最近某艦隊ゲームのような、銃器を擬人化したゲームにのめり込み気味な白兎です。
歩兵携行兵器大好物人間の為、知っている銃器が出てくるだけで脳汁ダダ漏れになる程度には変態です。(ちなみに写真の子は「クリス ベクター」というサブマシンガンの一つです)
しょうもない前振りはこれ位にして……。
8月も過ぎ去ろうとしていた、ある日。
みん友の「たーぼぅ@アクセラ」さんが、長野にお越しになると伺い、おもてなしプチオフを開催しました。
何気に長野の観光案内を務めることが今までなかった為、どこがいいかな……と直前まで悩んでおりました。悩みに悩んだ末、おおよその計画をお伝えし、その日が来ることを待ちました。
プチオフ前日。合流を果たした私たちは、前夜祭と称し……
お互い十年以上振りとなる、CoCo壱で談話をしながらカレーを食し。
初めてダーツをするというたーぼぅさんに色々説明しておきながら、練習をサボりにサボった為に悲惨なことになったダーツをし。
日付が変わる直前まで、一時間以上話し続けていました。
時間が過ぎ去ることを忘れ、話題に欠くことなく、ずっとお喋りしていました。着地点などない、他愛もないことから悩み事まで。
雑談という言葉では纏められない会話でしたが、こういった時間、いつでも大切にしたいと私は思っています。
そして迎えた翌朝。週間天気予報では雨の予報でしたが、強い日差しが降り注ぐ秋晴れとなりました。
たーぼぅさんと共に、目的地へ出発です!
最初に目指した場所は、ビーナスラインに通じる麦草峠の途中にある「白駒池」です。
標高2000mを超えるこの場所は登山者や観光客で賑わっていますが、JR東日本の大人の休日倶楽部で「吉永 小百合」さんがCMで放映したことをきっかけに、一気に話題となりました。
それから暫く訪れていませんでしたが、この日は平日ということもあり、問題なく到着しました。
この時の気温、平地が30℃だったのに対し、19℃という涼しさ。真夏仕様の格好で来ると間違いなく風邪をひく程涼しい(私では寒いレベル)でした。
早速、散策と写活を開始。
原生林と山苔が作り出す空間は、日常では味わえないものばかりが広がっていました。
透き通った空気、木漏れ日が作り出す風景、仄かな陽光の暖かさ。
写活は続きます。
折れた木々からも、新芽やキノコが生え始めています。自然の強さを思い知らされます。
原生林と山苔の山道を抜けると、白駒池が広がっています。
この日は風が強く、水面が揺れていましたが、無風に近い状態、かつ快晴の時は、空の青さが池に映る程綺麗な光景となります。機会をみて、リベンジです。
一周終えた時、既にお昼近くとなっていましたが、次なる場所へ。
鉄道ファンの間では聖地とされている、野辺山駅です。
1345mという、JR最高地点の駅として有名です。この日も多くの観光客が、各々写真に収めていました。
更に運が良いことに、タイミングよく小海線の回送列車が停まっていました。入場券を買い、ホームから撮影します。
ちなみにこの小海線という路線が通る駅は、JR路線で標高の高い駅トップ10の中で、上位9位まで独占しています。特に野辺山~清里間はJRで一番標高の高い路線区間とのことです。
電車をマジマジと見るなんて、幼少期以来でした。しかも、それを自ら写真に収める日が来るとは、夢にも思いませんでした。
まだ、私が2、3歳の頃だったかな。
この小海線が通る橋の上から、母や祖母と共に眺めていました。電車(この車両はディーゼル車なので、厳密には電車ではありませんが)が通る度に、ただただ嬉しくて笑っていたことを、朧気ながらも覚えています。
また、野辺山駅から少し離れた場所に、「JR最高地点」の場所があります。
標高1375m。記念碑と共に、「鉄道神社」という小さな神社があります。
鳥居は枕木、鈴は犬釘、御神体はかつて走っていた蒸気機関車の車輪とレールと、すべてが鉄道観点のもので作られています。
興味がほとんどなかった私が、鉄道に関してここまで文章に起こしていることに、今この瞬間驚いています。
会話中、たーぼぅさんにも驚かれる程でした(笑)
たーぼぅさんの帰りのこともあり、この日はここまでとなり、新幹線の駅までお送りして解散となりました。
自然と人工物。写真撮影を行ってきたなかで度々口にしておりますが、この日もまさに双方を満喫することができた一日でした。
そして、偶然か否か。
この日の約一年前。8月26日。
その日は、私が初めてオフ会というものに出て、みんカラの皆さんとお会いできるようになった日でした。
たーぼぅさんとnaomichiさんと訪れた、姨捨夜景オフです。
あの日から、私は大きく変わることができたと思っています。
人と出会うことを恐れ、傍観者のように振る舞いながら。でも結局は、怖がっていただけで、そう見せまいと強がるようにしていた私が。
悩んだり、迷ったり、戸惑ったり。上手に真っすぐは走って来られなかったけれども。
今、こうしていられることに感謝しつつ、大きく満たされた気持ちでいます。
嬉しさとか、喜びとか、全部一緒です。
これからも、自分なりのペースで、相棒と共に進んでいきたいと思っています。
時には休みながら。
一歩は小さくても、確実に前へ進めるように。
この度は、たーぼぅさん、ありがとうございました。お疲れ様でした!