
二日目。
朝6時起床、さっそく温泉へ。
露天風呂ですっきり目を覚まし、バイキングでたらふく朝食を済ませて
8時半に出発です。雨は降っていません、良かった!
二日目の目的地は・・・黒部ダム。
あの巨大なダムを一度見てみたい、という嫁のリクエストに賛同して向かうことにしました。
行ったことある方も多いかと思いますが、私は初めてだったので
まずダムまで車で行けないところから驚きで(苦笑)、富山側から向かうと
いろんな乗り物を乗り継ぎ乗り継ぎ、往復&見学で何時間かかるかも判らないほど(爆)
ということで、今回は996でぐるっと長野側の扇沢まで行って、トロリーバスで
関電トンネルを抜けてダムに向かうコースを取りました。
砺波市内でGAS給油を済ませ、北陸道を目指します。
ここで念のため軽く車をチェック。
タイヤのエア圧。過不足なく問題なし。
クーラント、オイル漏れなし。
リザーバタンクのクーラントも減ってない。問題なし。
ちなみにチェックしているそばから、隣で給油中のアメリカンなピックアップトラックが
バッテリー上がりしてました(爆)
さて、二日目のルートは大雑把に言うと、北陸道-国道148号。
曇り空のなか、ひたすら新潟方面に走ります。
そんなに飛ばしてないのですが、前が避けてくれるのでなんだか快調です(笑)
途中、後ろにレガシイがついてきたので左に避けると、同じく左に。
右に戻るとまた右に。一瞬覆面か、と思いましたが助手席が小さな女のひとが楽しそうにしていて
違うと判ったので気にせず進みました。
そのあと、白いセダンにぴったり付かれたのでこれまた避けたら、坊主頭にサングラスの
怖いおじさま(汗)だったので、追いかけることもなくマイペースを守りました。
高速道路は排気量があるとあまり踏まないでいいからやっぱり楽ですね。
快適に走行し、糸魚川ICで降ります。
ここで、別に予定はしていなかったんですが、せっかく日本海側に来てるので日本海を見てから
行こう、という気分になり、ちょっとだけ大回りして海岸線で一休み。
しかし時間の都合で「はい、日本海を見ました」という程度だけ停車(苦笑)、糸魚川の町を抜けて、
148号を白馬方面に向かいます。
10時も回って交通量もそこそこあり、しばらく長く道なりなので景色を眺めつつ
のんびり移動しました。
この道路は洞門も多く、ライト点灯したまましばらく走行です。
やがて白馬のスキー場エリアを横目に通り過ぎ、青木湖、木崎湖もきれいでした。
ちなみに今夜の宿は白馬のペンションみたいなホテル。また後でこの道を戻るのでした(笑)
さて。黒部ダムの看板が出てきて、道路もいい感じの峠道になってきました。
追い越し禁止ではないので、たまに出てくる前走車を安全なところでは遠慮なく追い越します。
軽く雨もあり、気持いい程度のペースで、2,3速の加速と音を楽しみつつ、軽快に走りました。
このツーリングで運転という面ではここが一番気持ちよかったかも。
お、雰囲気のいい直線だ。
写真写真♪、と止まって急いでワンショット。
さっき追い越した車が来る前に撮影を終えて走り出すために急ぎました(笑)
幸い、追いつかれずに再出発できました。
気持ちよく走っていると、やがて前方に警備員が。どうやら駐車場誘導のようです。自家用車はここまで。
川を渡り、結構奥の駐車場です、歩くの大変そうだな(汗)
降りると係の方が
「今日は放水してますから見ものですよ!バス乗り場まで徒歩15分くらいです、お気をつけて!」
と愛想よく言ってくれたので、楽しみに頑張って坂を登りました。
近道はこちら
しかし近道には危険がいっぱい(汗)
実際は10分くらいだったでしょうか、扇沢駅に到着です。
ここにも駐車場があり、早く来ると自家用車を上げられる気配です。ただしこっちは有料でした。
時間的にはお昼をまわったところ、12時30分の乗車券を購入、いよいよトロリーバスに乗車です。
電気で走るバス、わくわくします(笑)
ところがここで写真を撮ろうとしたら
「あ、スマホがない」
まずいぞ、どこで落としたかなあ、直前に寄ったトイレか、乗車口の階段あたりか・・・
嫁の携帯から鳴らしても手元にありません、仕方ない、帰ったら駅で聞いてみよう。
と、自ら無駄に心配事を作りながら(汗)、楽しみだった黒部ダムを目指したのでした。
トロリーバスでは黒部ダムの案内放送が。これを聞きつつ、約15分程度の移動を味わいます。
このトンネルを破砕帯の水と戦いながら掘ったのか・・・
人ってすごい!
ダムに着く前にプチ感動です(笑)
黒部ダム駅に到着したら、220段の階段を上って展望台へ。
ほどよく?息が切れた頃に見えるダムの絶景・・・
すごい!でかい!
テレビや写真では見たことありますが、
「おお、これか~!!」と素直に感動(笑)
ダムの上にいる人の大きさとの対比で、ダムの大きさが良くわかります。
ここでまた、白川郷と同じような「無料でシャッター押します」写真屋を発見。
またうちのデジカメでシャッター押してもらいましたが、また買ってしまいました(爆)
まあ旅行ですから・・・
ちなみに掛け声は普通でした(笑)
展望台からは屋外階段で降ります。
途中、ダム建設にコンクリートを運んだバケットの展示があったり、
20tダンプが通ったタイヤ跡や足跡など、路面の型を取って固めたものも展示してあります。
うーん、昭和30年代にこの規模の工事を行ったなんて・・・
すでに頭の中では、中島みゆきの地上の星が「風の中のすーばるー♪」とうずめいています(笑)
大迫力!
しかしすごいですね、またそれを考えついた人がすごいと思います、
その方は「高峰譲吉博士」。タカジアスターゼやアドレナリンの人だそうです。勉強になります。
ところで、新展望台にあった場内案内図が不思議な感じでした。
この険しい道のりと長い階段を使わずにはたどりつけない展望台なのですが・・・
妊婦さんと子供を肩に担いだ旦那さん。
帰りの階段、大丈夫ですか?(汗)
ダムの上の人に向かって大声で叫んでいる少年。
一体何を叫んでいるのでしょうか・・・
それはともかく(汗)階段を上がって今度はダムの上を両端まで歩き、
途中放流の真上で眺め、しぶきを浴びてまたすごいなあ、と。
一日何回すごいと言ったか分からない位、すごいって言ってました(爆)
最後に慰霊碑を見て、殉職された方にお祈りしてから、
今度はダムの上の写真屋でシャッターを押してもらいます。さすがに今度は買わない(笑)
そして遅めの昼食です。
ダムカレー
ダムの形にご飯が盛られています。
穴をあけて放水!とか考えましたが、食べ物で遊んではいけないので大人しく頂きました。
最後に黒部土産を購入し、帰りのトロリーバス乗り場へ。
ちょっと混んでいて立ち席でしたが、扇沢まであっという間。
この日はたくさん階段を歩きました。お疲れ様でした・・・
で、扇沢ではトロリーバスを撮影する人たちでいっぱい。
私も一緒になって撮ってきました(笑)
ここで車庫に入るバスを見て、新たな発見。
トロリーバスは、架線と繋がっているポールを下ろしても走れるんですね!
知らなかった・・・
バスが車庫に入った後は、スマホ捜索隊です(爆)
入ったトイレ、切符売り場、ありません。
職員に聞いたら拾得物は駅長室に集まる、とのこと。
駅長~っ
と行ってみましたが、本日スマホの届け物はない、と一言。
うーむ、こまった。
最後の望みは、車に置き忘れ(爆)
これに一縷の望みを託し(置き忘れに望みを託すのもいまいちですが)下山します。
景色のいい歩道を歩き、996が見えてきました。
恐る恐る覗くと
あった!
ここでまた感動です、無駄に感動しています(笑)
すっかり持って出たつもりでしたが、置き忘れていました。よかった~
楽しかった黒部ダムも、ずっと心に「スマホはどこ?」と引っかかってたので
若干辛かったです(笑)それもようやく解放されて、ほっとしたところで
996の写真を撮ろう(爆)
またかよ、と思いますが、景色がいいので撮っておくことにしました。
適当に撮って気持ちが落ち着いたので、宿を目指すことにします。
帰り道も景色を楽しみながら・・・あ、橋がある、景色良いかな!?
またまた停めて写真です、嫁はすでに呆れています(苦笑)
あー自己満足(爆)
しばらく景色を堪能したあと、引き返さずに大回りをしてみたら
ちょっとだけ迷ってしまい、行きたい道に出るまでうろうろしてしまいました。
あっ!
しまった、切り番が~(泣)
何日も前から意識していた44444が~
橋での撮影時点で44438でした、道を間違えて焦っているうちに
ついうっかり見落としてしまいました・・・
残念な感じの44454をお届けします(泣)
こんな悲しい?出来事もありましたが、無事に白馬の宿近くまで来ました。
長野オリンピック会場だったので記念碑などがあります。
ペンション街を抜けて、本日の目的地、スポーツホテルテリーに到着。
テニスコート3面もあり、リゾートっぽいです。
冬はスキー、スノボ向けの宿で夏はテニスやハイキングの客層でしょうか。
18時到着、18時夕食で一気に満腹&酔っ払いになり、
小ぶりな露天風呂で森の雰囲気を味わい、これまた早めに就寝しました。
夜は雨が降っていましたが、朝は大丈夫かな・・・
二日目終わり。
きっと三日目へつづくと思います。