さて、今使っている三脚、ベンロのC4580Tですが・・・
2016年8月に購入してから去年の秋にアルミ接合部が壊れ、今年の春に脚内部のジョイント部が壊れたりと自分で手直しをして騙し騙し使ってきましたがそろそろ限界となってきました。
このベンロというメーカー、中華製ではあるもののメディアでそれなりに評価をされてたので買ってみたところがこの結果でした。
カーボンの部分は、素材と窯の全ては日本製を使っているので問題ないのですが、やっぱりカーボンとの接合部分とアルミ部材は素材をかなりケチって強度不足になっているので、それほどの年数が経たなくても脆くなってしまいます。
輸入代理店の対応もイマイチな上、挙句の果てに今年の3月に代理店解消をしてしまいましたから色々とオシマイですね・・・
そんな結果から新しい三脚を導入しようと色々と悩みました。
手っ取り早く、安く手に入れれるシルイの2メートル三脚R-5214XL。
一脚は安かった上、アルミ接合部の構造もベンロと比較にならないくらい肉厚でしたので十分性能はあると思いますが、やっぱりためらってしまいました。
次に挙げた候補は、同じ高さとなるジッツオのシステマチックGT3543XLS。
価格はそれなりになってしまいますが、これなら十分性能があると考えこれを購入する検討をはじめました。
ジッツオに関しては未知の世界でしたので色々と調べていましたら、モデルによって用途が違うということがわかりました。
ジッツオの三脚というのは0(ゼロ)型から5型のモデルが用意されており、単純な考え方として以下の枠に当てはめることができるみたいです。
0型 - 75mmレンズ以内
1型 - 100mm前後のレンズ
2型 - 200mm前後のレンズ
3型 - 300mm前後のレンズ
4型 - 400mm前後のレンズ
5型 - 500mm前後のレンズ
例として、標準ズームレンズ(24-70mmなど)を使っているのであれば0型でOK。
300mmレンズを使うのでしたら3型、というようになります。
自分はてっきり、耐荷重だけ気にしてればOKかと思ってましたらそうではないみたいです(汗)
脚を伸ばしたときの"しなり"や、雲台を回したときの"よじれ"など、ブレに対して徹底的にこだわり、型で区別する設計となっているのがジッツオの考え方というのがよくわかりました。
では、自分が目論んでいたGT3543XLSですが、間にある4桁の数字の先頭が"3"になりますのでこちらの三脚は3型となるわけですが、自分が載せたいレンズは500mmなので耐荷重は問題なくても"しなり"や"よじれ"には対応していないということになります。
ともなれば、500mmレンズに対応する三脚は5型となりますので、持つべき三脚は以下の一覧になります。
GT5563GS 278 cm 6段
GT5543XLS 198 cm 4段
GT5543LS 156 cm 4段
GT5562LTS 148 cm 6段
GT5533LS 145 cm 3段
GT5533S 134 cm 3段
GT5532S 132.5 cm 3段
一緒に全伸高と、ジョイントとなる段数を記載してます。
さて・・・
自分の中で伊丹で使える三脚は2メートル以上が必要と考えてますが、このラインナップからGT5543XLSか、GT5563GSに絞られてしまいます。
198cmのGT5543XLSが候補として上がるのは、雲台で確実に10cmは高くなりますから2メートルオーバーの部類に入ります。
しかし・・・どちらも高価な三脚・・・(大汗)
ついつい安価なSLIKにも目が眩んでしまいます。
この時点で既に金銭感覚が麻痺してますが・・・(@_@;)
兎にも角にも
買っちった
Gitzo システマティック GT5563GS
ウォーターマークを付け忘れましたが、自分で撮った写真ですよ!
三脚最高峰であるジッツオ。
初ジッツオでバカ高い最高のモノを買うって・・・
高さ278cmなので、余裕で人の頭を飛び越して撮影することができます。
でもね・・・伊丹に行くと当たり前のようにこの三脚を使っている人がかなりいるんですよね(汗)
そういう意味だと、自分もフツーだということですね♪
ただ・・・
脚に奮発しちゃったので、もう1つ買い替えが必要な雲台ができなかった・・・il||li _| ̄|○ il||l
雲台もベンロ製 S8で、こちらもかなりガタが来ているので買い替えしたかったけどまだまだこちらには頑張ってもらわないといけませんね。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
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Posted at
2018/06/13 08:44:21