![私の理想系 ランチアデルタのモディファイを見た 私の理想系 ランチアデルタのモディファイを見た](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/027/820/171/27820171/p1m.jpg?ct=27720a2073f0)
9月17日(祝)、早起きをし前日降った雨で濡れたデルタを軽く拭き、早朝の横浜中区 日本大通りにあるオープンカフェへ。
朝7時頃 カフェでまったりした後、大黒PAへ移動。
大黒にて車友さんとゆっくりしたあと車両に戻ると、デルタ16V、ポルシェ930ターボ3台に囲まれていた。
デルタ16Vの方とご挨拶したところSNSでお知り合いの、たか純さんでお初にお目にかかり車談議していたところ、一台のデルタ(ジアッラ)が入って来て、お隣に駐車して頂いた。
駐車する際
・マフラーからの排気音がすこぶる良い音。
・フロントバンパーのラジエター前方が大型化されている事。
・前後ブレーキキャリパーが大型されている事。
・運転室内、各種追加メータやサイドブレーキレバー横に油圧式と思われる追加レバーがある事。
この車両は只者でない雰囲気のオーラがぷんぷん。
早速、オーナーさん(kazHFさん)とご挨拶し車談議へ。
”このデルタ 慣らし中”と・・・、ボンネットをあけて頂くと、凄い!美しい!の連発だ。
本年3月 トヨタは2014年WRC復帰のためドイツで1.6L直噴ターボエンジンを開発中のニュース。
そのときのエンジン画像がこれ。
搭載車両はトヨタ ヤリス(日本名ビッツ)。
ラジエターとエンジン間のスペースの狭さを考慮し、EXパイプを延長しエンジン後方、ミッション斜め位置にターボユニットを配置し、ターボユニットの大型化、冷却効率向上を狙う。
私が以前より考えるデルタエンジンモディファイの理想系としていたが、ナント慣らし中のこのデルタはそれを既に実行している。
エンジンルームは
ターボ位置はこんな感じ
ノーマルデルタのインタークーラー後方にターボユニットが。
ターボ位置変更および圧縮空気冷却効率を上げるため、インタークーラーを大型化しラジエター前方へ。流用インタークーラーではインタークーラー左右に入側、出側となりパイプ延長が不可欠で延長による流体効率低下が懸念されるが、ワンオフにて大型化されたインタークーラー上部から下部へ加圧エアーが流れるようにしてある。
その他、オーナーさんとの車談議でエンジンも別物!
・(訂正)クランクシャフトは特殊加工とバランス取り。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/005/002/334/8c79ce3c78.jpg)
・(訂正)ピストンとコンロッドは図面から起こした特注品。
ハイカム、チタンバルブリテーナー
(訂正)バルブクリアランス調整によるクリアランスシムインナー化は試行錯誤中。
ポート研磨、スロットルバルブはアルファ164流用による口径大化
ターボはイ○プ用、排気パイプ マフラーもワンオフ、点火系はダイレクトIGN。
勿論エンジン制御ECUはMOTEC( M400)に!
(訂正)更に制動系はブレーキキャリパーをポルシェ964用を前に流用。リアはアルファGTVフロントキャリパーをリアに流用。
これは関西デルタ乗りさんでは有名(私は知らなかった・・・)と。
その他細かいところまで手を加えられ完璧です。
また、ハーネスの取り回しやエンジンルーム内の耐熱塗装などなど、見事であり美しい!!
ホント、最高の仕上がりです。
kazHFさん車両拝見させて頂き、ありがとうございました。
仕上がった車両を拝見すると、理論理解度の高さそれを現実にする執念と技術力。こんな素晴しい作業をするメカニックとお知り合いになりたい・・・そうゆう思いです。
添付画像は、整備店舗ブログおよびwebニュースより
9月23日訂正あり
Posted at 2012/09/23 07:12:01 | |
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