釧路に赴く際は毎回、荷物が重くなります。
カメラ機材を大量にバッグへ詰め込んで行きますから当然なことになります。
カメラ機材を搬送する際はいつも「ボストンキャリー」。「スーツケース」で運ぶことはしないですね。
なぜなら、スーツケースだとコンテナへ投げ入れられる可能性が高いから。
これまで、ANAを利用していたときは「従価料金制度」を使ってカメラ機材を安全に運んでいただいておりましたが、LCCではこの「従価料金制度」は無いので、コンテナへ無造作に入れられる可能性が高くなります。
ボストンバッグなどはスーツケースと違って形が不規則で変形しやすい。
コンテナへ安定した積載をさせるためにはコンテナ内の上部に載せられる可能性が高くなります。
そういったことも考えて、キャリー付きのボストンバッグにしている状態です。
一応安全を見越して機材の間には衣類などを緩衝材代わりに詰め込んでおります。
さて、今回利用したレンタカーは2台。
まず最初に利用したのがフィット。
こちらは四躯モデルになります。
フィットは相変わらず運転がしやすい。
雪上での走行も素直なコントロールが出来て安心して走らせることが出来ました。
2日目以降で借りたのがノート eパワー。
初めて乗った発電エンジン車です。
自身の先入観でeパワーのモデルはすべて嫌い位置づけ。
なにせ、エコモードで走らせると減速時にブレーキランプが点かないから。
ワンペダルで操作してますからブレーキを踏むことがありません、その結果、アクセルを外しただけで急減速がかかりますので、それを知らない周辺のドライバはブレーキ踏んでないのに急減速されたら当然ながら驚きます。
自分もそれを喰らって驚いた一人。
今は理解していますから問題ありませんが・・・
このノートは普通に走らせている分は至って普通。
先に述べたエコモードは操作に癖あり。
エコに切り替えるとアクセルペダルが重くなり定速走行がやりにくくなります。
でも唯一、利用価値があったのは雪上やアイスバーンの長い下り道。
アクセルペダルだけで、安定した減速ができるので下りコーナなどは安心して走ることが出来ます。
1つ気になったのはVDCの制御。
コーナーや交差点での右左折時、実際に滑ってしまったのですが、当然ながらドライバはカウンターを当てるわけですが、どうやら、ドライバが当てたカウンター量(ステアリングの切り角)を一切考慮していない様で、倍返しのお釣りをいただいてしまいます^^;
雪上で走らせるとメーカーごとの横滑り防止装置の制御が大きく異なるというのが体験できたのは個人的にはためになりました。
釧路へ赴いたときの知恵を1つ。
まぁ、普段の通勤車で専用のカバーを使っているのですが、100円ショップでかんたんに購入できる180cmほどのレジャーシート。
それをフロントガラスへ取り付けます。
こんな感じ。
そうすれば翌朝、フロントガラスが凍らない。楽です♪
ちなみに4日目の降雪があった日はこんな状態でした。
フロントガラスに積もった雪もレジャーシートを横から引っ張れば簡単に雪が降ろせます。
旅行時は時間の節約は大事。
さて、撮影最終日となった2月20日。
この日は朝から大雪。
そんな中、釧路湿原の北側の山奥へとクルマを走らせます。
釧路を離れる前にどうしてももう1度確認しておきたかったから。
道外れにクルマを停めて大雪の中、機材を抱えて歩きます。
そして・・・居ました!
シマフクロウ。
ようやく会えました。
北海道固有種のフクロウで日本最大級。
800mmのレンズであればもう少し近くで撮れたのですが、歩く道が雪深くなっていたので安全を見越して軽量な200-500mmレンズでの撮影となりました。
多くの野鳥撮影ができましたが、このシマフクロウだけは今回の大きな目的の1つ。
それが果たせたので鳥運だけは良かったです。
この後は帰宅するまで大変な道のりでしたが・・・^^;
まだまだ釧路で撮影したい動物たちが居るので来年も赴きたいと思ってます。
Posted at 2022/02/27 21:58:29 | |
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