今日はDラーで今秋発売のレクサス新型RXのカタログを頂いてきました。
今回はいわゆるマイナーチェンジなのでフェイスリフト中心かと思っていたのですが、SCさんのお話によると、ボディのスポット増しをするなどフルチェンジに近い手の掛け方をしているそうです。
お値段は約10万アップですが、内容を聞けばむしろ安いくらいですよ(^^)
で、そんな新型RXでは内装も若干変わります。具体的にはパネル化粧板の意匠変更やモニターの位置の最適化ですね。そして、ついにレクサスにもAppleのCarPlayがやって来ます☆
CarPlayは車の中でより安全にiPhoneを使うデバイスで、iPhoneの機能を車のモニターで使えるように最適化し、カーナビや電話、メッセージの読み上げなどをSiriを通じてハンズフリーで行えます。
最近では殆どのカーメーカーがCarPlayに対応していますね。カーナビやカーオーディオをイチから用意しなくても良いので便利ですし(^^)
で、このCarPlayはAppleの機能なのでカーメーカーとしても採用するにはAppleの許可を取り付けなければなりません。
Appleからの要望のひとつが「タッチパネル」の採用です。よく考えてみれば今まで登場したCarPlay搭載車は、ことごとくセンターコンソールに大型モニターを据えてタッチパネル操作を行えるようになっています。
なんでもAppleの創始者故スティーブ・ジョブズがiPhoneを作った際に、タッチパネルのガラス面の触りごごちにまでこだわっていた事に由来し、ジョブズがこの世を去った今でもAppleとしてタッチパネルに強い思い入れがあるそうです。
つまりCarPlayを採用するには、インターフェースはタッチパネル必須なわけです。
ところが、レクサスではリモートタッチという、画面から離れた位置にあるトラックパッドで操作をしています。
カーメーカーとしては、モニターはなるべく遠くに置いてドライバーの視線移動を少なくし、操作は手元でしたいのですが、CarPlayはタッチパネル必須なのでモニターはドライバーの手元になければ使えません。
この辺りの線引きというか企業同士のバチバチの駆け引きの上に、今度のRXは立っているわけです。
リモートタッチの行く末さえ決めかねないレクサスのCarPlayの搭載。果たして吉と出るか??実機に触れるのが楽しみです。
余談ですが、確かにiPhoneのガラス面はヌルテカで、指を滑らしても全く引っかからないですよね☆Appleのこだわりスゲェ(^^)
Posted at 2019/06/29 20:45:20 | |
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