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室井庵のブログ一覧

2021年10月27日 イイね!

需要はそれほどなかった? Nature Remo 3 スマートリモコン

需要はそれほどなかった? Nature Remo 3 スマートリモコン 

今年の5月はじめにスマートリモコンを導入しました。


これを導入したからって特に大きなメリットはありません^^;


インターネットが接続できる環境であれば、どこからでも家の家電が操作できるという機器になります。

まぁ、条件としてはリモコンで操作可能なものだけになりますが。




まずは設置内容を簡単に。

機器にはUSB電源が含まれているので、コンセントに接続するだけで簡単に使えます。

設置場所はリビング、室内全体にリモコンが届く場所としてインターホンの上に設置することにしました。



インターホンを外すとインターホン用の電源100Vが接続されているので、この電源に埋込コンセントを増設しそこにUSB電源ケーブルを接続。



USB電源ケーブルは標準ケーブルが2Mと長いため、手持ちにあった物を代用してます。



配線をキレイに戻してインターホンの上に若干の余裕をもってスマートリモコンを設置。

このような配線にしたのは、このスマートリモコン自体がハマリ込みをして動作しなくなった場合に電源の抜き差しをやりやすくするためです。


スマホ側の設定はこんな感じ。




実は寝室用でNature Remo mini 2も追加導入しました。

Nature Remo 3は温度、湿度、照度、人感センサが組まれているので若干高め。

Nature Remo mini 2は温度センサのみなので低価格になります。

どちらの部屋も使用している家電は同じもので照明はアイリスオーヤマのLEDシーリングライト、扇風機はシャープ、エアコンは三菱。

それぞれのリモコン情報をNature Remo 3とNature Remo mini 2に読み込ませて登録をしております。

シーリングライトとエアコンは、1回読ませるとすべての機能が登録されるので簡単なのですが、扇風機だけはオン、オフ、風量など個別にそれぞれを設定しないと登録できませんでした。


ここまではリモコンとしての機能をスマホで操作が出来ることになりますが、Nature Remoシリーズの便利な機能。

オートメーションを組むことが出来ます。



この例では平日の18:20~22:00の間、自宅から半径1300M範囲に近づいたらリビングのエアコンを設定した内容でオン、扇風機もオンという設定。

基本的な使い方として十分な機能をもっております。

「条件付き」自体は自分が望むとおりに組むことが出来るのですが、そのトリガー自体はそれほど多段化出来ないのが少々難点・・・

例でのトリガーは「日付・時間」と「半径1300M範囲」の2つだけ。

個人的には「温度が○○度以上」という3つ目のトリガーがあるともう少し勝手が違うのかもしれません。


個人的にあったらいいな!という考えで導入してみましたが、実際はそれほど使うことは無かったといったところ。

現状として使えるシーンは真夏か真冬時期くらいでしょうか。


恐らく、重宝されるのはペットを飼っている方ではないでしょうか。

ペットは気温に左右される場合があると思いますが、落雷なので停電が発生しエアコン類の空調が停止したときには、このスマートリモコンに温度による管理設定をしておけば停電復旧後は自動復帰させることも可能になるでしょう。

あとは防犯代わりに夜、リビングにライトを点けたりとか。



 今の所浅い考えでの使い方でしかありませんが、先々、何かに役立つかもしれません。


Posted at 2021/10/27 07:29:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | IT | 日記
2021年04月19日 イイね!

フィーダーするよ! (備忘録)

フィーダーするよ! (備忘録) 
前回からの続きとなります。


前回と同様につまらない内容になりますのでお急ぎの方は読み飛ばしてください。



Raspberry Pi 4を使って航空機位置情報をフィード(送信)する。

前回はOSのインストールまででしたが、今回はアプリケーションのインストールとなります。





インストールするのは以下の3つになります。

・FlightAware
・Flightradar24
・RadarBox

実際にフィードできるアプリケーションはこれ以外に「Plane Finder」や「VirtualRadarServer」、「ADSBexchange」など数多くあるのですが、全てを網羅するのはめんどくさい^^;ので、必要最小限の3つに留めておきます。

インストールの順番ですが、FlightAwareは最初に入れておいたほうが良さそうです。

他はどちらからでもOK。



FlightAwareインストール


FlightAwareの最新版をコマンドからインストールします。

wget https://ja.flightaware.com/adsb/piaware/files/packages/pool/piaware/p/piaware-support/piaware-repository_3.8.1_all.deb ←wgetからの1行です
sudo dpkg -i piaware-repository_3.8.1_all.deb
sudo apt-get update
sudo apt-get install piaware


インストールはこれで完了。

自動・手動アップデートを有効にします。

sudo piaware-config allow-auto-updates yes
sudo piaware-config allow-manual-updates yes


次にアンテナの設定。

1090MHzと978MHzの受信ができる様にインストールします。

sudo apt-get install dump1090-fa
sudo apt-get install dump978-fa


978MHzは主に小型機用(UAT)になり北米で使われておりますが、近年、セスナやヘリの事故が多く発生しているので、日本も試験導入をされ始めております。


これらのインストールが終わりましたら再起動します。

sudo reboot


FlightAwareのアカウントを作ってログイン。

My ADS-Bから右側にある歯車(⚙)マークを選択します。

Edit Locationで自宅を地図上で選択し、Edit Heightでアンテナの高さをメートルで設定します。

緯度経度は後のアプリケーションでも設定するので覚えておくと良いですが、Googleマップでも自宅を右クリックすれば緯度・経度が表示されることも覚えておくと良いでしょう。

alt

正常にフィードできていれば、しばらくしたのちメールが届き、Enterprise Userのライセンスが付与されます。


なお、

この作業を深夜に行った場合、上空には飛行機があまり飛んでいないので一定数の実績に時間がかかり、ライセンスの付与にも時間がかかりますから深夜にはやらないほうが身のためです(経験談)




Flightradar24インストール

こちらはインストール途中で設定が走りますので事前にFlightradar24でアカウントを作っておいてください。

インストールは同じくコンソールから。

sudo bash -c "$(wget -O - https://repo-feed.flightradar24.com/install_fr24_rpi.sh)"


インストールが無事に終わるとセットアップが表示されます。

以下は初めてFlightradar24を使う方の設定画面となり入力値は赤字で表示しております。



Welcome to the FR24 Decoder/Feeder sign up wizard!

Before you continue please make sure that:

1 – Your ADS-B receiver is connected to this computer or is accessible over network
2 – You know your antenna’s latitude/longitude up to 4 decimal points and the altitude in feet
3 – You have a working email address that will be used to contact you
4 – fr24feed service is stopped. If not, please run: sudo systemctl stop fr24feed

To terminate – press Ctrl+C at any point

Step 1.1 – Enter your email address (username@domain.tld)
$:事前に登録したメールアドレス

Step 1.2 – If you used to feed FR24 with ADS-B data before, enter your sharing key.
If you don’t remember your sharing key, you can find it in your account on the website under “My data sharing”.
https://www.flightradar24.com/account/data-sharing

Otherwise leave this field empty and continue.
$:初めての場合やわからなければ空Enter

Step 1.3 – Would you like to participate in MLAT calculations? (yes/no)$:yes

IMPORTANT: For MLAT calculations the antenna’s location should be entered very precise!

Step 3.A – Enter antenna’s latitude (DD.DDDD)
$:緯度を入力

Step 3.B – Enter antenna’s longitude (DDD.DDDD)
$:経度を入力

Step 3.C – Enter antenna’s altitude above the sea level (in feet)
$:海抜からアンテナの設置した高さまでの合計を入力(単位:フィート)

Using latitude: **.****, longitude: ***.****, altitude: **ft above sea level

Validating email/location information…OK

The closest airport found is ICAO:RJ** IATA:*** near *******.

Latitude: **.*****
Longitude: **.*****
Country: Japan

Flightradar24 may, if needed, use your email address to contact you regarding your data feed.

Would you like to continue using these settings?

Enter your choice (yes/no)$:yes

We have detected that you already have a dump1090 instance running. We can therefore automatically configure the FR24 feeder to use existing receiver configuration, or you can manually configure all the parameters.

Would you like to use autoconfig (yes/no)$:yes

Step 6 – Please select desired logfile mode:
0 – Disabled
1 – 48 hour, 24h rotation
2 – 72 hour, 24h rotation
Select logfile mode (0-2)$:0

Submitting form data…OK

Congratulations! You are now registered and ready to share ADS-B data with Flightradar24.

Your sharing key (***********) has been configured and emailed to you for backup purposes.
Your radar id is T-RJ***, please include it in all email communication with us.
Please make sure to start sharing data within one month from now as otherwise your ID/KEY will be deleted.

Thank you for supporting Flightradar24! We hope that you will enjoy our Premium services that will be available to you when you become an active feeder.

To start sending data now please execute:
sudo systemctl start fr24feed

Saving settings to /etc/fr24feed.ini…OK
Installation and configuration completed!

設定作業はここまでです。

英語に慣れてないと文字を見ているだけで疲れるかと思います^^;

設定完了後はサービスの再起動を行います。

sudo systemctl start fr24feed


まだまだ設定が残っていて^^;、ブラウザからRaspberry PiのIPアドレス:8754へアクセス(Raspberry Pi内だったら127.0.0.1:8754)

Settingsを選択してReceiver: ModeS Beast (TCP)に変更しておくこと。

右下のSAVEを実施した後、RESTARTを実行。

こちらもしばらくフィードしているとBusinessのライセンスが付与されます。




RadarBoxインストール

RadarBoxはアカウントの作成は事前でも事後でも可。

インストールは以下のコマンド。

sudo bash -c "$(wget -O - http://apt.rb24.com/inst_rbfeeder.sh)"


途中、978MHzのフィード確認があるので、FlightAwareでも設定してますからYesにしておきましょう。

Do you wish to install dump978-rb program? (y/n) y


こちらのインストールはこれだけになります。

暫く稼働させて以下のコマンド実行しますとキーが表示されます。

sudo rbfeeder --showkey --no-start


Sharing key: ***********************************
You can link this sharing key to your account at http://www.radarbox24.com
Configuration file: /etc/rbfeeder.ini


発行されたキーをRadarBoxのWebサイトへ登録します。

こちらもしばらくするとBusinessのライセンスが付与されます。



RadarBoxはここからちょっとややこしいので。

自分もハマってしまったんだけど、稼働しているにも関わらず全くフィードしないんですよね(;^ω^)

稼働3日後にRadarBoxからメールが入って全くフィードしないって怒られたんです・・・

最初に以下のコマンドを実行したんです。

sudo bash -c “$(wget -O – http://apt.rb24.com/inst_rbfeeder.sh)”
sudo apt update -y
sudo apt-get install -y git curl build-essential debhelper python-dev python3-dev

git clone https://github.com/mutability/mlat-client.git

cd mlat-client
sudo dpkg-buildpackage -b -uc

cd
sudo dpkg -i mlat-client_*.deb

sudo reboot


これだと全く送信できず・・・

この状態から以下のコマンドを実施。

sudo rbfeeder --set-network-mode off --no-start


そして、/etc/rbfeeder.iniを編集。

cd /etc
sudo nano rbfeeder.ini


それぞれのセクションを以下のように編集。

[client]
network_mode=true

[network]
mode=raw
external_host=192.168.xxx.xxx(Raspberry PiのIPアドレス)
external_port=30005(FlightAwareと同じポート番号)

[mlat]
autostart_mlat=true
#mlat_cmd=/usr/bin/python3.5 /usr/bin/mlat-client


この後サービスを起動させ再起動を実施。

sudo systemctl restart rbfeeder
sudo reboot


そうするとようやくRadarBoxが正常に動き始めました♪

確認方法はブラウザにて以下のアドレスに接続。

https://www.radarbox.com/stations/[与えられたステーション名(EXTRPIから始まる番号)]


これですべてのアプリケーションが稼働できるようになりました。

後はスマホ、iPhoneでアプリを楽しんでください。

たった2諭吉の投資で、年額10諭吉が浮くのですからお安いもんです。


だから、思わず米尼で




その他を含めて注文してしまいました(;^ω^)

本格的にフィード出来る環境を構築したいと考えてます。




長文を綴ってしまいましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。


Posted at 2021/04/19 22:31:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | IT | 日記
2021年04月17日 イイね!

Raspberry Pi OS (備忘録)

Raspberry Pi OS (備忘録) 


前回はRaspberry Pi 4の組み立ての内容でしたが、今回はOSインストールになります。



つまらない内容になりますのでお急ぎの方は読み飛ばしてください。






自分が使っている飛行機の位置情報を確認するアプリはFlightAwareとFraghtradar24、それとRadarBoxの3つになります。

そのうちの1つのアプリとなるFrightAwareでは、うちの近くを飛んでいる飛行機の位置情報を取得してFlightAwareへ送信しております。

うちの近くといっても、紀伊半島がすっぽり収まるおおよそ300kmまでの飛行機を捉えることが可能です。

それを可能にするハードとして省電力なRaspberry Piのハードは実用的ですね。

この見返りとしてFlightAwareからビジネスライセンスを取得することが出来、そのライセンスのおかげで、スマホやiPhoneのアプリケーションが制限無しで使えるメリットがあります。

ただ、これまで使っていたOSはFlightAwareが提供するPiAwareを使ってフィード(送信)をしておりました。

残りの2つのアプリでも同様にフィードすることによってライセンスが付与されるのですが、ハードウェア1つに専用OS1つを載せての運用となってしまうのでそれぞれハードを用意しないといけません。

これは流石に勿体ないので、前々からやりたかった三位一体の使い方にしてしまおうって、そのためのPi4購入としての口実です♪

手持ちのPi3でやれば良いのですが、まぁ~ せっかくですからPi4で・・・ね♪




Raspberry Pi OS インストール


先ずはOSとなるRaspberry Pi OSをインストールします。

今であればRaspberry Pi Imagerをダウンロードして普段使っているWindowsやMac端末にインストールし、そのツールを使ってMicroSDカードへ書き込みをすれば簡単にOSのセットアップができます。

軽量版を使いたければデスクトップを選択、フルパッケージであればデスクトップとしての用途が広がります。

なお、フルパッケージは2GBほどになりますが、8GBのMicroSDでは容量が足りないと怒られるので、16GB以上にしましょう。

alt


出来上がったMicroSDカードをRaspberry Piへ差し込み、起動をかければOSが立ち上がってきます。



OS起動後、画面上に「Welcome to Raspberry Pi」が表示されます。

alt

ここからの作業は要注意!で、まず、HDMI接続にてスピーカーの付いたモニタを使っていましたら、まず、ボリュームを下げるかミュートにしておくほうが良いでしょう。

しばらくするとしゃべりだして驚きますから(笑)

そして、セットアップウィザードを走らせる前にやっておきたいことが1つ。

Raspberry PiにはCMOSの電池がありません。

時計を覚えておくことができないので必ず日付を合わせてから作業を行なわないとアップデートができなかったりインターネットへ接続できなかったりします。

セットの仕方は、例えば今の時間が2021年4月1日 13:00だった場合、コンソールを開いて以下のコマンドを入力します。

sudo date --set="2021/04/01 13:00"


もしかしたらキー配列が英語キーになっているかもしれませんが、[=]は[^]、[:]はシフト+[;]です。



それではセットアップウィザードを実行します。

手順はこちらを参考にしてください。

なお、途中でソフトウェアアップデートがあるのですが、後で一括して行いますのでスキップしましょう。



再起動が終われば、正常に日本語で起動してきます。

ここからの作業はコンソールを使ってコマンド入力になりますので大変ですが地道にやりましょう。

自分は、手順をしっかり把握するために新しいPi4でインストールを数十回と確認作業を行ってますから(笑)

ここからはネットワークに接続できているものと仮定して記述します。

まず最初に先にも行った日付の部分。

dateコマンドで行ったのは簡易的に日付を調整しましたが、恒久的に日付を調整するためにはNTPサーバから日付を取得する必要があります。

コマンドで次の内容を入力。

cd /etc/systemd
sudo nano timesyncd.conf


テキストの編集モードが表示されるので以下の赤字を追加します。

#
#/etc/systemd/timesyncd.conf
#
[Time]
NTP=ntp.jst.mfeed.ad.jp ntp.nict.jp
FallbackNTP=time.google.com

#NTP=
#FallbackNTP=0.debian.pool.ntp.org 1.debian.pool.ntp.org 2.debian.pool.ntp.org 3.debian.pool.ntp.org
#RootDistanceMaxSec=5
#PollIntervalMinSec=32
#PollIntervalMaxSec=2048


テキストの編集方法はコンソール画面下に記載されてます。

編集が終わりましたらNTPを有効化、デーモンをリロードしますが1つの作業を終えたらホームのプロンプトに戻る癖を付けておきましょう。

cd ←ホームへ戻るコマンド

sudo timedatectl set-ntp true
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl restart systemd-timesyncd.service


正常にNTPが取得できているか確認。

sudo systemctl status systemd-timesyncd


timeoutが表示されてなければOK。

これで起動のたびにNTPへ接続し日付が自動調整されます。


次はアップデート、それぞれのコマンド実行後は長くなりますのでコーヒーでも飲みながらじっくりやっていきましょう。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get dist-upgrade
sudo rpi-update


すべてのコマンドが終わるまで20分から30分程度と思ってください。

完了しましたら再起動。

sudo reboot


起動しましたら同じくコンソールを起動します。

次に、MicroSDは頻繁にアクセスしてしまうとカード自体が壊れやすくなってしまいますのでそれを抑制するための呪文を唱えます。

sudo swapoff --all
sudo apt-get purge -y --auto-remove dphys-swapfile
sudo rm -fr /var/swap

頻繁にアクセスさせないようにするためSwapを無効化、恐らくPi3の1GBメモリでも十分な空きスペースが確保されていると思います。


これでOSのセットアップは終了です。


次はアプリケーションのインストールになります。

端折った部分がありますが、それでも長くなってしまったので次回ということで。


Posted at 2021/04/18 21:54:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | IT | 日記
2021年04月17日 イイね!

Raspberry Pi 4を導入 (備忘録)

Raspberry Pi 4を導入 (備忘録) 
以前より使っていたRaspberry Pi 3B。

こちらの用途は、空を飛んでいる航空機位置情報を取得し、FlightAwareへ送信する役割として使用しております。

このRaspberry Pi 3Bはほぼ無停止で24時間365日稼働しており、今もなお稼働し続けてます。

今回Raspberry Pi 4を導入したきっかけは、国内で正規に取り扱いのあるアールエスコンポーネンツ社にてスターターキットを販売されたというのが手にしたきっかけ。

そして、その上で以前に目論んでいたことが出来なかったことを実行すべく入れ替えることを決断しました。



さて、このPi3BとPi4とのスペック違いは以下の通りとなります。


RaspberryPi 4RaspberryPi 3 Model B
SoC&CPUBroadcom BCM2711
Quad core Cortex-A72 (ARM v8)
64-bit SoC @ 1.5GHz(4コア)
Broadcom BCM2837B0
ARM Cortex-A53 (ARM v7)
64-bit SoC @ 1.4GHz(4コア)
メモリー1GB、2GB、4GB、8GB LPDDR4SDRAM1GB LPDDR2 SDRAM
GPUBroadcom VideoCore VI 500MHz
OpenGL ES 3.0
Broadcom VideoCore IV 400MHz
OpenGL ES 2.0
HDMIビデオmicro-HDMI × 2フルサイズHDMI × 1
ビデオ出力4K 60Hz × 1ポート使用時
4K 30Hz × 2ポート使用時
コンポジット RCA (PAL/NTSC)
2560 × 1600(2K)60Hz×1
コンポジット RCA (PAL/NTSC)
無線LAN(Wi-Fi)2.4GHz/5.0GHz IEEE 802.11ac wireless2.4GHz/5.0GHz IEEE 802.11ac wireless
BluetoothBluetooth 5.0BLEBluetooth 4.2 BLE
有線LANギガビットイーサネット(正規帯域)ギガビットイーサネット(上限帯域約300Mbps)
USBポート(USB3.0)1ユニット×2
(USB2.0)1ユニット×2
(USB2.0)2ユニット×2=計4ポート
カメラI/F15ピンMIPIカメラインターフェース
(MIPI CSI-2)
15ピンMIPIカメラインターフェース
(MIPI CSI-2)
音声出力3.5 mm ステレオジャック
micro-HDMI×2
I2S
3.5 mm ステレオジャック
full-size-HDMI×1
I2S
電源ポート5V DC
USB-C コネクタ (最小3A)(15W)
5V DC
micro-USB コネクタ (2.5A)(12.5W)
拡張電源Power over Ethernet (PoE) 対応Power over Ethernet (PoE) 対応
拡張40ピン GPIO ヘッダー(最小3A)拡張40ピン GPIO ヘッダー(2.5A)
ストレージmicroSDカードmicroSDカード
消費電力公称値
アイドル時 600mA
最大時 1.25A(6.25W)
公称値
アイドル時 459mA (2.295 W)
最大時 1.13A (5.661W)


ラズパイ製品はレガシーとなったアンドロイド用端末のアーキテクチャが使われているので安く購入できるのがメリットですね(^^♪

購入したスターターキットは4GBのメモリを搭載しているため、自分が考える用途として十分なスペックがあると思っております。



では、キットの組立から。

中身はこのような内容となります。

ケースと基板箱
alt

付属ケーブル類
alt

Raspberry Pi 4
alt

ケースとビス類
alt

ヒートシンク、MicroSD32GB、USBリーダーライタ
alt


基板にヒートシンクを取付
alt

手持ちにヒートシンク(青)を保有していたのでこちらを追加(取付位置変更あり)


基板裏面
alt

放熱用ゲルシートを追加。


冷却ファン
alt
alt

ノイズ対策のためツイストペアに、ファンの設計はラベル面(ロゴ面)側が排気。


ファン電源(5V駆動の場合)
alt

ファン電源(3.3V駆動の場合)
alt

自分の場合は静音とファンの長寿命を考え3.3V駆動。



最終的な内部
alt

最終的にヒートシンクはこの位置で。


USBとLAN
alt

電源、HDMI、オーディオ
alt

SDスロット
alt


後から思ったのですが、常時運用だったらケースはこんなのも良かったかな~って。




今回はハード編ということでここまで。

次はソフトのお話です。



Posted at 2021/04/17 07:21:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | IT | 日記
2021年01月13日 イイね!

Flash Player さよなら・・・ (チラシの裏)

Flash Player さよなら・・・ (チラシの裏) 
昨日となる1月12日(月)ですが、Adobeがリリースしている「フラッシュ プレイヤー(FLASH PLAYER)」が完全終了となりました。

ブラウザでフラッシュ プレイヤー(以後フラッシュ)を動かそうとすると、タイトル画像のような画面が表示され一切実行されません。

フラッシュの全盛期は、ニコニコ動画が流行りだした2006年辺りになるでしょうか。

それ以降、活躍の場を広げていったのですが、その反面、セキュリティ上の問題も数多く発生し、iPhoneが発売開始された2007年にはフラッシュ非採用になり、代わりにHTML5が普及。

そして、2020年12月31日にサポート終了となりました。

日付が違うのは12月31日でサポートを打ち切って、1月12日に使用することが停止となったということになります。



 さて、このフラッシュが終了となり、困ることは起きるのでしょうか。


おそらく、ほとんどの人が困ることが無いと思います。

殆どのWebサイト(インターネット上)はHTML5へ移行されており、iPhoneやiPad、アンドロイド端末でブラウジングしても問題となるWebサイトは無い筈です。

では、何処で困ることが起きるのでしょうか。



まず、真っ先に挙げられるのは学校関係。

教育用教材としてインターネットに接続せず、教員(先生)のPC上で実行できるアプリケーションとして多く使われております。

フラッシュ自体はWindowsだろうがMacだろうが関係なく、アプリケーションとして実行出来ますからお手軽だったんですよね。

なので、これから先、教育関係のソフト類は買い換えの需要が出てくるのでは無いでしょうか。

まぁ、これは予想でしかありませんが・・・^^;




もう1つ困っている業種があります。

こちらはお膝元でもあるIT関連。

驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが、事実として今、自身がそれに直面してます(;´Д`)

問題となるのはネットワーク機器。

ブラウザからのWebアクセスで設定可能なこれらの機器は、10年という永いスパンで稼働しております。

全てのネットワーク機器ではないものの、一部のメーカーではフラッシュが当然のように使われており、しかも、その機器が2年前に大量導入されたという・・・^^;

これを導入したのも、採用しているメーカーも悪だよな・・・

それらの機器をメンテナンスする上でフラッシュが使えなくなると自分たちが痛手となってしまいます。

なので、この問題を回避する方法を色々調べてみましたが、どれも良さそうな案がありません。

ちなみに設定しているパソコンの日付を2020年12月31日以前に戻してあげるとフラッシュを使うことが可能になるのですが、今後、Windows Updateでこのフラッシュは削除されるとマイクロソフトが発表しているので、回避する方法が難しくなりますね。




もし、この問題に気になる方がいましたら、良い代案1つ。

ブラウザからフラッシュを起動する際、無条件に実行できるように、いわゆるホワイトリストを作成すれば良いのです。

わかる方へ簡単に説明するとファイル名をmms.cfgで作成し以下のパスへファイルを設置するだけ。

設置するパスは

32bit版 Windowsの設置するパス(IE,Firefoxなど)
%windir%\System32\Macromed\Flash

64bit版 Windowsの設置するパス(IE,Firefoxなど)
%windir%\SysWOW64\Macromed\Flash

Chromeの設置するパス
%localappdata%\Google\Chrome\User Data\Default\Pepper Data\Shockwave Flash\System
※Systemのフォルダがない場合があるのでそのときは新規作成


そして、mms.cfgの中身は以下の内容。

AutoUpdateDisable=1
EOLUninstallDisable=1
EnabledAllowList=1
AllowListPreview=1
AllowListUrlPattern=https://[Flashを有効にしたい接続先IPアドレスその1]/
AllowListUrlPattern=https://[Flashを有効にしたい接続先IPアドレスその2]/

接続先IPアドレスは後ろにいくつでも記述すれば、その分だけフラッシュを動かすことができます。


ただ・・・自分が抱えている問題はこれでは解決できないのよ・・・(;´Д`)


何故かというと、問題となるネットワーク機器のアドレス範囲が192.168.0.0/16のランダムなので、ざっくりと65535個のIPアドレスを登録しないといけない。。。

一気に作るのも、その都度mms.cfgファイルを書き換えるのも大変(汗)



 il||li _| ̄|○ il||l

Posted at 2021/01/13 21:50:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | IT | 日記

プロフィール

「休みなく・・・(愚痴あり) http://cvw.jp/b/907401/48595289/
何シテル?   08/12 12:38
※ご注意※ フォローはオープンにしておりますが、それほどフォロワーさんを増やしたいと思っておりませんので過度な期待はなさらぬようご了承願います。 ☆...
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