癖が直らない・・・
前も同じ事書いた気がするけど成長してないんだな、オレ。。。



因みにZ34は純正8番のイリジウムという、アホみたいな熱価なんで代替え品がありましぇ~~んwwwww
Posted at 2014/08/30 19:56:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2014年06月21日 イイね!

新型コペン試乗してきたー! (超長文要注意!!!)

新型コペン試乗してきたー! (超長文要注意!!!)屋根開くってステキだね☆ ニュル夫です。

まず1つ修正させてください。
前回のブログでフィットHVのタイコにコブが付いてる件を書きましたが、見間違いでアコードHVにしか付いていません。
プリチャンバーとリアピースを見間違えていました。
今後はミスが無いように注意します。


今回は超長文だから覚悟してね!!w


さて、2年ぶりの登場!コペン・ローブ。
既に恵比寿の発表会で丸目が出るとアナウンスされ肩すかしくらった感があります。
一体何の発表会だったんだと(笑)
楽しみにしていた人の半数は「オイオイオイ!!」ってなったでしょうね。

昨日の帰り道にディーラーに置いてあったので朝から突撃!
ソッコーでカタログ出してくれてました。 気合い入ってるな~。

試乗車は展示車と兼用で16~18時のみ試乗が出来るそうで、朝予約を入れて先程乗ってきました。 割とスイスイ乗れちゃうんだ・・・
コースはバイパスを含む30分の遠乗り出来る特別コースを設定する気合いの入れよう。 こいつはマジだ!


早速試乗~ ブ~~~~ン、ウイ~~ンガチャガチャ、ブフォ~~~。 終了www


それではレビューです。

①デザイン(外装)
昨年の東京モーターショーとほぼ同じ状態ですね。
ガーニッシュやランプ類以外は同形状です。

好き嫌いが分かれそうなデザインで、旧コペンが好きな人には【ナンジャコリャ?】でしょう。ニュル夫もそうですw
顔周りは86をぶっ潰したような顔で、フードやフェンダーは結構肉感があります。
ゆえにサイドから見るとフロントの量感が強く倒れたしゃもじみたいなバランス感です。



サイドはウエッジの効いたキャラ線がズバンと引かれています。これも好き嫌いあるでしょう。
それより問題なのは、ドアは着せ替えが出来ないのでコペン・ローブから着せ替える場合は必ず残ってしまう事です。
上から見た時のカーブがキツイので他の部品とのマッチングを取るのが難しそうな気がします。

リアはまるでもののけ姫のサンのような顔ですwww


ランプ下の縦に伸びている部分はスモール連動で点灯します。
邪推すると、元々ダイハツは縦の部分をリフレクターにする気があったんじゃないかと。
でもそれが出来ずにゴミ箱から拾って来たようなリフレクターが付いてるのかもしれません。 まぁ大企業でそんなミスは無いかな。。。

空力特性改善の意味もありダックテール形状になり、ボディ自体も後ろに引っ張られたような量感で、結果的にルーフ後方のリアデッキが長く感じます。

あとなんなの?マフラー。 あえて下向きに出す理由が分からない。
特にローブのイケイケデザインには合ってない。 丸目コペンなら良いと思うけど。

総合的に見ると、旧コペンが持っているコペンらしさは皆無です。
似せてしまっては同じ市場にしか売れないという気持ちは分かります。 でも継承していく姿勢も必要でしょう。
あの肩肘張らない「コペンだから許しちゃう」感じが無いんですよね。。。
軽のくせにムキになってんじゃねーよ。みたいな。


②デザイン【内装】
メッチャシンプルで「いいねぇ~~!!」と思った瞬間!
Dマン「オーディオレスなんです」
ニュル夫「チーーーーン・・・」

あぁそうか。だからボタン少ないんだwww
でもオーディオレスの基本デザインはカッコいいですよ!
センターなんか墓石みたいで良い感じです←褒めてますよマジでw

残念なのはあまり高級感が無い事。
N-ONEみたいな緻密さを感じない。 どことなく模型っぽいんですよね。
線の使い方がシャープでロボっぽいのが良くないのかな?
先代のモダンな雰囲気のほうが高級感出るのかも。

特にCVTのシフトレバーはガングリップタイプでお世辞にも高級感あるとは言えない。
先代の銀玉のほうがイタリアンエキゾチック風でイイと思う。

このオプションはいいね! ローブには似合わないけどウッドは絶対アリだよ。

ドアトリムはインナーハンドルが何故か材着仕様で必ず触る部品にコストを掛けないのは如何なものかと。
シルバー加飾との兼ね合いもあるとは思うけど、それならピアノブラックとかさ、やれることあるでしょ。

タントから採用してるハンドルは結構カッコいいです。 欲を言えば加飾をサテンシルバーやメッキにすると更にイイかな。


③走り

まず始動。 排気音チューンしたと言うだけあって結構イイ音させてます。
屋根のある場所で反響していたのもあってかズボボボボボと軽を忘れさせる音質。
アフターのやかましい感じではなく、心地よく調律してあります。さすが!!

実際の走りですが、やはりオープンとクローズドでは剛性のフィーリングは変化します。
クローズドでは軽+オープンボディを忘れさせるほどしっかり剛性が出ています。
16インチ、低偏平タイヤでもフロアがビビる事はありません。
オープン状態だと橋の継ぎ目や、斜めに段差を超えるような【車体に捩じれる力が加わる】場面では弱さが出てしまいます。
これは足の固さもあるでしょう。

そう、結構足が固いんです。
大きく重い足まわりを締め上げる方向でバランスを取ろうとしている感があります。
バネ下がドタバタしないようにしてるのかな?
実際ドタバタしないのでシャシー自体も剛性が出てると思われます。

エンジンはスズキ・ホンダより静かですね。相対的にCVTの駆動音が大きいかな(笑)
そういえば4気筒から3気筒になったんですね。 4気筒フリークは嫌がるのかな?
俺は下のトルクが厚いから3気筒のほうが良いけど。 まぁ振動はデカイなw

車重がしっかり重いので動き出しの俊敏な感じは無いですね。
ヘタしたらスペーシアターボのほうがゼロ発進の勢いは上かも・・・
16インチの重いバネ下、165幅の高性能タイヤ、副変速機無しのCVTでは分が悪いか・・・
ただ、CVT自体は積極的に回転を下げるようなセッティングでは無いみたいです。
意外とリニアに反応するので4ATじゃなくてもいいかな。
全開域でギアが切れないのは気持ち的にムズムズするけど、普通に乗るには問題無いと思います。

ステアフィールはもっと重くていいです。
神経質な特性ではないのでチョロチョロはしませんが、中立の甘さがあります。
軽くしてダルにするなら、重くしてピーキーなステアフィールのほうが結果的に乗りやすいと思うんですが・・・ 個人差かな?

屋根を開けると排気音がしっかり入って来てニコニコしちゃいます(笑)
排気音のチューニングは正解ですね。 適度に耳に入ってくる音量で非常に好感度高いです。  
唯一ロックが必要なのは残念ですが、車が小さいので助手席側も簡単に解除できます。


④その他

信号待ちでオープンに変身させたら後ろのセルボSRに乗ってる子供が手を振ってきました^_^
ドヤ顔で振りむいて手を振ってあげられるのも屋根無しの魅力ですw
子供を喜ばせ、「車っていいな」と思わせる事がスポーツカーの使命の一つですから電動ルーフはアトラクション感MAXです。
走行中に開閉出来たら最高なんだけどな~。イチイチサイド引いてパーキングはめんどくさいよ・・・


⑤問題点
マジで山積みだよ!

①一番肝心な着せ替えが一番問題!!!!!
まず着せ替えは基本ディーラー対応という事。 パネルはトルクスで締めてあります。
DIYも可能でしょうが、パネル交換時の事故歴扱いがどうなるか不明瞭です。
ディーラー交換は無事故扱い、DIYは事故扱いとでもするのでしょうか?

あと、交換したパネルは何処に保管するのか?
試乗したディーラーでは保管はしないそうです。 ではディーラーで外した部品はどうやって持って帰るのか?
コペンじゃ絶対に運べません!

ディーラーマンの話では「コペンに強い特別ディーラーを展開するのでそこに一任する形になるかもしれない」と。 かもしれない?
おいおい、見切り発車かよwww なんにしても保管体制が整わないと、着せ替え目的で購入するにはハードルが高過ぎます。

更に、アフターメーカーの劣悪な品質の部品を取り付けるのはどうするのか?
社外品を嫌うディーラーがベコベコのFRPパネルを交換してくれるんでしょうか・・・
これについても歯切れの悪い回答でした。 色々決まってないッポイ・・・


②デザイン。
全部だよ!! 360°全て賛否あるでしょう。
まぁ丸目やXモデルが出るので今後の展開に期待する方向で。

③CVTにはパドルシフトは必須!
ダイハツってパドルシフトの設定無いんですね。 スズキの最上級グレードは付いてるのに。
コペンには特に必要なので早急に対応するべき。

④オーディオレスインパネ。
結局ナビ・オーディオ付けると、不格好なガーニッシュが鎮座する結果に・・・
この際センターコンソールにでもオーディオ付ければよかったのに。

⑤車高
110ミリって低いでしょ。 先代も低くて大変だったから改善したと思ってたのに。

⑥樹脂パーツによる熱伝導の悪さ
ハイト系の場合はエンジンルームにスペースがあるからイイとして、コペンの場合はエンジンはギチギチに詰まってます。
エンジンはターボ、アイドリングストップ付きでターボタイマーとは真逆の鬼畜アイテム、樹脂ボンネットの為熱がこもりやすいような気がします。
街乗りだけでフードステーがメチャクチャ熱くなってました。 スイフトじゃ考えられない。

⑦交換作業者にやさしくないパネル設計
フロントフェンダーを外す場合は・サイドシル・バンパー更にヘッドランプが上から組み付けてある為それらを外さないといけません。 (バンパーは柔らかいから横だけ外して捲れるかも)
一応カウルガーニッシュにアクセス用のフタが付いているので幾分作業性は考慮されています。
ただ、既存の車の作り方に沿った面が邪魔をして部品ごとに外す事が出来ないのです。

⑧ディーラーマンの情報収集能力
今の時代ネットで瞬時に情報が飛び交うので、ユーザーよりディーラーのほうが情報不足ってのはマズイよ。
特にコペンなんかはエンスー多いんだから会社の公式通達以上に市場の情報集めなきゃ!

⑨高いヨ・・・
付属品無しのドンガラで乗りだし約210万って・・・結局コミコミで240万掛かるのか(-_-)



今回は試乗コースも長く色々試せたのと、ディーラーマンがスバルSTI乗っていた事もあり割と自由に楽しめました^_^
まだまだ販売側も分からない事だらけなようで、嫌がらせに近いような質問しちゃったカモ(^_^;)
今のところ来年の丸目までは着せ替えの予定が無いのでノンビリ対策立てるんでしょう。

でも、本気で購入したい人にとっては死活問題になるような事が未決定で、その人は車を買ってくれるのだろうか?
何の心配ごとも無く購入出来るのが一番ありがたい事だと思うんですけどね。

軽で電動オープンが欲しければコペン一択、コストを考えるとスイフト・スポーツ、マーチ・ニスモあたりもライバルかな。
まぁ80%は指名買いだろうな。


来年にはホンダがS660を発表予定という事で、ジワリと盛り上がってきた軽スペシャリティ。
スズキは分母の多さに目を付けハスラーで進撃。
ダイハツはコペン×着せ替えで既存の魅力+αを提供。
ホンダはゴリゴリのオタク車になりそう。 それはそれでアリ!

不景気でみんな節約してきたんだから、この際屋根も財布も開けてパ~~っとコペン行っちゃいますか?w
Posted at 2014/06/21 20:34:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | | クルマ

プロフィール

「スイフトミーティング直前にタイヤ交換しましたw
ポテンザスポーツから、トランザ6エンライトン!
タイヤがびっくりするくらい軽い!!」
何シテル?   07/03 20:59
はじめまして。 ニュル夫@Z-WIFTです。 【Z34】のZに【SWIFT】のWIFTでZ-WIFT。 Sを反転するとZみたいだから丁度いいでしょ^_^ ...
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Z34 アウトサイドドアハンドルASSY交換① 
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日産 フェアレディZ Z34マンハッタン (日産 フェアレディZ)
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デビューしてすぐ買ったので生粋の1型です。 無駄な改(悪)造はしません。流行りには乗りま ...
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