サイクリング

今日の午後、完成したクロスバイクの引き渡しのあとサイクリングに行ってきました。

１０日ぶりに自分の自転車に向き合った友人からは、「ああ、カッコいいな～」「これ、本当に自分の自転車なんだよね」と、喜びの声も聞けて嬉しかったです。

２時間ほど、今回の作業の内容や、取り扱い方法などをレクチャーした後、サイクリングに出掛けました。私は、友人とのバランスを考えて「青ミヤタ」で行くことにしました。

先ずは、ホイール修正作業をお願いしていた自転車店に出向き、完成の報告と防犯登録を済ませます。完成具合が気になっていた自転車店のマスターはあれこれ仕上がり具合をチェックした後、「素晴らしい作業だね」とホメてくれました。

そのあと、引き続きサイクリングに戻りましたが、１０分程してヘルプコールが出て付近の公園で休憩、自販機のジュースを飲みながら、双方の立場から感想などを交換して、それぞれに自宅に戻ることにしました。



ここまで、距離にしたら5キロほどでですが、これまで乗ったことの無いスタイルの自転車に、とったことの無い乗車スタイルで走るのですから、初心者では仕方のないことなのです。

こういう場合、「もう疲れちゃったの、根性が足りないよ」とか「あと１０分走ったら休憩しよう」とかいう人がよくいますが、大人の男がヘルプコールを出した時点でそれはもう限界なんだから素直に休憩する方が良いのです。

私は乗りはじめのころ、そんなことを言われ、頑張っても付いていけず恥ずかしさと劣等感だけが残って悲しい思いをしたので、そういう思いを友人にはしてもらいたくないと思うのです。

競技じゃないんだから、根性とか頑張りとかそういうものを持ち込まなくてもいいのです。
友人が「僕でもスポーツサイクルに乗れた」とか「変速チェンジしてスピードにのれた」とか、そういうさわやかなものが得られたら今日はそれが収穫なのです。

私は帰りがけに再度自転車店に立ち寄り、その後の報告をして帰宅しました。
一人での帰り途中、高速巡行など久しぶりに踏み込んで乗っていたら、脚の鈍痛を感じながらこの作文をすることになりました。

この季節は自転車はシーズンオフで、例年の乗りはじめはもう少し後ですが、「これを機会に早めに乗りはじめても良いかな」って前向きな気持ちになってきました。

ということで今日のサイクリングは「楽しいイベント」になったのです。