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アース烏のブログ一覧

2020年02月24日 イイね!

クラッチペダルと、鈴鹿"初"走行。 鈴鹿サーキットフリー走行SMSC CC枠

クラッチペダルと、鈴鹿"初"走行。 鈴鹿サーキットフリー走行SMSC CC枠
鈴鹿サーキットも一般サーキット同様、フリー走行枠があります。走行には鈴鹿モータースポーツクラブ(通称SMSC)に加入し、年会費を払う必要があります。
ただし、鈴鹿は日本一(異論は認めない)どころか、世界的にも有名なサーキットであるため、レースイベントやテストによるコース貸し切りが大変多く、フリーで走れる日はごく限られています。会員になると専用HPよりフリー走行スケジュールが確認できるので、そちらを確認して走行予約し、当日に走行する流れになります。もちろん当日に飛び込み走行も仕組み上は可能ですが、前述の通りフリー走行日が少なく予約が集中しがちで、キャンセル待ちになってしまうことは確実です。
ちなみに、非会員のビジター走行は不可能です。ビジターの鈴鹿フリー走行は、コースを貸し切るしかありません。実際貸し切るにも価格の問題以前に、個人がぺろっと頼んで貸し切れるシステムが無い、すなわち鈴鹿と取引がある業者でないと貸し切れないので、ビジター走行は事実上走行会に限られます。

さて、長々と鈴鹿フリー走行について書きましたが、先日の2/16日にそのフリー走行に行ってきました。

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目的はこれ。新しく付けたレカロRS-Gの試運転。椅子が異なるとかなり運転感覚が変わってしまうことがあるので、ちょっと試してみようと思い立った次第です。ということで、16日ならスケジュール的に余裕があるので、かなり前から走行予約をして走ってみようと思い立ちました。
鈴鹿の会員になって6年、なんと初めての鈴鹿フリー走行です。
ちなみにSMSC会員は、フリー走行だけで無く、F1&8耐意外のレース観戦が無料だったり、家族向けにも併設遊園地とリゾート施設の無料&割引がありすぎたりと、特典が多すぎるので、フリー走行しなくてもかなりお得なんです。

・・・と、その前に・・・。

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昨年末にスレンダー軍曹を苦しめ、一時期Twitterの8乗りで話題になった、クラッチペダル。
RX-8のクラッチペダルはブラケットの作りが弱く、特に上写真に示すバルクヘッド固定部分が曲がることによって、ペダル変形、最後はクラッチ切れ不良が発生してしまいます。私の場合も、2016年7月に一度定期交換しているので、今年の時点でも異音やクラッチ切れ不良はありませんでした。しかし、ペダル変形が始まっていて、だんだんペダルがフットレストに近づいていく状態となっていました。

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事実、変形によりバルクヘッド固定ナットの当たりが変わってしまい、ナット当たり面が複数あるように見えてしまっています。

ここで純正に定期交換しても良かったですし、よく変形する上写真箇所を追加溶接した強化品への交換も良かったのですが・・・

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地元広島のロードスター屋であるニーレックスが、昨年RX-8用の強化クラッチペダル「プロスペック クラッチペダル RX-8」を出したので、人柱的にそちらを試してみることにしました。どうやら、NCロードスターとクラッチブラケットが共通だったので製品化できたようです。

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こちらも純正強化になるのですが、なかなか凝った作りになっていて、ペダル支店からバルクヘッド固定点にかけて、ガセット溶接で補強されています。しかも写真には無いのですが、ブラケット内側にもガセットが溶接されていて、バルクヘッド固定ボルト穴が必ずガセット補強される形となっています。

取り付けてクラッチを踏むと、明らかにペダルが軽くスムーズに動くようになりました。これは変形が無くなったためと考えられらます。さらに、ペダル剛性、特にペダルを踏んで足をひねったときのペダル変形が非常に少なくなりました。

これで、ペダルの耐久性が上がることを祈りましょう。



本当に長々と書き連ねましたが、これで準備は全て整いました。
いざ、鈴鹿へ出陣!

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・・・雨かよ・・・orz

昨年より、走りに行くたびに雨です。
これで昨年1月からカウントして、12戦7敗です。勝率4割1分7厘・・・低すぎですorz

鈴鹿のフリー走行は先述の通り予約でいっぱいキャンセル待ちになるのですが、雨になると一転、多くの方がキャンセルしてガラガラになってしまいます(ちなみに、キャンセル料は前日までは無料、当日は有償です)。この日も、11:00からの枠で走行の予定だったのですが、受付をしてみたら

「前の枠もガラガラに空いているので、ぜひどうですか~?」

なんて悲しい勧められ方をされました。

こちらは遠方から来ている上、今回はタイム目的では無くシートの試運転なので、キャンセルせずに走ります。

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この街乗りタイヤで。2014年生産 RE050A 225/45R18。
もちろん、いつものRE-12Dは持ち込んでいますが、他人との勝負では無い上、走行の目的からして交換する意味なし。おまけに交換がめんどくさい

完全にナメプです。
ただし、走行台数がなんと11台! 一周6kmのコースなので、500mに1台・・・ガラガラも良いところなので、間違いなく人の邪魔にはならないでしょう。




結果は、なんと3分オーバー。鈴鹿の舗装は川になる箇所以外はかなり水はけが良く、街乗り深溝タイヤでなくても雨でグリップしてしまいますので、RE-12Dならもっとタイムを縮めることは出来たでしょう。まぁ、あんまり意味ないですが。
それにしても、30分フルに走って、他車に遭遇したのは2度だけでした。雨でクルーズペーストはいえ、ガラガラの鈴鹿はなかなか楽しかったです。

シートの方は、現状で問題なしという結論になりました。
ブリッドと異なりシートがドア側にズレるので、ヘルメットを被るとわずかに天井に当たってしまうのですが、走行中に気になることは皆無でした。もし気になるようならシートオフセットを考えていたのですが、今のところ必要なさそうです。


いろいろ確認が取れたので、まぁヨシとしましょう。
次は2/28の鈴鹿。なんかまた天気が悪そうな予報が出てますが・・・

Posted at 2020/02/24 12:07:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2020年02月02日 イイね!

訳あって、シール2枚5000円とダレを貢ぎます。

訳あって、シール2枚5000円とダレを貢ぎます。
車のチューニングをするに当たり、一般的な手法は部品交換です。そして部品には、費用対効果、すなわちコストパフォーマンスが高い物と低い物があり、当然高いものを交換していった方が、簡単に幸せになれます。
我々サーキット遊びをする人間にとって、最もハイコストパフォーマンスな部品はタイヤ(異論は認めん)。その次は、そのタイヤを活かす車高調(異論は認める)。その次は・・・ここから先は複数候補が挙げられますが、その一つにシートがあります。

冒頭の写真は、2013年に中古で導入した、BRIDE VIOSIII SPORT-C。RX-8用シートの中ではトップクラスにアイポイントを下げられ、かつシートの左右位置も純正とほぼ変わらないという優れものです。長身でヘルメットと天井が干渉しやすい私にとって、替えの無い愛用シートとなっていました。

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しかし、元々廉価版であり生地が薄い上、長年の使用でシートが擦れてきました。また、こちらも廉価版である故ですが、上位モデルにあるFIA認証がありません。さらに、BRIDEのシートはサイズが豊富で体型に合わせやすいという利点があったのですが、なぜかこのVIOSIII以降のLowMax対応モデルからはワンサイズとなってしまいました。そのため、長身の私には背もたれの高さが足りず、肩ホールドが脇ホールドになってしまい、ギアチェンジにちょっと苦労する、という状況でした。

BRIDEがVIOS/ZETAのニューモデルであるZETA4を発売したことで、背もたれ高さの問題は残りますが、他は何一つ支障が無いBRIDEということで、その新型へ買い換えようと、昨年末にシートを発注したのですが、なぜか勝手にキャンセルされてしまいました。

もう一度発注すれば良いのでしょうが、出した結論はこの通り。

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出張から帰宅したときに届いたこのでかい箱。もう一つの定番、レカロへの乗り換えです。

こんな箱、サーキットを走れる車には普通乗りませんが、

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さすが開口部の大きい観音開きの8。ギリギリですが箱ごと乗りました。

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正体はこいつ。RECARO RS-GKのレッド。レッドステッチが欲しかったのでこの色にしましたが、中央のレッドメッシュもそれほど目立つ色では無いので、逆にアクセントになって良い感じです。

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RS-Gシリーズは、FIA認証無しが標準ですが、\5000プラスすることでFIA認証アリにすることも出来ます。今回はもちろんFIA認証アリにしました。しかし、認証アリ無しモデルの差は、このホモロゲシールとホログラムの有無のみ。シール2枚で\5000ですか・・・

さてこのレカロ、取り付けるだけなら説明書通りに組み立て交換するだけなので、それほど難しいことはありません。ところが、私個人の事情で、下記の問題が出てきます。

・レカロはアイポイントが高いため、長身の私は天井と干渉してしまう。
・レカロはシートがドア側に10mmズレるため、ラウンドしている天井がより近くなり、長身の私は(略)

つまり、天井との干渉を防ぐ手立てを打たなければなりません。

その1. あんこ抜き
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レカロ昔からの定番、座面のウレタン抜きです。レカロは乗り心地を確保するためか、座面のウレタンがかなり分厚く、さらに内部ウレタンも簡単に取り出すことが出来ます。そこで、内部ウレタンを取り出して薄くすることでアイポイントを下げられます。
今回は座面ウレタンの厚さを1/4に、モモ下は3/4にすることで、バランス良く座面を下げることが出来ました。


その2. ウルトラローポジベースフレームを使用
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通常のレカロ純正ベースフレームを使用すると、間違いなくアイポイントが高くなってしまいます。そこで、同じくレカロ純正のウルトラローポジベースフレームを使用します。
公式ホームページでは、SP-G系専用とありますが・・・

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ご覧の通りRS-Gも取り付けが可能です。RS-Gを通常ベースフレームへ取り付けるときは、別売りサイドアダプターが必要ですが、ウルトラローポジベースフレームにはSP-G系用のサイドフレームが付属しており、それを使用することで別売りベースフレームも不要となります。ただし、サイドアダプターへのシート取り付けは1ポジションのみとなり、後ろ下側のネジはベルトホールと干渉し、さらにそれを回避したとしてもシート本体と床が干渉するため、使用不可能となります。

さらに、シートベルトバックルの配線についても、レール下を通すと車両とシートフレームに挟んでしまうため、シートフレーム上に通す必要があります。

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右後の6点ベルト固定アイボルトについては、剥きによってはベースフレームと干渉してしまいます。よって、ワッシャーの厚さ調整やナットを駆使して、干渉しない向きに固定し直す必要があります。

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左後ろにはRE雨宮のベルトアンカーを取り付けていますが、正規の向きのままではシートレールに干渉してしまいます。そこで、上下を逆にし、アンカーの取り付け穴にアイボルトをナットで固定し、引き続き使用できるようにしました。
ただしこれはあくまでも仮で、近い将来はボディに雌ねじを立ててアイボルトを打つ予定です。

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いろいろ手を施し、取り付け完了です。
アイポイントはVIOSIIIと同等か、もう少し低くなった感じです。天井との干渉は、シートがドア側によったせいでわずかに残りますが、ここから先は一度走ってダメなら再対策するという流れにします。


さて、この取り付け作業をしている間に、S川急便が到着。

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中身はこいつ。ヨコハマ ADVAN NEOVA AD08R 255/40R18 + ヨコハマ ADVAN Racing RG3 9.5J+45。ボロでも良いので、AD08Rとまともに走れる9.5Jホイールを増備することを考えていたところ、それらが組まれたものが中古で出品されていたので、即購入。タイヤは2017年13周とボロですが、自分の考えている用途的には十分です。

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ホイールの方は・・・なんか妙に塗装が汚い。梨地でバリバリグラデーション。
確かに「タッチアップあり」とあったのですが・・・

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塗装ダレ痕まであるじゃん。こいつ、DIY再塗装されたな・・・タッチアップどころじゃ無いじゃん。
まぁ、ホイール機能が生きていれば十分OKだし、相場より安かったのでヨシとします。

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装着。ブレーキキャリパーとの干渉はなし、もちろん車体への干渉も無し。しかし、赤い車に黒いホイールは、スゴく悪く見える・・・


2020年は、これらを使う走りになりそうです。
以上、出張費の散財でした。

Posted at 2020/02/02 21:15:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | ちゅ~にんぐ | クルマ

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