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Ferrari 488 Spiderをドライブする機会がありました。
Ferrari 488 Spiderは、３．９リッターＶ型８気筒ＤＯＨＣツインターボエンジンを搭載し、最高出力６７０ＰＳ／８０００ｒｐｍ、最大トルク７７・５kg・m／３０００ｒｐｍで、価格が３５４０万円という車です。
Ferrariはこれまで縁がなく、試乗どころかドライバーズシートに座ることもありませんでした。
試乗車を準備していただいてクルマに乗る前に妙な緊張感がありました。これがFerrariの特別感なのかと思いました。
ドライバーズシートに収まった感じは、少しタイトな感じですが自然に体が収まる感じで、Porscheよりもラグジュアリーな感じがしました。メーター周りはいろいろなボタンやダイヤルがあってテレビゲームの世界というか非日常な雰囲気にしてくれます。
簡単な操作方法を教えていただいて、エンジンを始動しますが、思ったよりもエンジン音は抑えてある感じでした。スタートして特に難しい操作もなく当然ですが普通に走っていきます。試乗コースは主に高速道路で料金所のゲートをくぐって本線に合流するときの加速感はとてもダイレクトに加速していく感じで、ターボエンジンらしい豪快な加速をみせてくれますが、破たんすることなくちゃんと躾けられていますし、アクセルを踏み込めば爆音が響きます。ミッションはマニュアルモードで操作してみましたが、シフトショックも小さく、素早いシフト操作が楽しめました。ハンドリングもシャープですが、高速コーナーでも安定しています。ブレーキはカーボンセラミックでMy991と同じようなフィーリングで制動力は十分でした。
猛暑なのにオープンにして走っていましたが、暑さを感じなかったのは、走りに集中していたからなのかもしれません。短い時間でしたが、自分なりのFerrariの特別感がわかりました。