これもGW中の話。
このご時世ですので、晴れたら車いじり、雨ならレースシムの繰り返しの日々です。GW後半にまとまった雨が降ったので、仕方なく家でレースシムをしていました。
久しぶりの登場、我が家の保護猫もみじ。
珍しく私がずーーーーっと家にいるので、真似してずーっとこんな感じのぐうたら状態。気がついたら犭(けものへん)で寝ていましたとさ。
それはさておき、晴れたら車のメンテナンスしましょう。
今日のお題は8。
しかも、宿敵・赤いあいつを撃退します。
そう、そいつはサビ!
我が家の2代目8も9年目。飛び石や外置き駐車の影響で、下回りにこんなサビが出てきてもおかしくありません。特に最初の2年間は雪道も走っていたため、塩害も少ないながらも食らっているはず。
このようにサブフレームの縁や
溶接部にサビが浮いてきました。
これでも年式に対しては錆は少ない方だとは思いますが、サビはサビ。車を長く愛用する我々にとって、憎き赤い天敵!
この時間のあるうちに、退治できる物は退治してしまいます。
外せる部品は外し、浮いているサビはスクレーパーやワイヤーブラシで落とします。
しかし、どうしてもサビは落としきれませんし、わずかなサビも残ってしまいます。ここで上塗りすると、残りのサビがすぐに発展し赤いあいつに蝕まれてしまいます。
そこで、こいつを塗りました。サビ転換材。
赤さび(Fe2O3)を黒さび(Fe3O4)に転換し、腐食で朽ちていくのを防ぐというものです。黒さびは昔のフライパン表面がそれで、赤さびみたいにボロボロ朽ちていきません。
写真の物はロックタイト製ですが、各社から同じような物は出ています。カー用品店にもおいてあります。
これを塗り24時間乾燥後、上塗りをします。
普通はシャシーブラックを塗るのでしょうが、今回はさび止め入りのシリコン塗料を塗りました。シャシーブラックと比較して塗膜が厚くなりますが、それによる保護性能を期待してのことです。
サビ転換材の上から塗料を塗り、24時間乾燥させれば完成です。
同様に、フロントサブフレームやAutoexeの補強材も塗りました。
Exeの補強材は元の色が赤ですが、赤いさび止めシリコン塗料を買うのが面倒だったため、黒くしてしまいました。
リアサブフレーム前の、おそらく燃料タンク保護プレートについては、新品がそれほど高くなかったので交換してしまいました。
品名:プレート 品番:F189-28-88Z 価格:\3,195 左右共通です。
外したプレートは、塗装剥離・サビ落とし・再塗装をして、後生大事にとっておきます。
マフラー出口も、赤くはないですがステン焼けが進行してきたので、久しぶりに研磨します。
下に潜ったついでですので、フィニッシャーを外し、ステンレスクリーナーやクレンザーで磨きました。2年放置ですので、さすがに落としきるのに時間がかかりました。
フィニッシャーは外すときに壊してしまったのでこちらもそれほど高額ではなかったので、新品を取り付けました。
センターフィニッシャーと共締めに気づかなかったんです・・・
どちらにしても、マフラーの熱を受けて硬化していたので、相当気をつけて取り外さない限り壊れていたでしょう。事実、片方は外し方を整備書で確認してから外しましたが、ツメが折れてしまいました。
品名:ガード(R)リヤーバンパー(F1) 品番:F189-50-361A 価格:\3,195
品名:ガード(L)リヤーバンパー(F1) 品番:F189-50-371A 価格:\3,195
マフラー、下回りといえば、サーモバンテージ。デフの油温上昇緩和のために巻いていましたが、5年間であちこち擦ってボロボロになってしまいました。特に、昨シーズンは試しに車高を下げて乗っていたのですが、それがボロ化を加速させてしまいました。まぁ、どうせ巻き直しが近かったので、下に潜るついでにやっつけてしまいます。
長袖手袋等、肌の露出を極力避け(ここ重要!半袖で作業すると手がちくちく痒くなるぞ)、バンテージを外し、ある程度汚れやサビを落とし、再度車両後方側からまき直すだけです。
使用したのは、レダホトのサーモバンテージ。アマゾンの安バンテージでおなじみ。以前はビリオンの高級品を使用していましたが、正直この場所のバンテージは消耗品というのがわかったので、安物を使用します。これでも十分でしょう。
サイズは5cm×15mを使用し、メインパイプ後端20cmから前端ギリギリ、つまり燃料タンクの下まで巻いて、2m程余りました。
下回りが一気にきれいになりました。
これでしばらくの間は、赤いあいつを見なくても済むでしょう。
Posted at 2020/05/26 17:31:22 | |
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