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2022年07月17日 イイね!

清流と梅花藻と鱒と民藝と再開の旅

清流と梅花藻と鱒と民藝と再開の旅もう一月半も前の話ですいません。
今年の夏休みは、おジャガ丸に乗って滋賀、京都、大阪の3府県に行ってきました。

我が夫婦の旅行はいつもヨメの企画によるものですが、特に今回は、私だけだったら絶対思いつかないような印象深い旅先の数々を、みなさんにご紹介したくまたしても長文したためました。ご興味を持たれた方のために関連記事へのリンクもたくさん貼りましたよ。ぜひご覧ください!

出発は7月17日(日)。朝に家を出て、まず清水PAで休憩。




左奥から3台目にチョコンと我がおジャガ丸。





雛たちも 元気一杯 夏休み…一句😚





浜松SAでランチ。
バックにヤシの木とかあると、ここはトロピカル・リゾートかしら♪





最初の目的地は滋賀県米原市醒井(さめがい)。
宿は築200年の古民家を改装した「ゲストハウス居醒庵(いざめあん)」。
4室、素泊まりなら税別4,500円〜
ご主人が釣って来た魚を料理してくれて、これがWebの口コミ通り美味でした。





宿の前の道が子供の頃学校で習った中山道で、そこを流れる地蔵川の水がキレイなこと!それもそのはず、この「居醒の清水」は環境省の平成の名水百選に選ばれ、そこから日経新聞社が付けたランキングではなんと日本一!
と、後で知りました。




あれ?なにやら白い物が川面に…





これがご当地名物の「梅花藻(ばいかも)」!
Bye, Come on!と覚えましょう。(C)





当時の形を残した醒井宿資料館(問屋場)
以下、説明パネルより引用しますと…
「この建物は中山道醒井宿で問屋を営んでいた川口家住宅です。問屋とは、宿場を通行する大名や役人に人足・馬を提供する事務を行なっていたところです。現在、宿場に問屋が残されているところはほとんどありません。また、建築年代が17世紀中〜後半と推定される貴重な建物です。」
問屋と言っても、現代の問屋とは全然役割が違うんですね。




こんな感じの通りが続きます。


ちょっと話題はそれますが、ご存知ですかね、
滋賀県発祥の有名人と言えば、この方。




そう、「飛び出し坊や」です。いまや全国民的スターですかな。
私は3年前の信楽旅行で初めてその存在を知ったのですが、今回もいること、いること。


有名になると、いろいろバリエーションが出てきてますよね。
上の写真のも既にバリエーションではありますが…



ヨメがソフトクリーム食べたいって言うから、中山道沿いの売店の外のベンチに腰掛けて待ってたら、こんなサイクリスト向けバリエーションも。

え、うそ。「Mycling」って文字があったから、My Cycling?くらいの軽い気持ちで今ググってみたら、米原+サイクリングの「マイクリング・プロジェクト」ってのがあったんです!立派なご当地物だったんですね。今の今まで知らんかった。不覚だった。Google恐るべし!アマゾンの「マイク転がり防止リング」なんてのがヒットする一方でねー。何でもググってみるもんです。これからも精進します。みんカラさんありがとう!


閑話休題、地蔵川に戻ります。



画面中央には日本武尊(やまとたけるのみこと)までいる!その昔、大蛇と戦って高熱にうなされた時、この地にたどり着いて湧水を飲んだら(「冷やしたら」とか「洗い流したら」って説あり)治ったそうな。そりゃお疲れさんでした。今ならリポDかレッドブルか。




何箇所から水が湧き出ていて、ペットボトルに入れて持って帰れるところもあります。
1日に1.5tの水が湧き出るそうな。自然の恵み、凄いです。大切に守らなくちゃ。




加茂神社
醒井の清水はこの神社の境内脇の石垣の下から湧き出ていたのでした。




道沿いの久保田呉服店で一休み。コーヒー一杯200円。元々、呉服屋さんでコーヒーをタダで振る舞ってのが始まりで、その後100円になり150円になり、だそうです。




ここの湧水で淹れたのでしょうか、おいしい!
お水の硬度とか関係して来るんですかねえ。
米原市の水環境報告書の「資料編」や、これも参考にして?詳しい方が書いたブログなど読んで、勉強しちゃいました。




TVで話題の有名店だったんですね。




被写界深度の浅い標準レンズに取り換えて梅花藻をクローズアップ。
確かに梅の花の形に似ていますね。
周りにはどでかい長玉やら三脚をつけたカメラマンたちの姿もチラホラ。




ツアー客まで押し寄せて来ました。


2日目(7/18)。



近所の醒井養鱒場へ。
明治11年(1878年)にできた、日本最古にして東洋一の規模を誇る養鱒場です。





餌を投げると鱒が元気に水面を跳ねるんですよね。
それを見て父も息子も胸躍ります。





川もよく見ると鱒がビッシリ人口(鱒口?)過密状態。
高速シャッターで波しぶきを止めてみました。
せっかくカメラ持って行ったから、スマホじゃ取れない絵作りにもチャレンジ!





川の中には梅花藻がカーペットのように敷き詰められてます。





ここでもきっと硬水の清水で淹れたコーヒーが美味しいわヨ!とヨメ。でもそうは言っても暑かったから、私は…やっぱアイスコーヒーかなぁ。アイスコーヒーは業務用のカートン入りとかを仕入れて冷蔵庫で冷やしただけのシロモノなんだろうな、きっと。一縷の望みを抱いて「アイスコーヒーもここの清水で淹れたんですか?」と恐る恐る聞くと、お盆で持って来た店のおじさん、恐縮して「いえそれはホットだけで😅」
やっぱりー😣


ランチでリベンジしてやるぞ。誰に?




ヨメがランチに計画してたのは焼鯖素麺の有名店「翼果楼(よかろう)」。駐車場なさそうとわかっていたので、近所で有料駐車場を見つけて入るとなんと1時間100円!





黒壁スクエアのレトロモダンな街並みに和みます。




大通寺。確かに「大」きい門を「通」る感じ。



しかしお目当ての「翼果楼」を探し当てたら、行列してたのでギブアップ。
かわりに…




おにくや食堂Suehiro
チェーン店のスエヒロとは関係なさそう。さっきの市営駐車場の隣でした。小さなお店なので少し待って。
私はこの「近江牛ローストビーフ丼ランチ」2,400円。肉がたっぷりあって美味い!
ヨメもハンバーグランチ1,800円を絶賛していました。




おジャガ丸に乗って次に訪れたのは、琵琶湖の近く、北東側にある余呉湖。どデカい琵琶湖を訪れつつ脇の小さな湖も、て旅も風情がありますな。



次は観光スポットとして宿のご主人から教わった、高島市マキノ町のメタセコイヤ並木




来る人みなさん、道のセンターラインに立って写真を撮ってました。やっぱり左右対称の写真を撮りたくなるんですよね。


並木道沿いの「葉山珈琲」に入り、涼しい部屋でお茶しながら見物、撮影。






そこからおジャガ丸に乗って、また琵琶湖の周りを走り出す。ところどころ湖の眺めが開けると停まっては写真を撮りました。




初めてでどこがスポットかわかってないから、誰かが車を停めているのを見つけてその後ろに停めてみました。




三脚も持って行ってヨメと並んでセルフタイマー撮影も。
クルマで移動だと、荷物の制限がなくなって何でも持っていけちゃうのがいいですね。


次に訪れたのは、








国の重要文化的景観に選定された菅浦の湖岸集落




なんか地の果てまで来たなーって(いい意味で)感慨、伝わります?
湖と大自然に囲まれて、のんびり時間が流れる感じ。
これまたこの文章を書くためにネットサーフィンしてここの紹介記事をあれこれ読んでいたら、「湖岸まで山がせり出しているその地形は、北欧のフィヨルドのような美しさ」と評してた記事もありました。12年前に旅したノルウェーを思い出しました。


ここは昭和40年代までは陸路では行くことができなかった陸の孤島、「隠れ里」(白洲次郎夫人で随筆家の白洲正子がそう呼んだそうな)なのです。
(話はそれますが、白洲夫妻と言えばこちらの投稿もチェック!)

今は奥琵琶湖パークウェイがあります!






その奥琵琶湖パークウェイつづら尾崎展望台。広い駐車場に誰もいない…来た時はマツダ・ロードスターが一台いらしたんですが、近くに停めたら入れ替わりに出て行きました。





琵琶湖の眺めが良いじゃないすか。
深呼吸。





歩き回ると、恐竜がいました。お疲れさんです。





あら、おジャガ丸が遠くに。
意外と歩いたな。



翌19日(火)朝、目覚めると雨☔️
宿をチェックアウトして地蔵川の清流も見納め。





神社にお参りして降りて来ると…





待ち人 ならぬ 待ち🐌。


さあ、雨ですがドライブドライブ。


着いたのは、永源寺





クルマ一台も停っとらんぞ。
左側のお店も全部閉まっちょる。

いやー、凄い雨になって来たぞ。
それもそのはず、後で知りましたが近江八幡市が記録的短時間大雨情報を発表し、死亡事故まで起きたのがまさにこの頃。その大雨のピークの中、我々は車を降りて歩き始めました。ディザスター映画の主人公になった気分でした。



お客さんどころか、お寺の人も誰もおらんぞ。
でも入口に券売機があって、しっかり拝観料取られた。こんなの初めて😵
後で呼び止められ、券をチェックされました。やっぱ誰かしらいらっしゃるんですな。






さあ帰るか。
おジャガが待つ駐車場へ。
また高速シャッターで雨だれを止めてみました!





ランチはこれまたヨメのリサーチにより「たねや 日牟禮乃舎」で滋賀の糯米を使用したおこわと地元の食材を活かしたおばんざい「たねや膳」(税込み3千円)。
美味しい物をちょっとずつあれこれ食べられて美味しうございました。
場所は日牟禮八幡宮の境内のかたわらの近江八幡日牟禮ヴィレッジにあります。








同じ敷地内の「クラブハリエ 日牟禮館」(洋菓子店)前の駐車場に停めてました。同じたねやグループなのでドンマイでしょう。





ナンバープレートの処理が面倒なあなたは。こんなアングルで撮ってみては?


ランチを済ませて走り出すと、ヨメが何やらググってて次の目的地が急遽決まりました。




ん?ここは?驚くおジャガ丸。





不思議空間。ファンタジー映画の舞台?





何かと思えば先ほどのたねやグループのフラッグシップショップ「ラ コリーナ近江八幡」でしたー。和洋菓子・パン店、フードコート、農園、たねや本社などがあります。ぶっ飛ぶ外観。




今は登呂遺跡の時代?


この日は滋賀県から京都府に入ります。
本来ならヨメは祇園祭(3年前におジャガ丸と訪れた際の投稿はこちら)の山鉾が道に置かれているのを見に行きたかったようですが、時間が押して断念。レストランに直行です。

今回のグルメのハイライト!





しゃぶしゃぶの元となった「牛肉の水炊き」発祥の店「十二段家 本店」。





お肉は(他もだろうけど覚えてない)美味しい〜。
全然灰汁が出ないので、しゃぶしゃぶでお約束の、ときどき灰汁をすくうって手間がまったく掛からない!銅の鍋を使って炭火で加熱してるからだそうで、ここの発明だそうです。





でまた室内の雰囲気が只者ではありません。





部屋に器や絵が飾ってあるんです。





襖からしてこれ!
ん?この顔つきは見覚えあるぞ…棟方志功画伯ではありませんか❗️
この2つ上の写真で襖に大きな字が描かれているのも彼の作品です。

他にも、お店の公式HPによると「二代目当主と親交のあった 陶工 河井寛次郎、濱田庄司、木工芸 黒田辰秋、版画家 棟方志功らの作品があちらこちらに飾られており…」いわゆる「民藝」ちゅう世界だそうですね。私は棟方さんしか知りませんでしたが焼き物好きのヨメは知ってました(だからここに来たんでしょうが)。

そのヨメが、給仕してくれる女性に聞くと教えてくれて…それを書くとまた長くなるので、Webのあちこちで紹介されている記事をお読みくださいまし(例えばこちら)。彼女はなんと当代(4代目)の店主の奥様、つまり女将さんなのでした。

この日は平日のせいか客は我々だけなこともあって、店内を案内してもらえました。上記リンク先の記事に写真が載ってる部屋やそれ以外の部屋も。ちょっとした美術館の規模です。それが美術館とは違って手を伸ばせば触れることもできる状態でさりげなく置かれているのを間近で鑑賞できて、そっち方面にヨメほど関心のない私でも感銘を受け、得した気になりました。


この晩は翌日の予定に備えて大阪に泊まりました。
今は高級ホテルでも一休.comとかから予約すると安いですね!




ホテルのバーで一杯。





そしていよいよ旅の最終日、7月20日(水)。
ホテルの駐車場から出発です。
豊中市に住む、母方の叔父夫婦に会いに行きました。私はこの6月に母をなくしたのですが、叔父も高齢で横浜まで来て会葬することができず、会えませんでした。私も母も叔父とはもう16年、叔母とはその倍以上会ってなく、今回の母のことを考えると、会えるうちに会っておきたいと言う気持ちが高まり、会いに行きました。

叔父は歩くのに杖が必要で、その他にも健康上の問題点を抱えているそうですが、とりあえず元気に楽しく会話ができて楽しいひとときでした。また来るね。


晴れて全行程終了。あとは帰るだけ。




守山PAで休憩。





最後は海老名SAで遅い夕食。
おジャガ丸のフロントグリルで反射した光がX字上に見えたのが面白くて撮ってみました。

いやー疲れた。一度途中まで書いて、写真が多すぎるなと挫折したんですが、しばらくしてまたやる気になりました。これ読んで行ってみたいと思ってくれる方がいたら、嬉しいです。長文に最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございましたー🙇‍♂️
Posted at 2022/09/06 22:16:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | E-PACE | 旅行/地域
2022年07月05日 イイね!

ヨメと競撮❣️雨上がりの水玉

ヨメと競撮❣️雨上がりの水玉貧乏性で滅多にコーティングなどしないもので、たまにするとすごく嬉しい。


先日、ヨメと近所のファミレスに食事に出て、のんびりしてたら帰る頃には雨も上がり☂️



そこでこの風景!







いやあ水玉がきれい!弾くこと弾くこと。



われら夫婦は、
ガンマンがホルスターからピストルを抜くような🔫素早さで、スマホをポケットから抜くと






ドキューン☄️



ヨメも負けずに



バキューン⚡️


そこにまた ズキューン💢




おジャガ丸も水浴びして気持ちよさそう🫧



二人はサザンの「勝手にシンドバッド」の
「胸騒ぎの腰つき〜」の節で
「雨上がりの水玉〜」を腰振って歌いながら、
いつまでも撮り続けたとさ。






Posted at 2022/07/13 19:11:04 | コメント(0) | トラックバック(0)

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Chamegonです。よろしくお願いします。チャメゴンは怪獣ブースカの弟で、子供の頃からのあだ名です。 欧州車が好きです。運転はヘタですが、車でただ街を流して...
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