新しく購入したのはこれです。
まず出てこない内装ベージュ、というのに惹かれての衝動買いでした。
W220 S600Lに微妙な印象を抱いていた頃に一度760Liに行っておきたくて何気なく検索していたところ、まず出ないと思われていたベージュ内装の個体をオークションで発見、知り合いの業者に頼み、数時間後には落札となりました。
S600Lと違い右ハンドルの設定があるのが嬉しい。落札してびっくりしたのがシートのオプション設定。760Liには珍しくベンチレーションシートが付いており、嬉しい誤算でした。
例によって革がふんだんにおごられ、細部にわたり極めて上質です。
昨日納車後初めて乗ってみました。この瞬間が楽しみでアホな道楽をやっているようなものです。
アクセルを初めて踏み込む固唾をのむ瞬間---------。
うーむ、これは凄い。期待通りです。
トルク満載、極めてスムーズ。これほどトルクフルで滑らかな車は初めてです。
S600Lと比較し、NAの分、アクセルレスポンスが抜群にいいです。低速トルクはS600Lの2-3割り増し。その後の盛り上がりも自然で溢れんばかりのトルクの嵐、ATの繋がりもまったくわからず。気がつけばあっという間にover oookm/hr。やはりNAはいいです。病みつきになりそうです。ターボ加給時のS600Lと比べるとピークパワーは確かに劣る(というよりS600Lの加給時が病的)ものの、フィーリングは760Liに軍配。正直これほどいいとは思わなかったです。
内装の意匠やエンジンスタートボタン、電気式パーキングブレーキ、などはS600Lにはないもので、さすがにW220の古さを感じさせます。同じ2003年式とはいえ、後期型S600LはW220が1998年にでてから6年が経過していたもので、この年に発売となった760LIとは一時代違うのですから当然か。
6 litter NAといえば、W140のCL600 AMGで大いに期待したものの完全に期待はずれ。やっと満足感の高いNAに出会えました。
但し、強いて言えば、官能性にやや劣るか。X300 DD6の華奢な操作感、足廻りとあいまった超絶なエンジンフィール、S600Lの笑えるほどの無機質的、暴力的な加速、といった独特の特性(毒)にやや乏しく、すべてに渡り優等生で完璧。果たして飽きるのも早いのか。今後が楽しみです。またリポートいたします。
Posted at 2013/12/20 22:59:47 | |
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