2013年07月30日
一昨年、エンジントラブルによるエンジン載せ替えなど大幅な修理を要した2ndレンジローバー。
昨年はエアコントラブルでコンプレッサーの交換、今年はどうなるかと思っていたらまたまたエアコン冷えません。
入庫させ診断を仰げば、ブレンドモーター、ブロアモーター、ヒーターコア温度センサー、外気温センサーの交換要とのこと。
ネットで検索すると、これらはレンジにお決まりのコースのようである。
ブレンドモーターの交換にはダッシュボード全ばらしが必要で、膨大な工賃が発生。
上記部品もびっくりするほど高額で、通常なら部品代、工賃で30-40万円コースとのこと。
毎度の事ながら車両価格以上の修理代の発生で、通常なら手放すことも考えますね。
しかし、一昨年エンジン載せ替えに膨大な経費をつぎ込み、エンジンそのものは至極快調のため、手放すことも出来ません。このスパイラルは地獄ですね(笑)。
例によって海外サイトで部品を取って、総額20万円で修理完了。冷え冷えの車内は超快適。
でもレンジローバー、これはやっぱり相当にお金かかります。X300系ジャガーの非ではない。
ディーラーの車置き場に1999年ぐらいの2nd レンジが置かれていました。
なんでも、足回りの修理代が高額になるため、オーナーが置いていったとのこと。
部品取り車になるらしい。
2ndレンジローバーの信頼性は極めて脆弱です。でもその乗り味は他に類を見ないほどの超絶。
ヌメヌメ、マッタリの独特の乗り味を味わうためにかける維持、整備費。このバランスは微妙です。高額すぎる。トータルで見て2nd レンジローバー、微妙な選択ですね。
あらためてX300系の信頼性の高さを実感します。
Posted at 2013/07/30 10:42:59 | |
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2013年07月23日
JapthugさんがV12維持について興味深い考察をされており、つられて私も考えてしまいました。
私が自分なりの考えを整理して行き着いたのは次の通りです。
自分のX305に関しては、所有3年、走行2万キロ弱で、整備、修理にかかった経費は約90万円。ガソリン代は含みません。車検の税金なども含みません(理由は後述)。かかった経費の2/3は、乗り味の改善のための整備(つまりブッシュ類、ショックなどの交換)であり、本当に修理が必要な部分の経費はその1/3程度であること。しかもその多くはゴムホースの劣化によるオイルや水の漏れなどであり、機器類の不具合による修理はほとんど経験しておりません。X305に関して信頼性を大いに感じられるのはこの点であると思う。Vanさんの経験されたトラブルは運悪く例外的なものとして、実際にエンジン停止、かからない、深刻かつ難治性の水漏れ、エアコンのトラブル、電気系統の不具合といったことに関しては本当にトラブルが少ないなあと言うのがX305をこれまで4台経験して思うことです。私の場合はレンジローバーやW220と比べて明確にその点を実感できます。信頼性が根本から全く異なります。入庫回数やトラブルの難治性、深刻さが違います。ちなみに先月車検をディーラーお任せで行いましたが、税金、保険料込みで総額16万円でおさまり、びっくりでした。
さて、V12維持に3年間で90万円と申しましたが、これをもし普通の車(例:国産普通のマークIIクラス)を所有していた場合の維持経費を想定した場合、その差額こそが実質的なV12の贅沢経費と考えられます。たとえばマークIIの維持経費が仮に3年間で50万円として、その差額は40万とします。ガソリン代もX305とマークIIでは4-5km/l vs 8-10km/lと想定します。私の場合 X305による年間走行距離が7000kmですから、その差額は約10万円。そう考えるとV12を維持するための贅沢経費は3年間で50万円であったと考えます。税金の違いなどを考慮に入れても60万円もいきません。つまり年間20万円にも満たないということになる。
一方、V12の極上化を目指して様々な整備を積み重ねてゆくのは我々特有の喜びでありますが、これをそのまま維持経費に含めるかどうか? ここの区別と割り切りが重要な気がします。維持経費と極上化経費は分けて考えた方がよいのかもしれません。
どこかにトリックがあるかもしれませんが、Putterboy氏はこの都合の良い算術を私の名前を冠してSatoru算と言っております。まあ、こうでもしないとモチベーションの維持が難しいのかもしれませんが。
Posted at 2013/07/23 09:26:33 | |
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