長崎行きの備忘録を少々。
愚痴が多めとなりますので、不快に思われる方は読み飛ばしてください。
まず、今回利用した航空キャリア、ピーチについて。
往復とも遅延が酷かった。
行きはなんとか遅延が30分以内だったものの、レンタカーの利用開始時間をオーバーしてしまい、危うくキャンセルという話になりそうだった。
今回は複数の利用者が同機に搭乗していたため問題なかったけど、利用者が自分だけだったら悪い流れになったかもしれない。
また、帰路の便もNGSから離陸する時間帯に機体が、ようやくKIXを離陸するほどの遅延。
KIX-NGS間が1時間、そして機内清掃に30分は最低時間を要してしまうので結果1時間45分の遅れとなった。
まぁこちらは特に急いでいなかったので良かったけど、夜遅い時間だったら辛かっただろう。
次はレンタカー。
借りたクルマはダイハツのタントカスタムXのNA。
ASVが標準装備、ダイハツの名称はスマアシですね。
特に機能として利用したわけではなかったけど、レーンをはみ出そうとしたときにはステアリングがレーン内に戻ろうとしてくれる。
まぁ、以前乗っていたレヴォーグの感覚を思い起こさせてくれる、そんな感じでした。
いくつか気になったところ。
先ず電動ステアリングのアシストがクルマに対して足りてない。
長崎バイオパークまでのルートで高速を降りた後、リアス式海岸のような小さな弯が入り組んだところを走るので高低差やカーブが多くなります。
コーナーでハンドルを切り替えした際、常に反応遅れてしまい思うような走りとならず、その上ステアリングの切角が一定にならない。
おそらくその影響だと思われるが、切り返しが多くステアリングの切角が一定でないからスマアシの機能の1つ、ふらつき防止警告音が頻繁に発する。
あまりにも警告音を発するので、どのような走りをすれば鳴らなくなるのか試してみたが、答えを見つけることが出来なかった。
これ、住まいが田舎で山道を使うことが多い人にとってウザったく感じると思う。
次にオートライト。
今のクルマはオートライトが義務化され、スイッチには基本的にOFFへ切り替えることが出来ない。
このタントカスタムではAUTOが正ポジションとなり、○となるOFFスイッチが一応あるが、このスイッチは○に入れても「リアワイパーのウォッシャースイッチ」と同じ機構で、スイッチを離せばAUTOの正位置に戻ってしまう。
○はあくまで一時的にオフにする機能なだけで、例えば連続するトンネルがあったときに最初のトンネルでオフにしたとしても、次のトンネルに入った際はオートライトが点灯する、そんな具合。
まぁ、ここまでは利用者として問題なかったんだけど、このタントカスタムには「アダプティブドライビングビーム(ADB)」が標準搭載されている。
これの存在ね、借りていたときには全く知らなかったんだけど、トンネルを通過していたら対向車にエラくパッシングされたので何だろうとメータを見たら勝手にハイビームインジケータが点灯しているわけ。
どうやらオートライトの機能が気づかないうちに勝手にハイビームを点灯し対向車に対して眩しくさせていたと判断、トンネル内ではAUTOを使わずにライト点灯スイッチへ切り替えて使っていたという・・・^^;
帰ってきて、このタントカスタムを調べてみればこんな機能があったということを理解した状況です。
ただね。
パッシングされたシチュエーションを思い返してみれば、自分は下り坂、相手は上り坂。
思ったのは、ADBは水平な路面のみ対向車に対して
部分的に遮光するのみで、下り坂や高低差では
完全遮断するという機能は備わっていないのだ・・・と。
最近のクルマで夜の対向車が眩しいのはこういった機能が備わったクルマが多くなってきたからなのだろうか。
今のクルマってハイテク機能が満載だからスマホと同じく照度や温度、グラビティ、ヨー、傾斜などなどのセンサーを駆使して、それくらいのコントロールって出来るんじゃないかと思ったのは自分だけでしょうか。
悪いところばかり書いたので良いところも。
室内がすごく広い。
これは自分のN-BOX+よりも広く感じてしまいます。
フレームもしっかりしているようで、ボディのヨレはそれほど感じれなかったです。
燃費も良かったですね。
高速6割、一般4割のルートで125kmほど走りましたがおおよその燃費が28.9km/Lでした。
この燃費ってカタログ上のJC08モードでの27km/Lよりも良い結果ですね。
最近のクルマって燃費がすこぶる良くって本当に驚かされちゃいます。
折角なので、長崎のガソリン代は他県に比べると価格が高めで、自分を含めて旅行に来られる方はその高さに驚かされます。
この価格設定には理由があって、長崎には数多く離島があります。
離島へガソリンを輸送するためには当然ながら費用がかかるため、その費用を長崎県下にある給油所が均等に分担しているということで高くなっているとのことでした。
最後に今回の旅費。
食事代を別にして発生した費用は以下の金額となります。
ピーチKIX-NGS(往復) \8,170-
ホテル \4,500-
レンタカー(軽四) \2,850-
長崎バイオパーク \1,700-
関空近く駐車場 \1,210-
長崎空港駐車場 \450-
長崎高速代(往復) \1,620-
レンタカーガソリン代 \708-
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合 計 \21,208-
この金額が高いか安いかは見る人それぞれの主観になると思いますが、ちなみに、ウチから軽四で大村インターまで走らせた場合の金額と時間は、高速代だけで14,000円(片道)、所要時間は9時間(片道)となります。
今回を含め4回のブログになりましたが、最後までご覧頂きましてありがとうございました。