のびいのブログ一覧

今回は後半の緒戦となる第6戦．
ただ会場となるFSWジムカーナ場は自他共に認める関東でも苦手とするコースで，今回はそれにいくつかの要因が重なった事もあり，結果としてそれを地で行くような形になりました．

まずは前日，前週の練習会で方向性は掴んでいたもののその後車両側の修繕が必要であることが判明し，不安を抱えたままでの決勝週となってしまいました．加えて6月にして今シーズンもっとも寒いくらいの気温（思えば昨年のここの大会も思いのほか寒かったですね・・）．結局何一つ見出すことが出来ずに前日は終了となりました．

そして決勝日もその流れは変わらず．
部分的には良かった点も無かったわけではないのですが，それ以外のすべてに関してはまったく噛み合うことなく，今季ワーストを更新する25位で終わってしまいました．
今回ある程度苦戦は予想していたものの残念ながら内容・結果共にそれ以上となり厳しい状況ではありますが，原因は明確でかつしなければいけない事も明白．
残りの４つでこれらを示していけるようにするのが自分の役目と思います．

地区戦新潟の前日で交換に使用したシャフトは前期型の予備でキープしてあったものだったため，長く使えるように先日浅間台で粉砕したシャフトのインボードを交換して，差し替える事にしました．

作業そのものはこちらに記載しましたが，粉砕したシャフトの状態はというと・・

一番目についたのはインナーレースの打痕でした


そしてこれに呼応するようにアウターレースにも打痕がありました


結果としてケージが粉砕というわけです

今回粉砕したシャフトのインボードは後期型新車装着のもので，約20,000kmの命でした・・・

ちなみにその後このシャフトを車両装着しました．作業そのものは以前UPしたこちらと同じなのですが，今回はハブをフロアジャッキで支え，シャフトの水平保持にはリジットラック（馬）を使用しました


これでしばらく駆動系は大丈夫だと思いたいです．

ここ2週間あまり腰痛が重篤化して日常生活に支障をきたしている自分ですが，そんな中で先日はスピードパーク新潟での関東地区第5戦に出場してきました．
しかしながら今回は上記の腰痛だけでなくいろんなことがありました・・．

この前の週に浅間台でドライブシャフト破損したのは既に述べたとおりだったのですが，実はその時交換に使った予備シャフトは新品ではなく，開幕戦の時に異音疑惑で外した後期型新車装着の右側シャフトでして，外した後（分解まではしなかったのですが）動きや触診で特に異常が見当たらず，そのまま予備として持ち歩いていたものを交換に使ったのでした．

そしてインボードの新品を発注して遠征までに組み上げて交換しようと思っていたところへ腰痛が悪化してしまい，ちゃんとしたシャフトに交換する余力がないまま新潟に来てしまったのですが・・・．そんな時に限って不安は的中してしまい，前日練習の4本目でスタートラインにつく際に少し違和感を感じ，ゴール後（タイムは良かったので気がつかれた方は少なかったと思いますが）タイヤ回転に同期した音＆振動が・・
結局脚上げで回転させてみると問題のシャフトには偏芯した回転と音が生じていました．この時多くのPN3同志が新品シャフトの提供を申し出て頂き，大変ありがたかったです．
ただ，迷った挙句自分が念のため持参してきた前期型で予防的交換をした右側シャフトに交換を敢行（お手伝いしていただいたブルガレさん，前日の準備もあるのに作業終了を暖かく見守って頂いたTASKのみなさま，本当にありがとうございました<(_ _)>）．翌日の無事を祈ったのでした．

そんな中での決勝，結論から言うと今回は3位に終わりました．
1本目は1番時計で折り返したのですが，2本目は思ったよりも伸ばせず，稼ぎに行ったところの余波で入力を与えすぎ，写真のように脱輪．落ちた瞬間絶対全部飛び出すと思ったので，コースにとどまれたのは幸いでした．よって他の多くの方にそのまま抜かれてもおかしくなかったので，今回の3位はむしろ幸運だったと思っています．

実は前戦で今年2回目の18位だった際，その後浮上できる材料をなかなか見つけることができずにその契機を探していたのですが，前日の4本目にあるきっかけで少し目が覚めました．その意味で今回の2本目脱輪は（変な話ではありますが，私を良く知る人は理解して頂けるように）自分にとってとても前向きな材料になりました．

そんなこんなで今シーズンも半分が終わりました．
後半戦は何とか人車共にトラブルフリーで悔いなく進みたいと思う今日この頃です．