• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

アース烏のブログ一覧

2020年01月13日 イイね!

新年早々レンタカー出張、せっかくだから自腹で奮発

新年早々レンタカー出張、せっかくだから自腹で奮発
元々出張族の私。北は北海道から、南は鹿児島までどこでも伺います。
・・・沖縄だけは絶対出張が無いんです・・・


今年最初の出張は、本土最南端の鹿児島県。しかも山の中で電車の本数が少ないところ。そうすると移動も一苦労なので、レンタカーを借りることにしました。
一泊二日の1人出張、しかも荷物もさほど多くないとなると、必要になるのはせいぜいコンパクトカークラス。値段もそれほどお高くありません。普段ならこのクラスを借りて、仕事に行くでしょう。
しかし、今回は1人、すなわち運転手も私1人。つまり、私の選択し放題。せっかく借りるなら、ちょっと自腹で払ってでも良い車を借りたい・・・

alt 


というわけで、こんな車を借りてみました。
既にスポーツカー市場ではおなじみの、トヨタ86。グレードはGT、もちろん6MT
出張が決まったのが、出発日の午前中だったため、予約前にトヨタレンタリースに「86のMTありますか?」と聞いたら、「ATは無いけど、MTなら空いてますよ」とのことでした。やっぱりMTを選ぶ人は少ないんでしょうか。


さてこの86、見ての通り後期型です。
実は、前期型86には2度ほど試乗したことがあります。1度は2012年10月にモーターランド三河のレンタル走行カー、もう1度は2013年1月で今回と同じくレンタカー、共に初期型でした。そして、このときの印象は正直あまり良くありませんでした

・クラッチがペコペコで踏力/ストロークが一定で無く、逆に操作しづらい
・ステアリングインフォメーションが薄く、高速域では怖い
・剛性が足りず、コーナーリング中の安定性に欠ける
・なぜかフロントとリアのロールバランスがおかしく、常にリアが勝ってしまう

2010年代前半はスポーツカーは不要、悪魔、金食い虫とボロカスに言われていた時代で、その中で良い車が出たと思いましたが、「車の出来に対して、乗り出し300万円は高すぎる」というのが、私の86への印象でした。
製造元のスバルは真面目に年次改良をする会社ですが、"あの"トヨタの色が入っている86では、どのように変更されているか、楽しみでした。ちなみにこのレンタカーに乗る前、前期と後期でどこが変わったかは、調べずに乗りました。

alt

alt

外装は、フロントバンパーの大口径化が目立ちます。私はあまり好みではありませんが、86はアフターパーツが豊富なので、バンパーは好みの物に変えてしまえば良いだけです。 前期型で話題になった、シャコタン防止のフロントウインカーについては、ヘッドライト内蔵となり、今度は腹下の限界まで落とせる事になってました。サーキット用として考えると、車高は大事なセットアップの一つなので、自由度が増すことは良いことです。

alt

運転してみると、まずクラッチが改善されていることに気がつきました。
前期型では、農協が乗ってきた軽バンのようなペコペコ具合で、踏力とストロークが一定で無く非常に操作しずらかったのを覚えています。それに対し後期型は、RX-8の前期型とほぼ同等の踏力となり、踏力に対するペダルストロークも一定に感じるようになり、半クラッチの操作も断然しやすくなりました。借りた車はなぜかミートポイントがかなり手前でしたが、これは調整すれば良いこと。クラッチについては、前期型の悪いところは無くなったと言えるでしょう。

シフトについては、これも前期型よりも入りやすくなっていました。ただし、元々そんなに悪い物では無かったと記憶しています。ストロークはかなり短く、また手応えも固めであるため、慣れるまではシフトミスしやすいかもしれませんが、慣れの問題でしょう。

ブレーキについては、異常に初期制動の高いかっくんブレーキで、お世辞にも扱いやすいとは言えません。パッドを変えればマシになるでしょうが、スポーツカーならもっとドライバーを信用した設定にして欲しかったです。

alt

メーターはマルチインフォメーション式で、RX-8で見慣れたセンターアナログタコ&デジタルスピード。見慣れると視線移動が少ないので、この形式は便利なんですよね。右画面にはサーキットで役立ちそうなストップウォッチ、Gセンサー、パワーバンドグラフも表示できるようになっていました。特にパワーバンドグラフは、走るときに表示していると楽しい物でした。

今回の目的地は山中でしたので、必然的にワインディングを走ることになります。空いてる道だったのでそれなりのペースで走ってみました。
前期型で感じた、ステアリングインフォメーションの悪さ、剛性不足から来る落ち着きの無さは、全く感じられませんでした。特に、前期型にあったFRを何か勘違いしたかのような、フロント・リアのロール剛性バランスの悪さも全くなく、コーナーでの安定性は格段に増していました。ショックは割と固めでしたが、某タイプRの様な街乗りお断りな固さでは無く、あくまで常識的でした。その中で安定性が格段に上がり、乗ってて楽しい車に変わっていました
コーナーリング中の小さなギャップで走行ラインが変わってしまうという点が前期後期に共通して感じましたが、それはフロントのサスペンション形状カラすると致し方なしでしょう。


今回は2日間、ワインディングを走りましたが、正直言って別物の良い車になっていて、びっくりしました。初期型にあった、スポーツカーとしては?な点は影を潜め、素直にドライバーに応じてくれる車と感じました。唯一、ブレーキの異常な初期制動の高さだけが気になりました。
RX-8と比べると、サーキットでの性能、アライメント調整のしづらさ、私の贔屓(ここが最も大きいかも)もあり、まだ8に部があるとは思います。ただし、その差は相当縮まっていると感じました。

後日HPで価格を調べてみたところ、このグレードなら乗り出して330万円くらいとのこと。その価格なら、素直に欲しい!


トヨタ86、侮れない車になっていました。
サーキット用車両として、普通に欲しくなりました。

もちろん、今のRX-8にはまだまだ頑張ってもらうけどね。

Posted at 2020/01/13 20:05:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2020年01月11日 イイね!

新年一発目からクリーンに行きましょう in 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ

新年一発目からクリーンに行きましょう in 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ
年が変わって2020年。

例年通り、今年の走り初めは鈴鹿チャレンジクラブグランプリです。
昨年はここでルール無視の車にアタックを潰されるという散々な結果となり、その後を引きずったのか、1年間天気にも運にも何もかも恵まれない、酷い年となってしまいました。
最近鈴鹿サーキットに限らず、ドライバーズミーティングで話していた内容を聞かず、丸々無視して走る車が目につきます。他人の邪魔となって不快にさせるだけならまだしも、自分と他人の命に関わる内容をガン無視した非常に危険な行為であることに当の本人達は気づいているのでしょうか?

なんて話はさておき、
メンツを見る限り、今年のCCGPはこのような事態は回避できそうで一安心。


alt
 
例年同様、ライーザさんの声かけ一つで、東は千葉から西は広島まで、RX-8軍団がそろいました。総勢で12台、ここまで揃いかつ同一クラスとなれば、例年よりは断然走りやすくなります。

alt

いつも通り、チームオフィスを借りて休憩中は談笑。
ただし、談笑内容がとてもじゃないけどサーキット仲間とは思えないような内容で、ここでは書けないよ☆ トイレ回数を減らす方法は、若干勉強になったかも。

alt

さて、チャレンジクラブグランプリは他車混走となり、車の速いところがちょっと特殊なRX-8にとってはベストタイムは出しづらい環境です。 例年とは異なり一つ下の走行グループに回され、かつ先ほどの通り1/3が8ということでいつもよりはマシですが、それでもRX-8オンリーのエイトリアンカップの方がよりよい条件で走れます。

ということで、今回も昨年のRE-12Dでアタック。
33秒台が出ればまぁ良いでしょうという、軽い練習の気持ちで行きましょう。




・・・と思いきや、2'32"904と予想外の結果となりました。この状況でベストの0.6秒落ちは、上出来も上出来です。

2本目は、もっさりさんとハヤピー店長を引き連れてトレイン走行の機関車になりました。タイヤに予想以上にUNK○がついていてグリップせず、思ったより遅いタイムしか出せずにすみません。


ベストは出ませんでしたが、それは毎年のこと。
それよりも、練習でコンマ6秒落ちという上々の結果で、さらに昨年とは異なり、クリーンにスタートを切れた、大変満足した一日でした。



p.s.おまけの砂かけられ。マジでオワタとオモタ。

Posted at 2020/01/11 22:44:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

プロフィール

「蝮の毒に花粉をプラス at DKM FISCO CHALLENGE in 富士スピードウェイ http://cvw.jp/b/1388249/46806080/
何シテル?   03/12 22:59
新潟→奈良→愛知→広島→? 雪国FR育ちです。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/1 >>

   1234
5678910 11
12 131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

マツダ RX-8 PANOLIN号 (マツダ RX-8)
自身2台目のRX-8。 生産終了&SpiritRのニュースを聞く   ↓ たまたま夜勤 ...
スズキ アルト ターボRS ぎんぶちめがね (スズキ アルト ターボRS)
だけど暗闇色。 自身初の軽自動車、ターボ、オートマ。 そして忘れちゃならない、自身初の ...
マツダ RX-8 初代8 (マツダ RX-8)
*新車時の写真発掘のため、写真貼り替え RX-8初代。人生初の新車。 2001東京モー ...
マツダ デミオ 雨蛙かなぶん (マツダ デミオ)
自身初のスタンダード5ドア、DOHCエンジン、赤以外の車。そして8年ぶりのレシプロエンジ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation