どうも僕です。
歴史から推測するに
今度は疫病になった人は動向をすっとぼけたり、黙秘するようになるから
もう一度我慢と瀕死経済を繰り返すことが想定できるので、
期限ギリギリの6/18に
仕事を終えてから
2月16日以来絶っていた「外食」をしてきました。
ずっと決めていたんです。
最初に食べに行くのは 「潤の蔵王店」 だって
僕にとってこの蔵王店だけは
替えの効かない存在。
ラーメンというより、
潤という食べ物なんです。
ジロリアンでいうところの二郎と同じです。
20年前は支店は皆 基本同じ味だったのですが、
店舗数が増えるにつれ、だんだん味がイマイチになってきました。
たぶん、組織が大きくなるにつれ誰にでもできるオペレーションと
あらゆる出店場所での採算コストを考えた末、
利幅を十分にとり、お客さんにとってのコスパとかいろいろと合わせたのでしょう・・・
そんな中
蔵王店…
蔵王店だけは
20数年前の味を基本守り通している
ここは1号店の店長が独立(のれんわけ)のお店のため
直営と異なり
オリジナルの味を楽しめる唯一のお店なのです。
特に「味噌」は他の店舗はオペレーションやコスト(儲け)の都合で全く違う味に変わってしまってますが、
オリジナルはねえ
全く違うのですよ
味を妥協しないために
材料代をしっかりかけ、
手間隙をしっかりかけ、
もうね
プライベートガン無視のブラック世代にしか作れない味なんです。
出会いからもう20年 ( ;∀;)シミジミ
僕にとっては節目のごちそう
罪悪感と引き換えにこれを定期的に食べないといけないのです。
前置きが長くなりました それでは潤のレポートをしたいと思います。
ワクワクを隠しきれない僕は
まさに脳内 井之頭五郎(孤独のグルメ)状態でした。
車から降り、
僕はスッとお財布から1000円札を1枚抜きとります。
そして、小銭入れをポケットへ
タオルを首にかけて
車のカギをかける…
扉を開け、風除室を通りすぎると
いつものアイツが現れた…
そう
券売機だ
モーター音と共に1000円札が吸い込まれていく…
感覚的に来る度に値段が上がっているような気がするが、
それが潤だ
こんなこともあろうかと、小銭入れを持ってきたのだ
小銭入れから250円を取り出し追い金をする…
食べるものは3か月前から決まっていた…
味噌 大盛
伝説のアイテムをチョイスする僕・・・
そして、久々の外食を祝って ライスを奮発
こ、こりゃあたまらん!
この幸せ者 (*´∀`*)♥️
ウキウキしながら、店内に入る前に
スマホを取り出しメールクーポンをチェック
アンドロイドの反応が鈍く、全然その画面にたどり着けない…
2分くらいして、画面が確認できてからの入店だ
食券を取りに来たおばちゃんに意気揚々とスマホのクーポンを見せつけ
「岩のり」をトッピングした
そして、僕は 間髪入れずに呪文を唱えた!
「中油、ネギ増しで!」
そう。
この店には二郎バリのコールがあるのだ
なんかハズイので毎回一見さんをキメテいるが、
店主には
「お前 いつもそれだろ」
って思われていると思う。
頻繁ではないが、20年も通っているんだ
たぶん、顔はバレている…
辺りを見回すと、店内の雰囲気が地味だが かなり変わっていることが判った。
まず、割りばし(個別包装)にカムバック
そして、お冷がお冷ポットからが氷と水が入るマシーンに
コロナとちゃんと向き合う
店主の素晴らしい気遣い
このお店は、店主の厳しさ(パフォーマンス)と
忙しさについていけないのか、 スタッフが直ぐにやめてしまう
たぶん、忙しいのに給料や待遇が悪いのだろう
しかし、僕は知っている
いい材料を惜しまず使っているので、超絶流行っているが、
そこまでの利益は出無いのだ・・・・と思う。
自分のお店も同じ類なので、この気持ちはよくわかる…
それと同時にこの店は絶対に無くならないと思った。
ファンが増えることはあれど、減ることはないから…
ここじゃないとダメな時がある… そういうお店なんだ。
この他にも 今まで待ち合いベンチだったところが 背中を向けたカウンターになっていた。
そして、そこに
この外食自粛機関で一番かわいい女の子が友達のトトロみたいな人と入ってきた (*'ω'*)え!?
一言で表すなら
透明感半端ない清純系
トトロは常連なのか流石に手際がいい。
かわいい女の子の分も水を用意したりしてた。
そうこうしていると、着丼
ああ
これだ
これを食べるためだけに
燃料代を含め計4000円を使いラーメンを食べにきたのだ
まずは
生唐辛子
そして、追いで一味唐辛子を目いっぱいかける…
スープをひとすすりして
今ここに帰ってきたんだ… と実感…。
岩のりをスープに浸し 柔らかくする儀式
この全てが 潤だ…
「一麺入魂」がこの会社の社是だ
あとは、「来る人もまた来る人も福の神」
これも掲げていたな
本当にその通りだ
おもむろに麺を持ち上げる僕
コシのつよい太麺が絶妙な味噌スープに絡む
近くに座ったかわいい女の子もトトロに勧められたのか味噌を食べていた
「美味しい♡」ってすぐ言う
かわいいゾ このやろう ~ヘ(´ー`*)
今日僕はここへきて何一つ悪いことはなかった
これから先、飲食は単価が一気に上がるだろう
そして、テイクアウトをする人も徐々に減ると思う
どこまで値段が上がったらラーメン食べるのをやめる? と聞かれたら
この潤だけは 回数は減るかもだけど、たぶんやめない
今の貨幣価値で1杯1500円になっても、2000円でも行くかもしれない…
そのくらい好き
70km離れたこのラーメンだけをいつでも食べられるくらいは
お仕事を頑張ろう
味噌ラーメンは1100円
メール会員特典で岩のりの200円はあれだったけど
まあ1500円
燃料費で2500円
計4千円のラーメン
ぼくはこの贅沢な時間を死守すると決めた
以上
感動的な外食解禁日の感想でした
おわり
Posted at 2020/06/29 22:23:54 | |
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食い道楽 | 日記