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DD6のブログ一覧

2015年01月19日 イイね!

近況

島根に着任して9ヶ月が過ぎ去りました。
すっかり車を取り巻く環境が変わってしまいました。
大学に行く娘と私がともに単身で、家が3カ所になってしまい、経済状況も破綻寸前(笑)。
おまけに単身赴任で休日は出張ばかり、車を洗ったり磨いたり、眺めたり、
用もなくユルユルと走らせる時間がなくなってしまいました。
しかし一番の違いは、土地柄です。都会に出張するたびに思うのは、
車を保持する環境の良さです。確かに駐車場代は高いし、渋滞はあるし、
一見車の維持には厳しい環境のようですが、田舎から見ると、道路の素晴らしさ、
整備環境(ショップや修理工場)の充実、そして何よりもホテルやレストランなど、
磨いた車を乗り付け、悦に入り至福の時間をすごせる場所が豊富(笑)なんです。
島根はそもそもベントレーを乗り付けて眺める場所もない!
このように単身赴任で4台の車を保持し続けるモチベーションは維持できず、
ついに2台整理してしまいました。

悩みに悩み抜きましたが、ベントレーとW220 S600Lを手放しました。ベントレーは大阪のゲームソフト会社の
取締役の方が買いに来られました。勢いで売りに出しましたが、さすがにこれは激しく後悔。
もう2度とこれぐらいの程度のSZには出会えないと思います。

W220、X305、E66の中から1台を手放す際も悩みました。これはもう究極の選択で、何が正しいかは
答えがありません。1ヶ月悩みぬきましたが、堂々巡り。
無理矢理、田舎での左ハンドルの不便さを理由にしてW220の売却となりました。
人間国宝も近いと思われる有名な芸術家の方が買われました。引き取りのトラックに上げられる際の
、クオンという、うなり声、オーケストラのような調律を奏でるエンジン音を聞き、これも激しく後悔しました。

残したE66とX305には、その反動で充実した整備を施そうと思っています。
先日、Satoshiさんが教えて下さった大阪のガレージヨリタカまでE66のATFの交換に行ってきました。
地元のディーラーではATF交換さえ不安な状況でした。何しろ島根のショップではE66のATF交換はどこも
経験なし。松江のディーラーに問い合わせると、過去に2台やった経験ありとのこと(たった2台?)。
ディーラーではリッター8000円の純正ATFしか使用できず、これをフラッシングに使用して20リッターを要するのはいくらなんでも非現実的。ATF交換に20 万以上かかるというのは許せません。

ヨリタカさん、reasonableな価格でした。交換後のフィーリングにびっくり。
全く別物です。無段階加速。ATFはあまり汚れていなかったそうですが、この変わりぶりには
驚きでした。ハールスロットルでのシフトショックが皆無になりました。

あらためてATF交換後のE66を運転すると、これは相当の満足度です。トルク感、スムーズさ、吹き上がりの軽さ、
車体剛性感、ステアリングフィール、そして内装の優雅さ、全てで満足感が高いです。特にこの車は
エンジンですね。NAの気持ちよさがビンビン。これを求めていました。

ベントレー、W220 S600L売却のショックは未だに癒えませんが、
残された車達を精一杯整備してあげたいと思っております。ちなみにX305を残したのは意地です(笑)。


Posted at 2015/01/19 00:41:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月08日 イイね!

島根県に赴任しました。

大変ご無沙汰しております。
この4月から仕事の関係で島根県に赴任しました。まずは単身生活です。
この移動に際し、車をどうするか悩みましたが、売るにしても手元に置いておかないと売れないため、
とりあえずレンジローバーとスマートを除いて持って行くことにしました。何度か往復して自走して持って行きました。大変な労力でした(笑)。家探しも車を複数台置けることを前提として行い、運良く4-5台置ける家を見つけました。

この移動に際して逸話がございます。
W220 S600LはE66が来てからは持て余しておりましたので、移動の前に売却することを決意し、ヤフオクに出品しました。すぐに購入希望者が現れ、試乗して乗って帰られました。----とここまでは良かったのですが、
数時間後に電話が入り、帰路でエンジン不調になったと。戻ってこられ乗ってみると、特に不調は感じません。
が、途中で確かにおかしくなったということなので、購入金額は全てお返しし、売却を振り出しに戻しました。

この個体、以前から時にエンジンチェックランプが点灯し、プラグ総取り替えやボルテージコンバータの新品交換で、その都度直っていたのですが、相変わらずエンジンチェックランプが点灯することがあり、今回もイグニッションコイルの不調が疑われました。どうもエンジンべた踏み時に発症するようで、私の運転では中々発症しません。が、しかし、このままでは売ることも出来ず、きちんと直すことを決意。

疑わしかった左イグニッションコイルを新品交換したところ、見事に完調となりました。やはりイグニッションコイルの不調がずっとベースにあったのです。こんなことなら、最初からやっておくべきでした。
そして、完調となったS600Lがこれほど気持ち良いとは驚きでした。アクセルが重めなのは相変わらずですが、踏み出してからのアクセル開度とトルクの付きが非常に気持ち良くリンクし、絶妙の味付けです。ここにV12独特の音とシルキー感が調和して見事な音色を奏でます。これはすごい。

E66に比べ明らかに重めのしっとりとしたステアリングフィールと、しっかり、かつマッタリしたサスセッティングは、驚くべき事にX300 DD6にどこか似た感覚です。違いは、最終的に踏み込んだときのパワー感には天と地の差があることですが、中速までのトロトロ的雰囲気は実は凄く似ている。完調のS600Lがこのような車だったとは。迂闊でした。完調ではないのに、色々と論評していたとは。逆に、世に出ているS600Lがどれぐらいの割合で完調を保っているのだろうかと疑問視してしまいます。このブログでもS600Lの乗り味をさんざん話題にしてきましたが、すべて取り消します。イグニッションコイルを変えた途端に激変です。というわけで、現在ではS600Lを売るつもりがなくなってしまいました。単身生活は費用もかさみ、これを機会に台数を一気に減らすつもりが、やれやれです。

センティナリーもどうしようかと悩みますが、この姿を見ると売る気になれないのです。


まだまだ逸話がありますので、徐々にご報告してゆきます。
Posted at 2014/07/08 19:19:10 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2014年01月18日 イイね!

やっぱりDD6はいい!

冬の間、スノータイヤを履かせているのはスマート、レンジ、そしてX305。
必然的にX305に乗る機会が増えます。何でこれだけ気持ちが良いんだろうか。
今日運転していてあらためて感じたのは、運転席から見えるボンネットの複雑な造形です。

波打つ曲線のなんと美しいこと。大きめのストロークでこれがゆったり、ふんわりと上下動する感覚は、エンジンのスムーズでねっとり、まったりしたフィーリングと相まって恍惚感をもたらす。

ちなみにBMW E66はボンネットがまったくの平坦で、なんの造形も有りません。
巨大で堅牢な箱に入れられて運ばれている感覚なんですね。E66は。

おまけにこの内装。やっぱり堪りませんね。


後ろを振り返れば、古めかしい後席ブラインド。後部座席の後ろにあるスピーカーが邪魔して一枚のブラインドにはならず、セパレートされています。今となってはクラシカルですが、後席ブラインドは当時はなかなかの装備でした。しかしこのセパレートブラインド、なんともいい味を醸し出しています。後席シートの造形や革質と相まって、これまた恍惚感を催します。



この車の普遍的な価値が色あせることは決してありません。
Posted at 2014/01/18 01:43:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2014年01月04日 イイね!

760Li 観察II

新年明けましておめでとうございます。今年も皆様よろしくお願いいたします。

年末年始の北陸の天候はめずらしく穏やかで、760Liをじっくり観察する機会があり、
もううんざりされたかと思いますが、いくつかの気づきを得たので報告させていただきます。

今更ながらですが、サイドミラーの畳み方が上方にたたまれるんですね。初めての経験です。


後部座席のサンシェードが、後方、三角窓、メインの側窓用が別個に稼働できます。



スイッチもわかりやすいです。こういった操作性も素晴らしくよく考えられています。


いらないんですが、冷蔵庫を発見。使うことあるんだろうか?


エアコン吹き出し口も天井からのものもあり。


後部座席後ろのスペースにもかようなウッドが。


とにかく後席へのエンターテイメントはすごいです。

さて、フロントに目を移すと、iDrive周囲のウッドの紋様にびっくり。これは左右対称です。


他の部分にも左右対称の紋様が凝らされてます。これはかつて有名なロールス・ベントレー販売店の
Hpに、このような細工はロールス、ベントレーだけの世界と記載されておりましたが、
BMWにもあったんですねえ。今までロールス、ベントレー以外では
ディムラーぐらいしかないと思ってましたがーーーー。

さらに異なる種類のウッドの接点の部分にかようなインレイが施されてました。

これはびっくりです。目立たないんですが、何とも見事なインレイ。塗装ではありません。
X305の場合は完全に塗装でしたが。


ドア内張の革の部分は、ベンチレーションシートの穴あき皮と同様の革が張られています。
統一性を出すためですね。しかし凝ってます。


このようなところも抜かりはありません。


BMWのエンターテイメントをしっかり見せつけられました。2003年の時点でこれだけの
ことをさらっとやっていたとは。メルセデスとは(少なくとも同時代のW220とは)
かなり差があると思いました。BMWに抱いていたイメージが随分と変わってきました。

それにしてもさりげないインレイに今回は参ってしまいました。BMWやるじゃないか。



Posted at 2014/01/04 00:07:44 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月26日 イイね!

760Liの観察

本日は富山に出張でした。金沢から高速使って約30分。760Liを持ち出しての高速体験にもってこいの機会。
いやいや、やはり凄かったです。
高速での絶対加速は確かにS600Lに軍配。
しかし、よくリポートにあるじゃないですか。気がつけばびっくりするほどのスピードであったと。
今日は気がついてメーターを見れば ( )80km/hrでした。さすがに大台に近づけばS600Lたりとも多少の緊張感が襲ってくるのですが、760Liではまったくそのような感じを抱きませんでした。本当にただの80km/hrのような感覚なんです。
このあたりは開発された時代の差なのか。W220とE66の5年という開発時期の差なのか?

北陸はこの時期連日横殴りの雨なので、ゆっくり内装を鑑賞する気にもなれません。
富山のホテルの地下駐車場でようやくゆっくりと自車を観察できました。

この車はRR/bentleyを意識しているというか、そういう路線を目指していたのだなあと実感いたしました。
Posted at 2013/12/26 01:02:32 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

もともとベンツ党(W124: 300E, 300CE-24, W140: S500L, AMG CL600, AMG C36)でしたが、気がついたら所有車は英国...
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一昨日に売却。本当に良い人に買って頂きました。最近もう一台DD6を購入したために手放しま ...

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