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イイね!
2017年05月26日

JASHSが求めているもの。

この記事は、予防安全やエアバッグに関してについて書いています。





皆様こんにちは。JASHSです。


昨日書いたJASHSブログに、車の開発に関わっておられる方からコメントを頂き、さらにトラックバックで私のブログに関してのブログを上げて頂いた方がいました。

詳しくはトラックバック先をご覧頂きたいのですが、


車の開発に直接関わっておられる方からJASHSブログに対してコメントを頂くことはあまりないので、貴重なご意見が頂けたことを素直に嬉しく思いました。


私は、昨日書いたブログに

軽自動車や小型車には、安全性の低い車が平気で売られているわけで、
私のような経済状態の人間は、そのような車をメインカーにして生きていかなければならない訳ですが、それはいつもメーカーから、

「貧乏人は死んでも構わない。」

と言われているような気がして落ち込むんですよねえ。


と書いたのですが、その表現に、車の開発に実際に関わられている方としてとても悲しい気持ちになった、とブログには書かれていました。

ブログを拝見して、内容には納得する部分も多々あったのですが、最終的には納得のいかない点が2点ほどありました。(その方のブログでは予防安全についても触れられていますが、基本的にJASHSでは予防安全では無く衝突安全に関わる受動的安全装備の全車標準装備化を目的にブログを書いていますので、少し誤解があるなあとは思うのですが・・・、そこはまあいいです。)


その2点というのが、

「日本車の海外仕様には6エアバッグが標準装備されているのに、同じ車の日本仕様では、6エアバッグ(の内サイド・カーテンエアバッグが)オプションもしくは設定すらされていない車がある」
(例:エスクードとか)

ことと、

「日本仕様でも同じ車で上位グレードには6エアバッグが標準装備されているのに下位グレードにはオプション設定すら無い車が存在すること。」
(例:ワゴンRとか)


この2点についてはブログを拝見し、何度読み返してみても納得がいかないなあと思ったわけです。


結局の所、

そこに、

「JASHSが求めているもの。」

の核心があるなあと思いました。


確かに、

例えば軽自動車で2エアバッグと6エアバッグの装備差は実際の事故の時にどれほど違いがあるのかと言われると、突っ込んできた相手が大きなトラックとかだったらほとんど違いはないのでしょうが、
横から突っ込まれたのが軽自動車で、「カーテンエアバッグがあれば亡くなることはなかったのに」等という状況が全くないとは、私は断じて思えません。

たとえ物理法則で説得されようとも、

実際販売している車に6エアバッグのものとそうでないものがある以上、そこに意味を持ってメーカーは装備を付けているわけでしょうから、どちらが安全にとって有効な装備かは明白

だと思いますし、そこについては納得することはできないと思いました。


受動的安全装備に関して言えば、

「乗員分の3点式シートベルト、乗員分のヘッドレスト、6エアバッグ」

は、現代にあっては標準装備すべき基本的な装備だと思いますし、それが仕様やグレードによって使い分けられるものではないと、改めて強く思いました。


失礼しました。



【追記】

かまぐりさん、
おかげでJASHSの求めるものをよりシンプルに認識することができました。ありがとうございました。
ブログ一覧 | 受動安全装備標準化推進委員会 | クルマ
Posted at 2017/05/26 09:37:01

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この記事へのコメント

2017年5月26日 10:47
人間は注意していてもミスを起こす生き物です。そこをカバーするのが予防安全対策ですよね。カバーしきれず、万一事故が起きた時のために衝突安全対策があるのだろうと思います。国内/海外仕様が異なるのは国毎の安全基準(意識)が異なっていることを逆手に取った利益確保手段以外の何物でもないと私的には思わざるを得ません。と、滅多にコメントしない私がコメントして見たい気にさせられました。失礼しました。
コメントへの返答
2017年5月26日 21:26
こんばんは(^ ^)

滅多になさらない貴重なコメントを私めの駄ブログにありがとうございます(^ ^)

仰る通りで、各国の安全基準を理由に受動的安全装備に差をつけるという行為に関しては、メーカーの利益確保のためとしか思えないと私も思います。
衝突安全にせよ予防安全にせよ、安全装備の普及によって事故死者の数は激減してきているわけですから、メーカーには積極的にその標準装備化を行なって欲しいと思う次第です。

2017年5月26日 15:21
こんにちは。今回の皆さんの意見、いつも以上にとても勉強になりました。
実際にクルマの開発をされている方の生の声を聞ける(読める?)という貴重な経験もできましたし。
ありがとうございました。
コメントへの返答
2017年5月26日 21:30
こんばんは(^ ^)

こんなに充実した議論ができたのは、JASHSを始めてから初のことではないかと思います。さすがみんカラですね。
私のブログが実際に車の開発に関わっておられる方の目に止まることもあるのだと思うと、気合が入りますね。
2017年5月27日 22:20
事故を未然に防ぐという意味では、ドライブレコーダーやバックカメラの義務化も大事だと思います。ドライブレコーダをつけるのを躊躇する人がまだかなり多いのは自分に不利なことも全てわかってしまうからだと思いますね。
 バックカメラもカローラ・アクシオに標準装備されていた時期がありましたが、今は無くなったと思います。バックカメラをつけてもぶつける人はいますが、事故が減るのは間違いないようです。
 エアバックはポール試験が実施されれば、サイドも付いてくると思います。
 
 みんカラに載せたりコメントすることが、行政、政府、政治家、マスコミ、自動車メーカーに伝わるのなら私がコメントすることも少しは意味があると思います。
 SUSP2さんの書かれていることは素晴らしいと思います。
 
 車は大きい方が設計、開発、デザインもし易いのは間違いないですし、衝突安全においてももちろんそうです。しかしながら車が大きく(幅広く)なることは、無駄に大きな鉄の塊を走らせていることや、対向車との接触、脱輪、軽微な接触事故(ドアパンチ、車庫入れ失敗等)は確実に増えると考えられます。(実際保険屋さんも言っていましたが、事故は減っていない、増えている死亡事故は滅多に無く、物損事故がほとんどで、軽微な接触事故がとても多いと)
 インフラは(人間の横幅、駐車場の大きさ、道路幅、国土面積、一般的な運転技術)変わらないのに車がどんどん肥大化していることもおかしいと気づいて欲しいです。無駄に張り出したフェンダーはそこに接触しやすくなることもメーカーはわからないのか疑問に感じています。
 最近71マークⅡセダンを見て、昔はこれでも十分なサイズだったのだと思うと同時に最近の車を見ると、そんなに大きなタイヤやホイール、無駄に張り出したフェンダーとか、考えさせられます。長文、同じような内容失礼しました。
コメントへの返答
2017年5月28日 11:33
こんにちは(^^)

ドラレコやバックカメラもそうですし、ちょっと安全装備とはちがいますが、 ETC車載器などもそうですよね。(ただ、ETC車載器はスマホが代替すればいいんじゃ無いのかと思ったりしてますが・・・。)

ポール試験の導入で少し危惧しているのは、ルノーが採用しているサイドエアバッグが頭部まで保護するタイプを導入して、試験突破用に前席だけ安全装備を充実ってことが起こりそうだなってとこです。
実際ルノーは、トゥインゴやルーテシア等でそれを採用し、EURONCAPの試験をクリアしています・・・。
サイドのみで無く、きちんと後席を守るカーテンエアバッグを採用したくれると信じたいですが、今のメーカーの姿勢を見ていると、不安になりますね。

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