19,20日は平日ドライブでした。
中身はいろいろあり過ぎまして・・・
書くと長文になるので前編、後編にします(笑)
まずは前編。
つい先日も年休を取ったばかりですが、今月2回目の年休消化です。
普段、取得しきれずに流れていく日数が多いのですが、実は所属する事業場方針で
今年度は「計画的に取得し、流れていく日数を0にしなさい」.
との規定になりまして・・・
実際、仕事には多大な影響があり正直嬉しくは無いのですが、まあ決まりだし
メリハリつけてしっかり休もう、ということで20日の休みを計画しました。
この時点(6月)で計画未消化だと年度末には確実に消化しきれなくなるので
確実に休んでいくことにします。
今回は、19日帰宅後に996で箱根の仙石原にある温泉宿に一泊、
次の日は近隣ドライブ&温泉で息抜きをする計画です。
嫁と休みを合わせ、2人で出かける予定を立てました。
では早速、19日から。
そうです、いまは既に通り過ぎましたが、ちょうどこの日は台風が直撃でした(汗)
定時退社の予定でしたが、急遽打ち合わせに外出することになり、雨風強い中取引先に行き、
交渉は上手くいきませんでしたが(苦笑)、なんとか20時に帰宅。
予約した宿は基本22時までにチェックインしてください、とのことでしたが
横浜からだと多少雨の影響があっても十分到着可能な時間。
荷作り&身支度整え、996も暖気も終えて20時半に出発。
海回りルートは危なそうなので、東名~小田原厚木道路~国道1号で仙石原を目指します。
平塚~小田原間では暴風雨の影響で、道路脇の木から枝葉が飛んできて
何だか滑りそうなくらいでした。
凄いね~なんて言いながら、1号線に出てローソンで食料調達。
温泉宿なのですが、さすがに晩御飯には間に合わないので朝食のみのプランでした。
よし、あとちょっとだ。
と、1号線を上って行くと、普通のコーナーの手前で検問??
こんなところで何だろう?と思っていると、
びしょびしょになりながら頑張っている警官が近づいてきて
「今日はどこ行くんですか?」
「仙石原の温泉宿を予約してまして・・・」
「この先土砂崩れで通行止めなんですよ」
がーん!
すでに22時間際、宿まであと10kmもないという所でこれですか(泣)
警官からはとりあえず一旦下って箱根新道で上がるしかないですね、
とのアドバイスをもらい、宿には一報を入れ、
豪快な雨&風のなかゆっくりと登って行きます。
道路上に水がたまり始め、水しぶきも豪快に箱根新道を登り切ります。
箱根峠で芦ノ湖スカイライン方面へ右折すると・・・
おっと通行止め(汗)ここもだめですか・・・
じゃ、芦ノ湖まで降りて、湖畔を通り、湖尻方面から向かうことに。
しかし、この辺りから至る所で道路は冠水(消防車で汲み出ししてる場所もあった)、
また木の枝、葉っぱが道路に散乱し、非常に走りづらい状況になってきました。
台風は予想以上に凄いぞ、早く温泉宿に着かないと!
と、気ははやりますが、道路は刻々と悪条件に。
道路上の折れた枝が、だんだん大きなかたまりや太いものになってきました。
リップどころかバンパーに引っかかり、途中何度も引きずって走ってました。
ばきばき、がりがり音がしています(泣)
このごろ車のダメージに関しては心は強くなったのですが、
さすがにちょっと厳しくなってきました。
ついには道路にこんなかたまりが(驚)
視界が悪い中、対向車に注意しながら丁寧によけて前へ進みます。
いやしかし、この前の房総ツーリングの林道も私(の車)にとっては過酷でしたが、
今回ばかりはあれを上回る過酷さです。
若干、生命の危機を感じつつ前に進むと、さっき枝を外すため停車中に抜いていった
軽が戻ってきました。いやな予感・・・
あ!
とうとう倒木が道路を塞いでしまいました・・・万事休す。って感じ。
軽いものなら降りて撤去するのですが、根こそぎ、土のついたまま倒れていて
一人二人で動かせる重量ではないことは一目瞭然。
ハザードを点けてUターンしようかと停車していると、後続車が2台ほど到着。
それぞれのドライバーは激しい暴風雨のなか、降りてきて撤去しようと
木に向かい始めました。
お、やるなら手伝うけど・・・この人数では無理なのでは?と思いつつ、
一旦降りようとドアを開けましたが、暴風でドアをもがれそうになり
とても降りられる状況でなく、何とかドアを両手でひっぱり、閉じて車内に戻りました。
案の定、二人ではびくともせず、一人は退散、もう一人は粘ってましたが
当然無理。ということでびちゃびちゃになった見知らぬお二人は車に戻り、
1台ずつUターン。
最後に私がUターン、視界が悪く、なおかつ狭い道でのUターンは結構難しかったです。
引き返す道は来たときよりも状況は刻々と悪化しており、、戻り途中のこの先で
倒木か土砂崩れが発生したら道路上に閉じ込められるぞ!と恐怖感も覚えつつ、
枝葉をばきばき踏みながら突進します。
湖畔近くに戻り、宿に電話。
「倒木で道路が塞がれてました、どの道がいいでしょうか」
「湖尻方面からが一番早いです」
「いや、その道が塞がれてるのですが」
「そうですか・・・あとは大涌谷から近道がありますが、狭い道ですがこの天気ではどうでしょうか」
「この道路状況からして、狭い道は危険だと思います」
「そうですねぇ、ではお客様、安全を優先して今回はキャンセルなさっては・・・」
「わかりました、仕方ないですね。で、キャンセル料は・・・」
「このような状況ですから、発生しないよう明日本部と調整します」
ということで、23時過ぎ、台風の中で箱根温泉旅行は終了しました(大泣)
あーあ、残念。
しょうがないから帰るか、といっても1号線は通行止め。箱根新道が止まる前に
降り切らなくてはなりません。
急げる道路状況ではないですが、道路が塞がってしまう前に頑張って下山します。
ところで本格的な雨の日のポルシェって初乗りでしたが、思ったよりも安心感が高かったです。
リヤの安心感からでしょうか、ゆっくり走っていれば普通のFF,FRよりぜんぜん怖くなかったです。
何とか下山し、小田原厚木道路、東名と走る頃には雨は小降りに。
さっきの暴風雨はなんだったんだ~!と叫びたくなるくらい、さっきのタイミングが悪すぎました。
振り返れば夕方の急な打ち合わせが無ければ、倒木前に着けたと思うと残念でなりません。
打ち合わせ自体、内容は大きな課題を抱えてしまっていたし(汗)
流れの悪い1日でした、まあ怪我なく故障無く戻って来れただけでも良かったと思わないといけないな、
と謙虚に考えながら横浜に戻って、がーっとビールを飲んで寝たのでした・・・
(続編へ続く)直ぐできないかもです・・。