かつて、ニコンカメラを主軸として、サブ機扱いでオリンパスのミラーレス機であるOM-D E-M10やE-M5 MkⅡを扱っていた頃のお話。
タイトル画像は当時使っていたE-M5 MkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROになります。
これらは風景や物撮りであれば良かったのですが、飛行機や車などの動き物を撮る場合に難儀していた記憶が強く残っております。
実際に見えているもの、EVFを通して見ているもの、そして実際に撮れたもの。
先の順番通りに遅延が発生していたので、当時は撮れているものに大きな違和感を感じてました。
今ではこれらの写真を見てもそれほど違和感を感じませんが、当時は色々あってオリンパス機材を全て手放しました。
この経験からミラーレス機というのは大きな遅延が当たり前という概念が強く植えられたのですが、あの当時から6年ほど経過して今のミラーレス機は何処まで進化したのか、これを理解するために手に取ることにしました。
それが4ヶ月ほど前にちょっとだけ書いた
お話になります。
今更になりますが新しいカメラ、ミラーレス機となるZ50を入手しておりました。
その当時は、散々Z6にするかZ50にするか悩んだ挙げ句、APS-CであるZ50を選びましたが、やはりZ6を導入するとなると、どうしてもZ6Ⅱが目に入ってしまいます。
永く付き合おうと考えるとZ6よりZ6Ⅱが気になってしまい・・・費用の面で折り合いがつかなくなるため、Z6やZ6Ⅱを先ずは伏せて入門機となるZ50でミラーレスを導入することにしました。
このZ50 Wズームレンズキットはあくまで旅行用として導入したもの。
理由はカンタン!
Z50本体とこのレンズ2本の合計重量が990gだから(^^♪
Z50本体 450g(バッテリ、SDカード含む)
Z DX 16-50mm 135g
Z DX 50-250mm 405g
ピーチやジェットスターなどのLCCへ搭乗する場合、手荷物は7kgまでとなりますが、このZ50であればバックパックの軽量化に貢献してくれるので、旅行の際はお土産もたくさん買って帰ることが出来ます♪
導入してからこれまで、このZ50を色々と試してきました。
結論から云わせてもらえば十分に使えるミラーレスと感じております。
6月以降にアップしてきた写真にはZ50で撮られたものが多数ありますが、恐らくZ50という入門機だと感じ取ることが出来ないものもあったりします。
やはりミラーレス機としての一番の魅力はピントの精度で、これは場合によってレフ機よりも精度の高さを感じることが出来ますね。
これまでに撮影した例をいくつか。

Nikon Z 50 + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Nikon Z 50とハチゴロー

Nikon Z 50 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

Nikon Z 50とゴーヨンに近いレンズ

Nikon Z 50 + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
当然ながらこれまでのFマウントレンズはFTZを使ってZマウントへ付けているわけですが、まぁ、純正の構成で利用しているので大きく悪いところはございません。
ただ、Z50で使用しているバッテリはやはり容量が小さいためか、大きなレンズをマウントするとAFが大幅にもっさりしてしまいます。
なのでカワセミなどの素早い鳥などが前後に移動した場合は被写体ブレを起こしてしまいますが、横への移動の場合、AFはそれほど影響がありませんのでなんとか捉えることができるでしょう。
あくまで、Z50は入門機になりますのでこれだけの性能があれば個人的に十分なカメラと思っております。
ついでに言えば、誰もが殆ど使わないと思われるオートエリアAFは、アルゴリズムがかなり賢くなっており、鳥撮りでも場合によっては使ったりしております。
個人的に思っているのはD500を含むフラグシップ機やD850で設定可能となる、AFエリアをボタンに割り付ける機能があればもっと精度が上がるのですが、この機能は恐らくローエンドには設定されないでしょうね・・・
できれば今後、ミラーレスの中級機以上から設定いただけると嬉しいですね(^^♪
総括としてこのZ50ですが、個人的にかなり気に入っております。
Z50を手に入れる前に事前に知っていればZ fcも視野に入れたかもしれませんが、カジュアル撮影ではなくガチ撮りで考えた場合、Z50が優位に立つものだと自分は考えております。
今後試したいのは、夜の伊丹空港での撮影がどの程度使えるのかといった評価点があります。
でも、今の撮影方法でこれだけのクオリティを出してくれれば個人的には満足かな。
今後、旅行を含めてこのZ50を色々と試せればと思ってます。
折角なので、このZ50 Wズームキットをカスタマイズしたものをいくつかご紹介。

レンズキャップ

レンズフートセット

アイピース

逆刺し可能MicroUSBケーブル
Posted at 2021/08/18 22:25:03 | |
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