としロドのブログ一覧

まず初めに、このブログへのコメントはしないでいただきたい。

このブログは、ただ私が今の心境を書いておきたかったから書くだけなので

そっとしておいてください。




去る10月8日

19年間連れ添った我が家の愛犬が旅立ちました。

友人の家の犬が産んだ仔犬を引き取り、

我が家で飼うことになりました。

我が家に来た犬は、母犬似で、父犬は野良犬です。

引き取った当日は、当然、まだ名前も無く、

来てすぐに名前を家族で考えました。

母犬の名前がサクラと言う名前だったので

チェリーと言う名前に決まりました。

私が考えた名前です。

それから、チェリーは家族の一員として暮らすことになりました。

いっしょに散歩に行ったり、いろいろな芸を覚えたり

笑わせてくれたり、時には咬まれた事もありました。

とても怖がりで、雷とか、大きな音が鳴ると私の側から離れなかったり

散歩の途中でコンビニへ買い物へ行こうとしても

一人取り残されるのが怖いのか、コンビニに近づかなかったり

雨に濡れるのが嫌いで、散歩に行きたがらなかったくせに

近所の川には自ら水に飛び込んだり

食いしん坊で、食事中に手を近づけると威嚇したり

頭を撫でるのは喜ぶけど、体を触られるのは嫌がったり

話はできないけど、間違いなく家族でした。

なにより、ただ居るだけで家族は癒されていました。



数年前まで屋外で飼っていたのですが、

歩行がふらつくようになったので屋内で飼うようになりました。

今年に入ってからは、歩く事も困難になりました。

それでも、自分の足で歩こうと必死に動いていました。

後ろ足の自由が利かなくなってからは、前足だけで移動したりしていました。

そして、２ヶ月前からは完全に寝たきりになりました。

寝たきりになっても食欲は変わらず、当然排泄もするのですが

排泄したくなると、吠えて家の外へ出してくれと教えてくれる

とても頭のいい子でした。

逝く一週間くらい前からは、食べ物も食べなくなり

ほとんど水だけしか飲まなくなりました。

そして10月8日の朝

私は仕事だったのですが、起きて顔を見せた後に

静かに息を引き取りました。

多分、家族の顔を見て逝きたかったのではないかと思います。

今日、遺体を火葬して骨を拾いました。


今は、寂しさと悲しみと思い出が頭の中で整理が付いてないです。

もう撫でてやることもできないし

なにもしてあげられない。


もし、チェリーが言葉を話せたら最後に聞きたかった。

「家に来て幸せだったか？」

そして私が言いたい

「私たちはチェリーが来てくれて幸せだった」



今、生き物を飼ってる人

今から飼おうとしてる人

必ず最後まで一緒に居てあげてください。

ペットとしてでなく家族として。