既におつたえしておりますが、この週末はもてぎへレースのお手伝いに向かい、
その途中で996が止まってしまいました。
続きというか、もう少し細かく報告です。
まず日曜の朝。
もてぎで行われる、もてぎロードレース選手権第三戦のお手伝いに行くため
996に乗って出発しました。
道も渋滞までは混んでいなく、まあまあ快調に走って予選前には到着出来る見込み、
だったのですが・・・
普通に前の車を追い越ししようと車線変更し、アクセル踏んで加速。ここまでは全然普通。
が、しかし。
なんか前に見たようなランプが点滅。
え!?エンジンチェックランプが!!
とりあえず車線を左に移動。普通に走れているような、あ、でも吹けなくなってきた(汗)
この時点で水温、油圧、電圧はまったくもって普通。なんだなんだ!?
そして点滅から点灯へ。これも前に見た流れ。
やはりぼろぼろ言い始め、吹けなくなってきました。
まじか!?常磐道の普通の路肩で途方に暮れる自分が一瞬頭をよぎりました。
ちょっと冷静にナビとか看板を見たりして、あと数キロで出口&PAがありそう。
80-90kmくらいでの後続は出来る、エンジンのことを考えると、本当はすぐに止めるべき
なのかも知れないのですが、ミラー見る限り白煙も吹いていないし、
この暑さに路肩で自分が干上がってしまいそうだったので(汗)
出来るだけ安全なところまで移動しよう、とそのまま走行。
IC出口で降りようかと思いましたが、出る途中で止まってもまずいし、PAまですぐだったので
そのまま走り、緊急ピットイン。
スローダウンすると、20kmくらいでエンジン停止!おっとパワステが効かなくなった、
PA入ってすぐのところが空いていてラッキーでした。
うーん、どうしたものか・・・
とりあえず試したところエンジンは掛りましたが、既に1,2発点火していない状態。
後ろに回ると不整脈のような排気。だめだ・・・
エンジン見ても水、油脂類の漏れなどはありません。
なんだろう・・・
まずはいとこに連絡、ごめん!予選間に合わない・・・
幸い、予選は手数が足りていたので大丈夫との事。
さて次は自分。
車を何とかしないと、まずはJAFに連絡。早くしないとJAFも混んだら中々来てくれなくなるから。
早めの電話が良かったのか、2,30分で来てくれました。
隊員の方に説明、この場で直せないことは二人とも解っていたので、どこへ運ぶか、って
話になりました。
直近のポルシェセンター行きがいいですかね、とのお言葉でしたが、出来るだけ地元に
持ち帰りたい、と言いましたが、JAFでは県をまたいでの長距離は出来ないとのこと。
ここで隊員が、
『保険のロードサービスを使ってみては?どちらですか?』
『東京海上日動です』
『それなら私と一緒ですので番号判ります』
と言って教えてくれました。ここからは早い早い。
ロードアシストサービスの説明を聞き、それぞれ依頼をします。
・レッカー移動は10万円まで対応
・自分の移動は24h以内、最大5万円まで(タクシーは1万円まで)
・急な宿泊の宿代
・行く予定のキャンセルにかかわる費用
・修理が出来るまで最大30日間のレンタカー費用(日額7000円まで)
とりあえずレッカーを依頼したところで、JAFの隊員さんは伝票あげて終了。
やさしく丁寧な対応で非常に助かりました、ありがとうございました!
JAFメイトに乗っている隊員のエピソード記事が頭に浮かびました(笑)
で、間もなくローダー到着、素早い!
車の移動は横浜のクレフさんまでお願いすることに。
ワイヤレスリモコン付きのウインチで丁寧に載せて頂き、どこも擦らずありがとうございました。
そして自分の移動は、ちょうど後続でサーキットに向かっている仲間がいることが判り、
連絡とって谷田部東PAでピックアップしてもらう段取りが出来ました。
たかしさんありがとう~
そしてその先の足はレンタカー手配。自分で手配するのかと思いきや、保険会社経由で
レンタカー会社に依頼してくれ、しかも出先への納車が出来るとの事。
『16時にツインリンクもてぎへお願いします』
『かしこまりました』
すばらしい!
これで一通りの段取りが出来ました。あとは同乗でもてぎを目指します。
あ、ETCは出口ICで相談し、事務所に行って谷田部東の次で下りた精算をして頂きました。
レースのほうは、予選総合12位、クラス5位との事。
決勝も5位以上狙いでがんばってもらいたいところ。
しかし、決勝前にスロットルホルダーのストッパーが緩く、締め直すように
依頼されたのですが・・・開けてみるとストッパーのボスが欠けて、ベースが割れていた(泣)
つまりスロットル回すと、ハンドル上で動いてしまい全開に出来ない、という状態。
コースインが始まり、ピットロード閉鎖まであと10分、やばいぞ。
ちょっと焦りました、私ともう1名で何とかテープをハンドルバーに巻きつけ厚みを作り、
その上にホルダーをがっちり締め込み・・・大丈夫か!?だめなのか!?
ピットロード閉鎖1分前にぎりぎりコースイン、ふう~セーフセーフ。
グリッドに並び、とりあえず走れるとのこと、更にタイラップなどで出来るところを固定。
後は頼むよ!と離れました。
レースはスタートダッシュを決め、何台か抜き去り、更に同クラスのライダーが転倒したりも
あり、気づくと2位!
そのままゴール、やりました、17ポイントGETです!
表彰台には娘を連れて登壇。
3年前に表彰台に乗った際、お兄ちゃんを連れて上がったら
妹が「私も乗りたい~」って号泣していたのを覚えていて、「この次のときね!」と約束し、
3年越しでようやく願いをかなえていました。
パパえらいぞ!!
で、夜は激しい祝勝会、ポルシェのことは置いておいて、いとこと他の仲間もいい成績だったので
大盛り上がりでした。
またまた「mobasoさんも走りたそうだよ、乗ったほうがいいよ!」とたくさん言われ・・・
車も動かなくなったし、思わずバイク1台+ぼろハイエースを買おうかと頭をよぎりましたが
それはさすがに無謀です。
今回3位の人が「練習走行でどうぞ」と言ってくれ、うちのいとこの昨年までのマシンが
「自分で運んでくれれば乗っていいよ」との事で、心ゆらゆら揺らぎます(笑)
まあ、体力も首の調子もお財布の調子も(苦笑)厳しいのでなんとも、ですが、
一度はまた1000ccのレース車両に乗ってみたいと思ってしまいました。
先週ターボに心を持って行かれたのと同じかそれ以上(爆)
で、3時まで激しい宴が続き、ようやく就寝。
途中からウーロンハイ、だんだんとうすくして最後ウーロン茶でこなしていたので
朝は二日酔いもなく助かりました(笑)
帰りは朝からいい天気、レンタカーでも気持ちいいドライブです。
このアリオン!?結構快適。まだ6000kmで新車の香り、ナビも付いているし
コーナーもやけに良く曲がるし、トランク広いし(笑)
あとで良く見たら4WDでした。

普通の人は普通にこれで不満ないな、と、壊れすぎるポルシェオーナーが正しいのか
少し自問自答してしまいました(苦笑)
でも、「これがいい」でなく、「これでいい」なんですよね、きっと。
渋滞もなく、11時ころには横浜市内へ。その足でクレフさんへ。
おはようございまーす
既にリフトアップされており、昨晩+今朝のチェックをして頂いていました。
昨晩は『3番、6番がミスファイヤしています』との連絡を頂き、
今朝は『既に閉じましたが、エキパイ外したら・・・3番から水が出てきました』
『開けるまでもないですね』
がーん・・・
アウトです。エンジン、アウト宣告です(大泣)
なんでこんなことが起きるんでしょうか。
慣らしきっちりやってオイル交換して、当然ぶちまわしたりすることもなく、
3000キロちょっと・・・運が悪いですむのか!?
で、実際どうするかとの話ですが、このエンジンは一応1年保証とうたっているものなので
アメリカの業者へクレームを入れて対処してもらうよう交渉をする(してもらう)ことにします。
受け入れてくれるのかどうか、正直半信半疑ですが、言ってみないと始まらないので
クレフさんから水が出た写真付きで申し入れしてもらうことにしました。
と言うことで、またお休みになってしまいました。
ポルシェ仲間の方、復活ツーリングのお誘いもせず再度お休みで申し訳ありません(泣)
もしもまた走れるようでしたらその時は遊んでください。
ということで、だらーっと長文になってしまいましたが、こんな感じです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。