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のんきなはるのブログ一覧

2023年05月24日 イイね!

医者は凄い!

こんにちは。


先日、うちの父が東京の病院に入院した。
そのことを父の兄弟に報告したら、
その家族は医者の家系で、
「あぁ、そこは少し知っているから、言っておくね」って
言われて、私もはぃはぃと思って聞いていたら、
その後、そこの教授から直々に連絡があって、
「きちんと対応いたします」って驚いた。

それまでは、研修医かな?若い先生や若い看護師が
対応してくれていたのに。
医師の世界は、どんだけ上下関係や横の連携が
あるんだろうね。 凄いね。

うちの世界には、そんなことあまり無く、
まぁ、私の大学の研究室にはツテはあるので、
私に出来ることは、せいぜい、無理矢理
診察や検査を横から ねじ込むことくらいかな。
そこは、外科の研究室を出た者の強みかな。
Posted at 2023/05/24 15:51:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 仕事 | 日記
2022年11月15日 イイね!

バカなのか。。。?

こんにちは。


千葉は雨が降っています。


先日の話。

広告会社で働いている男性が来院しました。
どこかの会社員だったけど、定年で辞めて、地元の広告会社に
就職したようです。
この男性、口だけなんです。
口だけが達者で、「俺は顔が広い」と豪語して広告会社に
再雇用されたようですが、いや無理よ。。。

たぶん、人は良いのかもしれません。
ただ、適当なんです。
保身のみ。
「良い人と思われたい」そんな感じ。
会社では偉いほうだったのか?知りません。
一時期、町内会長とかやっていましたが、すぐに退任しましたが、
町内会長時代も、わざわざ「町内会長」の肩書の名刺を作り、
何かというと配っていましたし、辞めてからも 配っていました。
何すかね? 肩書に弱いのでしょうか?
自分に自信がないので、肩書が欲しいのでしょうね。
でも実力が無いと 恥ずかしいだけですね。

まぁ、この男性との事件はいっぱいありまして。。
結構、この男性に関わるとロクなことがない。


その日も、男性は突然やってきました。

地域の町内会名簿に、うちの広告を載せてあげると。
タダでは無いのです。
広告主からお金を貰って、町内会の名簿を安く作るという会社。
うちの広告を載せるのですから、「どうぞ、載せてくれませんか?」
では無いでしょうか。。。

聞くと、その広告は少し地域が外れていまして、
私の住む地域とは少し違っていました。
まぁ、そこからは多くの方が来院されるのですが、唯一の
懸念は 私がそこの病院で働いていたこと。

なので、お断りしました。
男性は「なんでですか?」と食い下がって来ましたが、
私は「ちょっとお金が無いので」と伝えても、
「安く載せてあげるからさ」とか言っています。

正直に言ったら、向こうの病院でも 口が軽く
どんな風に伝わるか判りません。
また、ギクシャクするのもアレなので、やんわりと
関わらない方が賢明です。

ずっと、「まぁ そんなこと言わずに」と言っていて
本当に、「自分しかないんだな」とドン引きです。
昨今の状況を考えると、思うように広告が取れず、
隣町とか市をまたいで広告を募りに来ているのでしょうが、
この人に頼みたくないんだよな。

会社だって、この人に関わりたくないと思ってるんじゃ
ないかと想うんだよね。
間違って雇ってしまったけど、手に余ると想うんだよね。
想像できちゃうのよね。
勧誘の仕事で、歩合制ならば、会社は困らないとは思うけど。
この人物が悪いよね。。。。
この人も、あれだけ私に迷惑を掛けておいて、よく ノコノコと
うちに来るよね。そういう所は、本当に 厚顔無恥なのね。
強い精神力だわね。 忘れちゃうのかな?
私は ずっと覚えているけどね。
本当に大変だったからさ。
Posted at 2022/11/15 12:53:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 仕事 | 日記
2022年11月04日 イイね!

またも やらかした。。

こんにちは。


また、やってしまった。

コロナ禍で、在宅ワーク(テレワーク)が流行っているのでしょうが、
私は毎日、仕事場に出勤するような仕事です。
動物病院のお手伝いをしています。

先週、患者さんが来て、整形外科と神経科の先生と
診察と検査をしていました。
一通り検査、相談をして、ではリハビリってことで
私が担当になったのですが、リハビリ中は時間があるので
飼い主さんと世間話をしていました。

パソコンのモニターには、その日に撮ったレントゲン写真が
映っていました。
神経症状が出ているので、数日後にMRI検査をするとのこと。

私は何気なく、そのレントゲン写真を見て、
「あぁ〜、ここですね」とか話してしまいましたら、
神経科と整形外科の先生は、違う箇所を指摘していたらしく、
飼い主さんからは、「。。。いや、こちらとお聞きしましたが。。」と
言われ、 私も はぁすいません。。。ってなったのですが、
後日、MRI撮影をしたら、私が指摘した箇所だったらしく、
またそれを飼い主さんが、先生に伝えてしまったようで、
めっちゃ、気まずかったです。。。。。


あちらは新進気鋭のバリバリの現役獣医師。
こっちったら、半ボケの老人。

。。。昔から 私はそうだったな〜って思ってしまいました。




大学を卒業し、輝かしい未来を期待し、胸踊らせて就職した病院。
ある日、院長が居ないときに担当して、病状を説明したら
その病気は、かなり珍しく、そう簡単に一般病院では無い病気。
あとで、院長が帰ってきた時に、相談したら、
「そんな病気あるわけがないだろうが! 私は20年やっているけれど
一度もそんな診断をしたことが無いよ」と怒られてしまいました。
院長から「あなたが診断した患者だ、あなたが責任を持ちなさい」と
言われ、 教科書を何度も読み返し、検査、診察をしても
やっぱりそれ。。。
先輩の先生に相談しても、あまり良い返事は貰えず。
院長の機嫌を察知してのことかな。
仕方なく、大学の先生に連絡をして、指示を仰いだけど
やっぱり、その病気っぽい。
その患者さんは、結局、1ヶ月ほどで死んでしまいました。

私は国家資格は取ったものの、新人のペーペー。
大学を出て、数ヶ月。
院長は20年以上のベテラン。
言葉の重みも、経験も実績も、技術も雲泥の差。
新卒そうそう そんなことをしていまい、職場では浮きまくり。
もう、その後は無難な診断しか出来なくなってしまいました。。。

でも、やっぱり 私の性格上、やってしまうのです。。。。
子犬の子を診て、「股関節が緩いですね」とか。
後で院長に、「子犬の頃は皆、関節は固定されておらず緩いものだよ!」
「あまりおかしなことを言わないように」と。
それは、ペットショップに配慮して、飼い主さんが
買ったばかりの犬をペットショップに持ち込んで、
「こちらで先日購入した犬を動物病院に連れて行ったら、病院スタッフに
股関節が緩いと言われた」とクレームをしたり、返金や
賠償を求める事案を避けてのことだと聞きました。

今思うと、本当に 使い難い部下だったと思います。
よく院長は、寛大な気持ちで私を雇っていたと思います。

ただ、私の指摘は だいたい当たる。。。。
そりゃ、院長も先輩先生も、扱い難いよな。
そっちの専門で売っているのに、部外者で新人に
違う診断をされて、その診断のほうが正しいってさ。

怒られて、周りのスタッフさんに阻害されて
その瞬間は、気をつけているんだけど、すぐに忘れてしまって
ふと言っちゃうんですよ。
駄目な人間って解ってます。
院長や先輩を立てるは当然だと思います。

今回だって、院長や専門家の先生を信じてもらって、
任せてもらうために、私はリハビリの立場でお役に立とうと
思ってしたことが、裏目に出てしまった。。。反省。
面子を潰された先生は、おそらくお怒りでしょう。
専門の先生なのに。
それを売りにしている先生なのに。
あんなに肩書を付けた立派な先生なのに。


やりにくいな〜。
1ヶ月半くらい、整形と神経の専門に掛かっていて、あまり進展がなく、
これはいよいよ手術しかないですね ってなって。その前に検査で
MRI撮影しましょうって話になっていて。
その間にリハビリも取り入れてみましょうかって、話があって、
私が担当になって2回施術。 検査の予約がようやく取れて
いざMRIの撮影をして、結果を元に診察してみたら
あれ、結構、歩様が改善しているね ってなっていて、MRI撮影したけれど
手術は様子見でいきましょうか ってなって。

患者さんは、「あなたの診断の方が正しかったわ」とか言って、
私に治療してもらいたいと、「今日の予約は取れるかしら」とか
ウキウキしていて、なんか やりにくい。。。

私は、「あちらの先生の治療と投薬が効いてきたところですかね」
とか誤魔化しているんだけど、 非常にやりにくい。。
患者さんに口止めするのも変な話さし。
私がふと口走ってしまったために、自分の首を締めて
締めて、ほんとうにバカ。。

私はひっそりと窓際族で 余生を暮らしたいんだけどな。
老眼も進み、手も震え、足腰もだいぶ衰えて、長時間の
手術にも耐えられなくなった。 若い者に任せていたほうが、
なんぼか世界のためだと思っているのに。
なんだろうね。
生きにくいや。


若い先生たち。
箔をつけるために、いろんな資格を取って、
その分野の専門医です! って名乗って、そこを売りにして
病院が成り立っていて、わざわざインターネットで検索して
患者さんは、そんな専門の先生が居るからって、 頼って
この病院を訪れるのに。
なんで専門医の認定を持っていない私が正しい診断すんのよ。
マジ、頑張ってほしいわ。
なんのための認定医よ。
レントゲンの読影も出来ないのかよ。


愚痴でした、ごめんなさい。
Posted at 2022/11/04 11:52:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 仕事 | 日記
2022年06月02日 イイね!

学校

こんにちは。


今日は大学のお話。

私は日本大学を卒業しました。
そう。あの悪評高き、田中理事長の
あの大学です。

そして、新しい理事長に 林真理子さんが候補になり、
新しい学長に 元総長の酒井健夫氏。


ここで、懐かしい名前が出てきた。
酒井先生は、獣医学科の衛生学の先生でした。 

衛生学の先生だったので、全く臨床系では無かったのですが、
研究者としては立派で有名だったの(?)
大学付属動物病院の院長もされていましたが、いかにせん、
臨床系では無いので、診察もしないし、手術もしないし。
本当に、事務系の病院長でした。

そして、今、 学部長は、公衆衛生学の丸山教授でした。
偉くなったな。。
そして、研究室でお世話になった先輩が 教授になり、
准教授になっています。
みんな、すげ〜。


そしたらさ。
別のニュースも見つけた。

医動物学研究室で、15年とか20年前に
研究員の学生が 数人 自殺しているという。。(驚)
医動物学は、寄生虫学なんですけど。


当時の教授は、私が学生の時に助教授だった。
本当に変わった先生だったな。
教授とウマが合わなかったのか、同じ研究室だったけれど、
入り口を別にしたりね。
教授と合わないってことは、 「我慢する」か
「研究室を出ていく」か「他の研究室に移動する」か
「他の大学に移動する」か「仕事を辞めるか」。
その大学でなくても、他大学もあるわけで、でも教授の
推薦文がな、低評価だと移動もしにくいでしょうね。

幸いなことに、当時の教授が 結構なお年だったので、
定年は そんなに遠くない未来だったでしょうから、
我慢したのか? 教授より功績を上げて、のし上がったのか?

ただ。
ニュースの断片を見ると、 学生を指導する能力は
乏しかったでしょうから。
いや、本当に変わった先生でしたよ。
こんな事件があったんだね。
驚きました。
Posted at 2022/06/02 15:47:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 仕事 | 日記
2022年05月16日 イイね!

45歳以上の男性に足りないもの

こんにちは。
こんなニュースがあった。

正に、ドンピシャの世代。
私の高校、大学時代は、バブルが弾けた、
まだ弾けていない 位の時期で、国民総中流思想に
陥り、若者のみんなが、高学歴・高収入を目指していた。

後は高身長だが、それは個人差があるから どうにもならない。

いい会社に就職し、長年勤めあげて、真面目に働けば
家も買えて、老後も安心。。。。の世代に育てられて、
その時代も すぐに終焉を迎え、今では 終身雇用制度も
破綻している。 それは田舎でも地方でも加速している。

私も例に漏れず、この記事のように、
「友達が居ない」、「趣味がない」、「居場所がない」

友達は居ないな。
地元で開業し、地元で生活しているのに、小学校の友人すら
今は居ない。
小・中学校を地元の公立学校に通ったのに、先輩も後輩も
居ないし。 どうなっているんだろうね。

高校は電車通学していたので、少しは遠いが同じ県内。
自動車で30分ほど。 
でも 誰とも連絡を取っていない。

大学はさすがに全国レベルで散り散りですけど、
年賀状のやりとりすらしていない。
本当に友人が居ない。

それは「趣味」も無いし、その趣味仲間も居ない。
出来ない。

家庭に居場所はなく、仕事場も 自分で開業したんだけど、
居づらいし、スタッフも居るので全て私のものでも無い感覚。

なんだかね。

近年、中高年男性の働き方について「働かないおじさん問題」などとメディアで取り上げられることは少なくありません。しかし、高学歴の中高年男性を対象としたアンケートから浮かび上がってきたのは、メディアで報じられているのとは違う中高年男性の姿でした。

本稿では高学歴中高年男性の働き方の実態や課題について、日本総合研究所・小島明子氏の新著『中高年男性の働き方の未来』から一部抜粋、再構成しお届けします。

中高年男性を囲む労働環境の変化
 2021年4月に、改正高年者雇用安定法が施行され、従業員に対する70歳までの雇用確保措置が努力義務となった。一部の大企業では、同法の施行前に、新陳代謝などを理由に、ミドル・シニア層を対象とした早期退職者の募集を行っており、今後も人員の再編が続くことが予想される。 

 加えて、コロナ禍以降は、大企業を中心に、テレワークの浸透や、ジョブ型雇用へ移行する企業が増え、働く時間の長さではなく、個人の成果で評価する傾向が一層強くなっている。年功序列型で働いてきたミドル・シニア人材にとっては、今後の働き方が問われる時代ともいえる。

 なかでも、中高年層の正社員、および管理職層の多くは男性であり、このような状況に現在直面している多くは中高年男性だと推察される。

 2019年、日本総合研究所では、民間企業かつ東京都内のオフィスに勤務し、東京圏に所在する4年制の大学、あるいは大学院を卒業した中高年男性45~64歳に焦点を当て、意識と生活実態に関するアンケート調査を実施した。

 一般に、就業継続にあたっては、仕事に対する本人の考え方が影響すると考えられる。具体的には「働くことによって得られる便益」と「働くことに伴う費用」を天秤にかけ、便益が費用を上回れば就業を行うという意思決定が下されると考えられる。ただし、便益、費用ともその考え方は個人によって異なる主観的なものである。

 「働くことによって得られる便益」は、働くことによって得られる給与所得や会社における安定的な地位の確保といった「外的報酬」と、仕事を通じて得られる自己成長や仕事そのものの面白さ・楽しさといった「内的報酬」に大別することができる。

 「働くことに伴う費用」は、仕事をすることによって諦めなければならない家族・プライベートの時間など時間に関するものに加え、仕事によって負わなければならない精神的なストレスや肉体的な疲労といったものが含まれる。これをまとめると、「働くことに伴う費用」は、「ハードワークに対する許容度合い」と言い換えることができる。

高い報酬とやりがいを求めている
 同調査で仕事を続けることに関する意思決定に影響を与える労働価値観について聞いたところ、下記の点が浮かび上がった。

 ① 「外的報酬に対する欲求」に関して、出世・昇進といった役職に対する欲求は必ずしも強くないが、より高い報酬を得たいという欲求は強い傾向にある。

② 「内的報酬に対する欲求」は、外的報酬に対する欲求と比べて総じて強い。

③ 「内的報酬に対する欲求」は、就職活動時点からアンケート回答時点まで、その分布に大きな変化はみられない。

④ 就職活動時点では、ハードワークを許容できると考えている男性がそうでない男性よりも多いが、アンケート回答時点においては、「許容度合い」が大きく低下し、許容できると考える男性が、そうでない男性よりも少なくなっている。

 これらのことから、ある程度高い報酬は求めながら、年齢を経ても仕事へのやりがいや成長意欲は高いものの、体力的な衰えなどからハードワークは難しいという高学歴中高年の人物像が浮かび上がる。仕事に対してやる気がない中高年男性が多くないことは、同調査の結果を踏まえれば明らかである。

 就職活動時点とアンケート回答時点での意識の違いを尋ねたところ、ハードワークが許容できないと考えている男性が約39%から約63%に増加している。しかし、アンケート回答時点で、許容できないと考えている男性を含めても、「内的報酬に対する欲求」の強い男性が全体の半数以上を占めている。

 就職活動時点とアンケート回答時点で比べると、「外的報酬欲求」には差があるものの、「ハードワーク許容度」が低く、「内的報酬に対する欲求」が強いタイプの中高年男性が増えていると言える。

 さらに、「ハードワークに対する許容度合い」について、就職活動時点では、出身大学の難易度区分が高いグループの人ほど欲求が強い傾向がみられるが、アンケート回答時点では大学難易度区分の違いによる差異はほとんど確認できない。

 こうしたことから、年齢の経過や、さまざまなライフイベントを経ることで、「ハードワークに対する許容度合い」が大きく低下する傾向や、「内的報酬に対する欲求」が総じて強いことは、高学歴の中高年男性全般における特徴だといえる。

 役職定年などで権限がなくなり、給与も減少し、どのように仕事に取り組んでいけばよいのかと悩む中高年男性は多い。そうした人を見て「あの人は働く意欲の低い人」と勝手に思い込んでしまうかもしれない。

 本稿で紹介した内容は、高学歴の中高年男性に特化したデータに基づく内容ではあるものの、そうしたイメージと中高年男性が持つ労働価値観とは大きく乖離しているといえる。中高年男性をいかに活躍推進していくかが日本の社会にとって重要なのではないだろうか。

高学歴男性ほど再就職が難しい?
 ここまで高学歴男性が、自己成長や、やりがいのある仕事を求める意欲が高いという特徴について述べた。意欲が高い男性ほど、役職定年や再雇用などで仕事内容が限定的になるのであれば退職し、いままで獲得したスキルや専門知識を活かせる会社に再就職したいという思いをもつ人もいるだろう。

 しかし、大企業に勤めていた人材であっても、年齢が高くなると、人脈や高いスキルを保有していなければ、転職は容易ではないのが現状である。そのような現実をある程度感じているのか、同調査では、定年後の再就職がスキルのミスマッチでうまくいかないのではないかと不安を抱えている男性は、高学歴の男性では約半数を超えている。

 特に、大企業に所属している男性ほど、定年後の再就職に関して、スキルのミスマッチで再就職がうまくいかないのではないかと不安を抱える傾向がみられる。

 結果として、再就職はせずに、今勤めている会社で役職定年や、定年後も働き続けることで、高かった意欲が低下してしまう中高年男性も少なくないのではないだろうか。高学歴中高年男性が、活躍し続けられる企業の制度の在り方や、社会の環境づくりが問われている。

 同調査ではまた、高学歴な男性の私生活についても尋ねたところ、居場所、友人、趣味がない男性が多いことが明らかになっている。

 現時点で定期的に人と交流するために行く場所(家と職場は除く)がない男性は約7割にのぼり、趣味をもっていない男性、読書をしない男性も少なくない。

 さらに、友人の数をみると、「自分よりも年齢が10歳以上若い友人の数」「悩みごとを相談できる友人の数」「SNSなどでやりとりする友人の数」では0人が最も多く、過去1年以内に新しい友人や親しい知人を作った男性は、約3割にとどまっている。

 「地域」の人と食事をしたことがない男性は72 .9%にのぼり、「学生時代の友人」や「社会人になってからできた友人」とも食事をしていない男性も約3割存在している。地域の人だけではなく、友人とも食事をする機会が少ないのである。

 日本は、週 49時間以上働いている労働者の割合がヨーロッパ諸国に比べて高く 、男性については特にその割合が高い。家庭内で経済的責任を担うケースが多く、生活全般に占める仕事時間が長いことで、私生活の時間が確保できないことなどが、上記のような結果につながっているのかもしれない。

「ガラスの地下室」に閉じ込められた中高年男性
 アメリカで1993年に発行されたワレン・ファレル氏 の著書によれば、男性が家庭における経済的責任を負うがゆえに、長時間労働や危険な職業に就き、女性に比べて自殺率が高く、平均寿命も短い状況を指摘している。

 その過酷な現実は「ガラスの地下室」と表現されている。女性には、「ガラスの天井」があり、出世・昇進がむずかしいことが問題として取り上げられるが、中高年男性は、「ガラスの地下室」に閉じ込められているといえる。

 先に述べた調査でも、「男性はつらい」と感じたことのある高学歴中高年男性は60.4%にのぼることが明らかになっており、半分以上の男性が、男性であることにつらさを感じているのである。

 性別を問わず、すべての人が生きやすく、働きやすい、社会づくりを行うとともに、多様な価値観を認め合う寛容な社会を目指していくことが望まれる。
Posted at 2022/05/16 15:59:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 仕事 | 日記

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