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【やさぐれ紳士】白兎のブログ一覧

2019年12月28日 イイね!

2019年、総評。

 2019年も残り僅かとなりましたが、今年はなんだか、年末年始という雰囲気がイマイチしっくりこない夜を過ごしている、白兎です。

 皆様、如何お過ごしでしょうか。


 2020年を目の前にした今宵。相も変わらず雪の少ない今シーズンですが。
 2019年という一年を、振り返っていきたいと思います。

 2019年という年は、私にとって。

 兎にも角にも、仕事に振り回された年だった

 という一言に尽きます。


 最初こそ、相棒と共に出かけ、オフ会にも参加させていただき、「今年も、多くの場所や人たちに、出会いに行こう」と意気込んでいました。


 年明け早々。山に囲まれた地域に生まれ育ち、海というものと無縁だった私が。
 相棒と共に、まさか砂浜を走り抜けるという想像もできない経験をできた、なぎさドライブウェイ。

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 みん友「たーぼぅ@アクセラ」さんの、相棒の乗り換えに立ち会い、新たな旅の始まりを共にさせてもらったり。

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 特別定例に参加させていただき、ご無沙汰だった方々と交流したり。

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 念願だった、曹洞宗本山永平寺に赴き。

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 比較的順調だった、その矢先でした。

 次第に仕事が増え始め、土休日のイベントやオフ会に参加することが難しくなってきました。

 相棒と旅することができない、不満やフラストレーション。
 それが日を増して膨れ上がった私は、表情さえ不服という思いが色濃く出ていました。

 一番精神的にショックだったのが、一度は走ってみたいと願っていた鈴鹿。
 その時期にどうしても外せない仕事が舞い込んでしまい、結局願いは叶いませんでした。

 自分を保つだけで精一杯だった日常に、追い打ちを掛けたのが。

 仕事場にさえ不満を持ち越す私に対する、叱責。
 否、私からすれば……人格否定に近いものでした。

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 社会人なんだから、仕事と散々言われた一方で。
 私の根底には、「仕事はお金を得る一つの『手段』であり、会社の為に人生を賭しているのでは」という、価値観や考え方の相違がありました。
 勿論、俯瞰的に見れば私の考えなど、身勝手で、我儘で。
 社会人失格、と言われても仕方がないものだったのは明白でした。

 でも、それでもプライベートまで犠牲にしてまで会社に尽くすつもりは微塵もないという、強すぎる私の思いは、最後まで譲れませんでした。

 そこから、私は一気に体調を悪くしてしまいました。
 食欲は失せ、興味のあったもの全てのことに対し関心を失って。
 みんカラからも距離を置くようになり。

 憩いの時間を捨ててまで生かされるというなら、いっそのこと、消えてなくなりたい。
 精神は、かなりギリギリの状態まで削りきられていました。


 転機は、そんな状態を数ヶ月も続けてきた12月の頭でした。

 忘年会という名目で、少人数でのプチオフへの招待が掛かったことでした。

 その時、私は一種の覚悟を持ちました。

 社会のクズと罵られても、構わない。
 傲慢でどうしようもない奴だと罵られても、構わない。
 このプチオフだけは、なにがなんでも参加したい。

 無理やり休みを取り、参加したプチオフ。
 道中でも、気さくな仲間と共にドライブを、会話を存分に楽しみました。

 そして、その夜。
 私は肉親はおろか、掛かりつけの精神科医にも、カウンセラーにも話してこなかった……自分の汚点、恥ずる自分の過去。
 誰にも言えずに抱え込んでいた昏すぎる過去を、始めて話しました。

 記憶の彼方を通り越し、無意識的に封じ込め、決して断ち切れない鎖で雁字搦めにしてきた私の過去。
 一度でも話したら、誰もが離れていってしまう恐怖。
 また独りになるのではないかという、例えようのない怖さ。
 言葉に出したら最後、自分という存在が崩壊してしまうかもしれないというとてつもない不安。

 それでも、私は。
 それこそ、怯える子供のように。
 震えながら、手を握りしめ、奥歯が軋む程噛み締めながら、話しました。

 こんなこと、許されるはずがないと、勝手に思い込んでいたのに。


 何も言わずに、「そうだったんだね」と、優しすぎる程に、温かすぎる程に、私を受け入れてくれた。
 本当は泣きわめきたかった位でしたが、涙は出ず。ただ、嗚咽に似た情けない声が漏れ、私は嬉しさや喜びとは違う、別の感情の濁流に耐えきれず、見苦しいほど震えるだけでした。
 それでも、否定するようなことは、ありませんでした。


 それからは仕事に対しても、自分でも妙に感じるほどに。
 迷いながらも、冷静に、先輩でも後輩でも上司でも関係なく、遂行するために指示を出せるようになり。

 半ば放置気味になってしまった、相棒Lupusについて。
 今一度、真剣に向き合い。
 自分というものにも、これまでにないほど向き合う時間ができました。

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 そして、年を越そうとしている、この一週間の間に。
 相棒の足回りをリフレッシュし、これまで以上に、Lupusと旅に出る盤石な態勢を築くことができました。


 最後まで、みんカラの皆さんとの交流は薄くなってしまった2019年という年ですが。

 私なりに、まさしく「みんカラと初めて出会った時」の感覚に近い、大きな一歩を踏み出せた。そう思っています。


 今年はどちらかというと、自分自身というものに対し、色々と考え……私という、一人の人間の在り方を、自分なりに見つけられた。
 仕事に追われながら、見ないフリをしてきて放置してきたものについて、本気で向き合う切っ掛けとなる一年でした。


 締まりのない文章ですが。
 今年も、皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
 来年も、私と、相棒Lupusを。
 よろしくお願いいたします。

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Posted at 2019/12/28 21:48:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月22日 イイね!

手がかかる子ほど、可愛い ~(多分)今年最後の組入~

手がかかる子ほど、可愛い ~(多分)今年最後の組入~ 年の瀬も間際に控え、世間も何かと忙しい空気に軽く嫌気が差している白兎です。
 皆様、如何お過ごしでしょうか。

 なにして?でも投稿いたしましたが、本日相棒Lupusに今年最後になる(であろう)作業を依頼し、代車としてまさかのMAZDA2をお借りしました。
 相棒は(恐らく)塩カルによる被害により作業が難航しているとの連絡を受け、明日引受となりました。
 相棒であるLupusはディーゼル特有のメンテナンスが必須であり、加えてハンドルを握った時の私の無茶な運転に、本当に良く応えてくれました。
 が、ここに来て不具合が発生、以前から目論んでいた計画を遂に実行に移すこととなった次第です。
 ……こう書くと「乗り換えます!」みたいな感じになりそうですが、私はまだまだ、相棒と共に多くの場所へ、様々な人と出会いたい。その思いと共に駆け抜けたい気持ちは変わりません。
 Lupusと、もっとたくさんの時間を過ごしたい。その為なら、お金や時間は厭わない。
 ……あれですね、完全な親バカです(苦笑)

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 さて、お借りしたMAZDA2です。
 マシーングレーの、AWD。グレードは15S プロアクティブ。以前はなかったプロアクティブ Sとは若干差異があります。

 プロアクティブとSとの違いは基本的には同じですが、ハンドルがウレタン試用。シート調整もマニュアル式(機会式?)でしたが、以前と変わったのは、シートヒーターは標準装備であることです。
 冬の寒さが厳しい私の地域では、ありがたい機能です。ないならないで困るものではないにせよ、あると便利な機能です。

 そして実際に乗ってみての感想を、私なりに書いていければと思います。

 まず、インテリア。
 以前代車としてお借りしたこともあるデミオとは、やはり変わっていました。
 計器類、メーター類は相棒Lupusと差異のない作り。BMアクセラに乗っていた私でも、大きな違和感は抱きませんでした。
 大きな変化は、それを受け取る人間にも多少なりとも影響を及ぼすものであると思っています。そういった側面から見れば、ある意味「見慣れた車内」という視覚的情報は、安心感を覚えます。
 インパネ周りはデミオを踏襲し、アクセラとは少し違います。特にマツコネ操作コンソールやサイドブレーキの位置が違うので、ここは乗り始めから慣れるまで少し時間がかかりました。
 エアコンもオートとはいえ、やや仕様が異なっており、「ACってどれだ?」と戸惑いました。(基本的に、私はACは使わない人間です)

 実際に乗り込んでみての正直な感想としては、「少し狭くなったBMアクセラ」といった感じです。
 ヘッドランプもBMアクセラに似ており、親近感を覚えるほどでした。

 走行については、当初持っていた憶測を超えるものがありました。
 我が相棒は足回りを比較的硬くしておりますが、純正でありながら、遜色ない程よい足回りの硬さ。路面状況を率直ではないとは言え、ドライバーにきちんと伝えてくれる作りの良さ。
 1500ccのガソリンエンジンはMAZDA2の軽さを考えれば、十分すぎる程の馬力。伸びのある加速でありながら、変速によるショックを感じさせないスムーズさ。
 ディーゼルのLupusに慣れている私では、当然ながらエンジン特性が異なる為最初はアクセルの踏み込み方やブレーキ、エンジンブレーキの使い方が若干異なっていることを感じました。
 が、そこはガソリンエンジン。ディーゼル固有のトルクで「引っ張る」のではなくアクセルを踏み込んで「回転数で伸びていく」心地好さ。好みは分かれるかもしれませんが、素直で乗りやすい。そんな印象です。
 一つ難点を挙げるとするなら。
 時々、「フワッ」とした足回りからの情報が伝わってきてしまうことでしょうか。

 「時々」と書いたのには理由があります。
 普通に走っていて、アクセラのように「足回りもしっかりしているなぁ」と思っていると、唐突に足回りが不安定になったかのように、浮いてしまうような感覚。
 万人受けを目指した、わざと柔らかくし乗り心地を重視したクルマならまだしも、不定期に訪れるその感触。原因はわかりませんが(乗り越えた段差や道路の凸凹具合かもしれません)、明確な理由がないのは私としては不安要素でした。

 逆に言えば、それ以外は完成されたクルマと言えると私は思います。
 大きな荷物を載せたりすることがなければ、アクセラよりも小型な分小回りが効き、何より軽量故に運動性が高い。
 総じて、デミオよりも進化していることを目の当たりした次第です。


 クルマだけでなく、コンピュータや情報も、ボヤボヤしていると取り残されてしまうほど、今の進化は凄まじいものを感じます。

 しかし。
 MAZDA2が悪いクルマであるとは、決して申し上げません。
 それでも。

 私は、アクセラというクルマを。
 Lupusと自ら名付けた相棒を。
 これからも乗っていきたいと、改めて思う瞬間であったこともまた事実です。

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 待っているよ、Lupus。今よりも、もっと進化する、君を。
Posted at 2019/12/22 20:17:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@だいずぱぱ さん

私もこの記事見て「なんだこれ」って思いました。数年前も同じようなことで指摘受けているとのことらしいですが、色々と学習出来なかったのでしょうかね??」
何シテル?   08/12 14:41
 お初にお目に掛かります。【やさぐれ紳士】白兎(はくと)と申します。  長ったらしい名前なので、「やさぐれ」、「白兎」等、呼びやすい名前でお呼び下さい。...

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