みなさん、こんにちは。
コロナ禍で外出もままならず、ブログもご無沙汰してしまいました。久々の大作(ただ長いだけ)、行きますかー。
一昨年から夫婦で始めたクロスカントリースキーもこれで4回目、ここ日光では3回目になりましたあ。
行きの道中、最初に止まったのは明智平。
男体山が見えます。あたしは軟体さん。
ロープウェイなんかもあって、“旅に来た感”を盛り上げてくれます。
今まで通ってきたいろは坂が遠くに見えます。
空いてて、雪も積もってなくてドライブ楽しめました。
一方通行の二車線てのが、マイペースで走れていいですね。
おジャガ丸カット一発目は男体山をバックに。
いざ次へ。日光といえば、そう、華厳の滝です!小学校の修学旅行以来だなぁ。
滝を見るのにエレベーターで100m下まで降ります。
エレベーターって、普通なら降下するにつれてフロア数がカウントダウン表示されますが、ここは間に止まるフロアもはなく地下の深さを10m単位で50, 60, 70, …とカウントアップして行くようです。そうとわかればカメラを向け、シャッターボタンに指をかけたまま息を止めてその瞬間を待ち構えるだけ。
70, 80, 90…今だ、パシャッ!!
シャッターに収まったのは「B」(T ^ T)
ガーン❗️聞いてないよー
そうと知ってたら90で撮ったのに〜
さて気を取り直してエレベーターを降りると、目の前に修学旅行以来の華厳の滝が現れましたあ!
滝もさることながら、私は滝を取り囲む岸壁に目を奪われましたね。滝の周りになにげに広がってて気に留めない方も多いかもしれませんが、気がつくとこれがすごい。
こうやってアップにするとPCの壁紙になりそうな幾何学模様。カッコよくないすか?
華厳の滝を出て車を走らせていると湖畔に出ました。
湯の湖です。
沿道に小さな駐車場を見つけておジャガ丸を停めます。1台くらい停まっていましたが辺りに人気(ひとけ)はなし。
静かです。
鴨がいて絵になるとカメラを向けたら、非情にもプイと向こうへ行ってしまいました。おーい、絵にならねえじゃねえか!
車道脇に一段低い脇道がありました。
写真左側が車道、右側の下を川が流れています。こんなふう。
でも足元の雪が凍っていて、雪道用に買ったブーツでも歩くの怖い。しばらく頑張りましたが、滝に近くにはまだかなりあって、危険を冒して降りて行ったところで滝に辿り着けるとも限らないし、断念しました。
駐車場まで戻ると、もうヨメがおジャガ丸脇で待っていたので、後ろからリモコンキーで解錠。
そうするとハザードが点灯して、カッコいい!(親バカ)
運転者には普段あまり目に入る機会がないのでなんか新鮮な眺めってありませんか?
さて初日の宿に到着。「奥日光 森のホテル」です。
玄関にスリッパが並んでいなくて、素足で上がるの?変だな。すると納得。床暖房が入ってる!これはいいですね。暖かくて、スリッパを履く面倒もなく、歩きやすい。
部屋に入ると窓の外に雪景色が広がっていました!
朝起きると、山に朝日が!じーん
雪肌と影が織りなす模様にしばし見とれます。
廊下の窓から駐車場のおジャガ丸が見えました。
おジャガ丸の1.9mもある車幅は持て余し気味ですが、隣のパサート はもっと幅ありそー。そう思って調べたら1.85mくらいですって。錯覚?背が低いから幅広に見えるのかな?
朝11時まではコーヒーのサービスがあります。
迷わずこの席をチョイス!すごい氷柱(つらら)だ。
この日は暖かったですけど、やっぱり本格的な雪国と思い知らされます。
わかります?写真中央で玉の滴が止まって写ってるでしょ?
成功するまで苦労しましたー。
そうそう、気温の話ですが、事前にスマホで調べたら零下と出て覚悟してたのに、意外にも暖かくて驚きました。日差しは暖かいが風が冷たいというせいもありますが、それにしても…と思ってたら、同じ日光でも市街地と山間部ではかなり気温差があるそうです。
さてホテルをチェックアウトして、昨日も寄った湯の湖を散策。
この日は飛び石連休の谷間の平日だったこともあって、これだけ広い湖に誰もいません!独り占め状態。
右の湖面すれすれを鳥が飛んでるところを逃さず撮影してご満悦。
そしていよいよ、メインイベント、クロスカントリースキーです。NHK BS放送も連日ノルディック世界選手権で沸いてましたね。
心拍数が最高で155回/分くらいまで行き、ヘトヘトになりました。スキー場のランチと言えばカツカレー(私だけ?)。
時間もランチにしては遅く、喉も乾いて塩分も欠乏していたのでしょう、戦場ヶ原の食堂で出してくれた昆布茶のおいしいこと!おかわりしちゃいました。
駐車場で若者と戯れる(?)おジャガ丸。
お腹いっぱいになったら、日光三名瀑の残り一つ、竜頭の滝へ。
右手の売店の脇に、側道を発見。登っていくと…
これがまた足元カチカチに凍っている!
足が滑っても転ばないように両手でシッカリ手すりを掴んだ状態で恐る恐る登って行きました。
右手の階段を登ると頂上なのかもしれないけど、ここまで来ればいいや、てゆかヨメがそれ以上許さなかった。
でも、きれい。
ただいま、おジャガ丸。
二泊目の宿はこちら。日本に現存する最古の西洋式ホテル、日光金谷ホテルです。これが眺めの良くない部屋で素泊まりながら、某旅行サイトで破格値で予約。
おジャガ丸もゆっくり休んでちょうだい。
ホテルのディナーは高いので街に繰り出しました。
酒屋さんに入ったら、壁がすごい!
夕食は中華料理の「イートあさい」。お手頃価格でおいしく、名物の酸辣湯麺にも挑戦!東照宮に行くと言ったら熱く解説してくれました。
世界遺産「日光の社寺」の玄関ともいえる美しい橋、神橋。
ホテルのすぐ近くなんですが、ホテルにチェックインしたとき、おジャガ丸で写真の右奥からやって来て、ナビが右折と示してたので、この橋を渡りそうになりました(笑)。
私はApple Watchのアクティビティアプリで毎日、健康管理していますが、この日はスキーでヘトヘトになっただけあって、1日のエネルギー消費量が一昨年1月に始めて以来の最高記録を達成しましたあ!パチパチぱち。普段1日分のゴールに設定している量の3倍以上ですぞお。
朝食はホテルで。窓の外ではおジャガ丸がおとなしくしてます。
インテリアも建設当時の状態を保ってクラシックです。これは東照宮の「想像の象」を模したもので、東照宮建立当時、日本では見ることができなかった象を狩野探幽が想像で作ったものだそうですわ。
お世話になりましたー。
右の別館を見てビックリ。箱根の富士屋ホテルにそっくりではありませんか。それもそのはず、創業者金屋善一郎の次男、正造が富士屋ホテルに婿入りしたんですと。
東照宮へ。
修学旅行で見た見ざる言わざる聞かざるにも再会〜
元気だったかー?老けないねえ、羨ましい。
ギンギラギンの世界ですね。
さあ、そろそろ…と道に出たら。
天皇誕生日の午後1時過ぎの東照宮宝物殿の前の広い道に、約150m先の突き当たりまで視界に一人もいない!
それだけの理由でシャッターを切ってしまいました。
ホテルの駐車場に帰って来ました。おジャガ丸お待たせー。
旅行最後のランチはホテルの近くにある、金谷ホテルベーカリー、カテッジイン店。1873年に金谷善一郎がここで自宅を改造して金谷カテッジインを開業のがホテルの始まりだそうです。
あたしはカツサンドをいただきました。ボリューム満点で美味しかった。マグカップには笹竜胆をかたどった金谷家の家紋入り。
食後は隣接する金谷ホテル歴史館を見学。
そこから帰路について最後は東北自動車道蓮田SAで一休みして帰りましたとさ。
ふう。長いブログお付き合いいただいて、ありがとうございましたー