のびいのブログ一覧

元々JAFCUP後は今後の事をゆっくり考えようと思っていましたので，その一環として昨今機運の高まっているタイヤを勉強の為に準備しました（シーズン中は大人の事情と自分の調子が上がらない両方で見送っていました）．

そんな折，ツインリングもてぎのオリジナルシリーズであるもてぎジムカーナの最終戦が台風で延期になり，その代替日が関東フェスティバルと重なってしまったため参加者に苦戦気味という噂が聞こえてきました（最終的にはそこそこ盛況になったように思いますが(^_^;)）．
元々この大会は一部のクラスを除き使用タイヤが71RやZ3などのスポーツタイヤまでと決められているため，私の場合規則に合うタイヤが手持ちになかったことからここまで縁がありませんでした．ただ，今回上記のようにはからずしも出られるタイヤが手元にできたことから，かつて自分も使った事のある71Rなどとの性能差を予想するとちょっと躊躇したものの，これも何かの巡り合わせと思いエントリーさせていただくことにしたのでした．

とはいえ，初めてのタイヤですからまずは土曜日からフル参加して慣れること＆セット出しからスタート．予報通りの雨WETで練習量をさばくには好都合でした．そして決勝の日曜も合わせて終日WETだったのですが・・

驚きの結果でした．
もちろんドライの性能や他の同グレードタイヤとの比較などは全く未知数ですし，車やセット・運転との相性などあると思いますが，少なくとも今回のもてぎマルチ＋WETにおいてはタイム・フィール共に自分の勝手な事前予想を大きく超えるものでした（決勝より慣熟や前日の方がより顕著でした．ただ，述べたように調査はまだ途中なので結論はもう少し先ですが）．

結果として大会では優勝とお肉をありがたく頂く事が出来ました．
当日関わって頂けました皆様方，ありがとうございました<(_ _)>
大会自体もJAFの公式戦ではないからこその小回りの効く運営と柔軟性でとても楽しめましたし，表彰式後には来年に向けたヒアリングを積極的に行うなど全体にユーザー目線を大切にしている大会というのが印象深く，ぜひ来年も多くの人が参加して盛り上がってくれればいいなと思った次第です．

自分はというと述べたようにまだまだ先は未定ですが，とりあえずひっそりと勉強は続けたいと思います(笑)．

地区最終戦から1カ月以上経過した先週末，JAFCUPオールジャパンジムカーナが筑波1000にて開催されました．

実はそれまでの間は日本にいない時間の方が長くて体調含めてなかなか調整出来ないことなどもあり，ぎりぎりまで参加を迷っていたのですが今年最後の公式戦となる今回の大会を一つの区切りとするため，今できるなりの準備をして臨みました．

調子は良かったです．
地区最終戦前から見直したいろんなものがつながり始め，車の動きやそれに合わせた運転双方とも今期一番の仕上がり．シーズン終わりの最後であるここに来てという意味では微妙ですが，乗っていてもわかるレベルまで来ていたので確かな手ごたえはありました．
実際タイムの方も金曜日に1番時計，土曜の公開練習でも条件が良くなった2本目で少し5速走行をしてしまいましたが（汗）ほぼ1本目と同じタイムで3番時計と，相対的にも今年一番の戦える状態になっていました．

そしてそれはコース設定に多少ひねりの入った日曜決勝も同じで，1本目は朝の冷えた状況で序盤に大きなロスがあったにもかかわらず2番時計で折り返し（トップとは当然大きな差が出来てしまっていましたが）．そして条件が良くなるだけでかなりのタイムアップが見込める2本目に大きな期待をかけて臨みました．
そんな2本目はスタートしてから1本目と違って確実なグリップ向上を体感し，また路面温度が低かった1本目でもっとも大きなタイムを失った箇所をほぼ狙い通りにクリアして，期待値通りの秒単位でのタイムアップを確信して序盤テクニカルを立ち上がったのですが・・

勝負はここでミスコース終了となりました．
立ち上がった先の遠くにあるはずのパイロンがまったく見えておらず（本人的には死角に入ったくらいの意識の無さでしたが今となっては原因不明）迷いすらしませんでした．そしてコース幅の中で走っている場所がおかしいことで気がつくという自分としては珍しいケース．ただいずれにしても自滅したことに変わりなく，3日間通して一度もなかったようなミスでもっとも期待できた機会を潰してしまったのでした（リザルトは1本目タイムで7位でした）．

こうして今シーズン最後の公式戦をまさかの2本目MCで終えた訳ですが，不思議と悔しさ度合いは地区最終戦の方が大きく感じられ，今回はそれより少し落ち着いた感じがありました．
もちろん今回の結果とその原因だけみるとこれ以上ないくらいの”残念の極致レベル”ではあるのですが，それよりも今回を通じて地区最終戦の時よりさらにも増して確実に感じられた手応えと，それを今シーズンの全日本緒戦以来JAFCUPで再会を約束したみなさんとご一緒して部分的にでも実感できたことによるものだと思います（ま，もちろん結果につながっていないことには変わりないので，所詮は自己満足レベルではあるのですが(^^ゞ）．

実は現地でお会いした方々にはお話ししていたのですが，冒頭に述べたような業務状況なども鑑みて，今後については今回のイベントが終わったら一度いろんなものをリセットしようと思っていました．
ですが，せっかく1シーズン費やしてやっと手応えが実感できるくらいになったこと，そしてそれはまだ道半ばであることなど，これらを考えると今はもうちょっとだけゆっくり考えてみるのも悪くない気もしています．なので，このオフは（まずは仕事に追われないようにしながら）ちょっといろんなことを見てみたいと思います．

最後になりましたが，この1シーズンお世話になったすべての方々，ありがとうございました<(_ _)>