と 云うわけで
音速で今年の夏が終わり 来週辺りからは稲刈りシーズンですね
散歩したり、村人とあいさつしたり、バイク乗ったり、知り合いに逢ったりして 半端なく平和な時間が流れる今日この頃…
なんか小学、中学時代の夏のようです (´・ω・`)
土曜日は十日町で近年オープンし、そのまま一気に有名になった「アブザカの里」という 農家レストラン(お蕎麦屋さん)が
高校の同級生が立ち上げメンバーで働いているお店であることを知り、
別の高校の同級生と食べるのを兼ねて20年ぶりに遇いに行って来ました (^-^)
元々仲は良かったものの、大人になるとだんだん電話帳に載っているだけの人になってしまっていたのですが、連絡を取ってみたら喜んでくれましてね
「ついたら連絡して」と言われていたのでそのようにしたら同級生がきてくれました。
まさかの有名店を特別に案内人つきで楽しむ我々✨
他のお客さんも並んでいるのですけどね
歴史や思い入れなどの情報を聞きながらの順番待ち。
いまや 半分観光スポットなので、他の人から「 あの人達は何処のお方?」(゜Д゜≡゜Д゜)?みたいな目で観られます。 役得なのだけど、ちょっとハズイ…
聞けば同級生は農園部隊の親方で 奥さんが厨房担当とのこと
昔はスノーボードとかリゾートバイトとかで一緒に全パワーを女の子の為に注力していたので、あのさわやか系イケメンが田舎の穏やかな人、いや、むしろ僧侶並みに悟りの人へなってて驚きました(笑)
田舎の浄化パワーは恐ろしい ( ´゚д゚)アイツが…
さて、初めて行ったアブザカ蕎麦
ここは お蕎麦だけ頼んで、あとは副菜を好きなだけバイキングというシステム
ホール担当の方が目を光らせていて、各料理がなくなる頃に追加で作るのでおおよそ出来立ての天ぷらとか、なんばん味噌のおにぎりとか
田舎ご馳走が存分に食べられます (`・ω・´)シャキーン
バイキングの方は田舎の家庭料理そのままなのですが、
この塩梅がお年寄りとか県外の方にはドンピシャかと。
味や素材の加工は「お母さんの手作り料理」の位置付けですけどね。
それでも、新鮮野菜の出来立て料理が存分に食べられるは 今の時代なかなかないわけで…
っていうか、お家ではそもそも、野菜料理みたいに手の混んでいるものはもう作らないですよね。
今どきの若い衆なんて、親がやらないし、ジブンもやらないから
むしろ新鮮というか、食べたことない次元の料理かも…。
お蕎麦のつゆは美味しいです。
つゆは、お蕎麦の命なので 今のところ販売は考えていないとのことですが。
お蕎麦の量も少ないので、ややコスパはあれですが、
元々異業種の方がはじめたお店なので、本来これが適正価格なんです
もちろん、税別のお店です。
このコロナショックになって確信に変わったのは、外食は
お客の方が、今までの飲食店の努力に甘えていただけ
日本の飲食やサービス業は組織の発展や働く人の誇りのためにもチップ制を導入してもいいと思っています。
同じくらいの懐具合と思っていた
農家さんが叩いた電卓ですらこうだったのですから、
日本の料理代金ってのは、基本的に誰かのブラックの上にしか成り立たないわけです。
次の日はバイクで長野へ聖地巡り
ついでに楽農家さんが道楽者に戻り、早々に打っ飛んだコトをしているので、それも見てこよう ( *´艸`)
その前に飯じゃ
バイク乗りは この イナリ食堂 という小汚ない感じの食堂を 聖地化しています。
二輪クラブが存在するくらいに
ボリューム満点 コ・ス・パ最強
この店で何度、皆を満足させてやったことか。
バイクで行動するときは全てが思ひでにしなければならない。
ライダーのあるあるです
地元民率 80%
ソーシャルディスタンス? なにソレ? 美味しいの?
GO TO EAT では絶対に審査に通過しない
裏食堂だ
そもそも、素人はたどり着けない、
RPGで見えてはいるけど、取りに行けない宝箱みたいな場所にあるからね。
店に入り、いらっしゃいませすらないが、
勝手に席を陣取って、水を汲むついでに厨房に顔を出して注文する
この常連の素振りがないと、まわりの人たちからガン飛ばされるのが地元定食屋だ
「かつ丼ってまだあります?」
店員さん : 「大丈夫ですよ」
おおっ! さすが、新しい生活様式で
外からのバイカーたちが来てないだけある
いつもはオープンと同時に売り切れで「伝説のカツどん」と言われていたのに・・・
初めてだ、初めての2輪乗りの看板メニューだ
ワクワクしながら待つことにした
テレビでお宝鑑定団をやっていた長野のテレビcmは普段知らないので、すっげー新鮮ー(・∀・)イイ!
20分後…
よそ様のが着丼し始める
ここでそれを見て、次に何を食べるかを決めるわけ
いやーどのテーブルも皆茶色ばかりだねえ
「才色などガン無視」
これが地元民の、ご馳走ってやつですよ
きっと jc jk jdは来たくないだろうな
それにしても
五目あんかけ焼きそば率高いな
唐揚げ、カツ丼、五目あんかけ焼きそば φ(..)めもめも
30分後
「さみい!」 :(;゙゚''ω゚''):
クーラーガンガンの店内
もうね、機械が古すぎて オンとオフしかないような…
ほぼ冷蔵庫みたいな冷風が応える…
そして1時間弱 凍てつく寒さに意識がもうろうとしてくる
(何度も帰ろうかと悩んだ…)
椅子に座り疲れてもまだ僕の番はこねえ!
正にライダーズジャケットを取ってこようかと思っていた生と死のはざまの時
ついに現れた
ドンっ!
ドドン!
「おおっ! こりゃうまそうだ!」
分厚いカツ
どんぶりに乗り切らないで 上が2段になってやがる
上からもサービス♡
とりあえず、かつ丼初心者の僕はご飯を出す為にと1段目のカツを食べ始めた
「うまっ!」
冷え切った 心と体にかつ丼が染みる
ひたすら揚げたてのカツを食べること
20分後
減らねえ!
意味が判らん
なんでごはんが出てこないんだ
もうソコソコ腹いっぱいだぞ
ようやく見えたライスをほじると、作業性悪う~
結局もう一切れ食べる羽目に…
腹9分目でごはんがちゃんと顔を見せた が!
このご飯
ふんわり盛りじゃねぇ! ペタペタと固めてあるじゃねえか!!
「バカじゃねーの!」
大盛にしなくてよかった、 死ぬかと思った…
完食までに費やした時間 55分
12:10入店
13:55分退店
おそらく、3.5人前くらいの量
相撲取りの気持ちが判った昼食
かつ丼で顎がつかれる
最初はカリカリの衣に感激していたのだが、
折り返しあたりから、その衣の硬さが憎くてしょうがなかった
間違いなく、僕は今日ドラマチックな日を過ごした
だから、この長文に残した
ちなみに今日調子悪い
だから、もう寝よう…
あ、楽農家さんには無事にお会い出来ましたよ
おわり
Posted at 2020/09/07 20:10:55 | |
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食い道楽 | 日記