久々のブログです。
足元、自車両は車検中なので2年前から個人で注目していたラリー コンピューターの情報です。
私がラリー現役であった約15年前。
当時私が使用していたラリーコンピューターはコンペ製CRT4500であった。使用していた時も本コンピューターはデビューから十数年経過していた。
グランツ、NONO、CRT4500、F-ROMなど当時の実戦ラリーで使用されていたものである。
あれから約15年。各ラリーコンピューターのデビューから約20年以上経過。
モータースポーツのラリー人口も減少で新たなコンピューター需要も激減。
新たにラリーに挑戦する方は少なく私のようにTE27からAE86(カローラレビン、トレノ)がラリー会場を埋め尽くした時代。また、WRC開始の1980年後期からの時代。国内ではファミリアGT-AeからギャランVR4へ。そしてランサーEVO1、インプレッサデビューの時代へ。国内ラリーでの最も熱き時代だったと思う。
ラリーコンピューターの話にもどる。
現在では新型のラリーコンピューターが無い。よって20数年も経った物を使うしかなかった。
コマ図作成でコンピューターを探している、そんな時(2011年3月)、現役時代お世話になったオートサービス蝦原(ASE)の入夏選手開発のスマートフォン端末でGPS計測のラリーコンピュ-ター開発を聞き、早速試作品をスマートフォンTabに導入してみた。(表題 画像)
その後、入夏選手開発のラリーコンピューターは、タイムコントロールラリー(SS主体、海外ラリー向き)に対応した ASE RALLY PAD を開発。海外ラリーでも実戦で使用されている。
タイムコントロールラリー用画面
リアルタイムにMAP表示に切り替えも可能
入夏選手のラリーコンピューターは進化していた。
一方、SS主体、海外ラリー向きコンピューターでなく、国内ラリー向きAVE速度入力によるファイナルタイム表示型コンピューターを探していたところ、本年2月、 茨城のラリースト細井氏を通じ知りえたコンピューターアプリである。
開発は藤原忍 氏
iPad版 DX500RALLY-PRO
Andoroid版 ELM327RALLY-PRO
上記でアプリデビューしている。
開発版を頂きスマホに搭載しデルタに装着してみた画像
昔のラリーコンピューターNONOに似たテンキーとファイナル、MAP表示。
タイム(標準時間)をインプットし使用してみると、CP、PC処理、ファイナルの送れ進み秒表示。
私の使用環境では全く問題なくしようできる。
うーん、スマホでラリーコンピューターが出来るなんて感動です。
距離計測はGPSであるが、実戦ラリーにてダイレクトな距離信号を得るため、現在も改善進行中。
開発アドバイス者が実戦ラリーで実績ある方なので非常に使い勝手がいいのと操作が実戦向きだという事だ。
お二人の更なる改善と進化を切望します。
Posted at 2013/03/17 21:41:02 | |
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