小沢コージのブログ一覧

　さてさてやっと本題戻ると、昨日乗った1400馬力ディアブロ、実は1000馬力だったんだよね～。ま、そこにはかなり複雑な事情があって、このスーパー野獣車、俺が懇意にする多摩のトライクジャパンさんの所有車で、実はこの店こそが、俺の敬愛するＭＡＮＡＢＵの店だったのだ。

　ただ、ヤツは冒頭でもいったとおり、２年前に死んでしまった。で、その後を弟のＨＩＳＡＳＨＩが継いだものの、偉大なる兄のマネはできん、っていうかそんなことしたら死んじゃいます！　

　とデチューンしちゃったってわけ。

　でもね。ハッキリ言って1000馬力でもとんでもないシロモノでした。なんせ、３速5000回転からホイールスピン！　もう冷や汗モンでしたがな。その昔、焼き肉屋のＦ40に乗って、２速で直ドリしそうになったことがあったけど、それを思い出した。

　それに比べると今のハイパフォーマンスカー、フツーだよなぁ。ＧＴ－Ｒ、確かに速いけど、乗ってて凄く安全だし、それ以前に俺が乗った最高のパワフルグルマって、実は800馬力のチューンドポルシェ９１１だったけど、意外なほど柔順だった。

　なんていうか、クルマの野獣度は馬力だけでは測れない。なんというか、それはまさしくキャラクターであり、逆に言うと今の大メーカーは、ヤリたくても絶対できないものなのだ。コンプライアンスというタガがあるがゆえ。

　あー、もっと野獣なクルマに乗りたい。そうしないと、○ン○が萎えちゃう気がする。ぬはは（笑）
　
　

　ところでなぜ野獣よ永遠なれってタイトルなのかっていうと、プロフィールにもちょっと書いたけど、クルマがドラックであり、人間の本能、いや野獣性そのものだと思うから。

　だってそうじゃない。最近ついぞ、クルマは実用に成り果てて、エコだの安全だのってそんなのばっかり。
　確かに大切だけど、それって要するに食事を身体にいいとか栄養価って視点でばかり捉えることで、実はデートにおけるディナーは、セックスの前戯って言われるほど、セクシャルな行為だし、そもそもみんなを食に向ける衝動ってのは、ほとんど、それなんかオイシソーって感情なはず。

　それが原点なのよ！

　つまり野獣性を語られなくなったクルマってのは、歌を忘れたカナリヤというか、セックスのできない男のようなもので、片手落ちであり、一種虚勢されてる状態。

　ソイツを俺はいいたいんだよね。今こそ、クルマは野獣たれ！　と。別にほどほどでいいんですけどね。

　ま、タイトル写真はちょっとズにのり過ぎたかもしれないんで、みなさん率直なご感想をば。

　っていうかなんか昔のアジア映画とか、中国映画のタイトルバックみたいじゃない（笑）