排水不良の洗濯機をなおすの巻。まあどうでもいい内容ですけど誰かの役に立つかも。

実家で使っているシャープES-7200P、1996年製です。
排水不良と水位の検知不良（水が入りすぎる）のダブル不具合に悩まされ、もう使いづらくて仕方ないので、メンテを試みます


シャープの洗濯機は20年以上前から「穴なし」で、遠心力で水をオーバーフローさせるようにして脱水します。汚れた水は洗濯物に触れずに排水される仕組みです
洗濯槽が1000rpmで回転すると、壁を水がよじ登ってくるんです。すごいです
こういう構成なので、洗濯槽下の排水穴が詰まっても、脱水できてしまいます



洗濯機をひっくり返して排水系の構成を確認
水位センサーは排水バルブより上流にいるので、今回の不具合は排水バルブより上流側に詰まりがあると判断しました。せっかく洗濯機をひっくり返したのですけど、ここからでは不具合にたどり着けないです



ということで、上から攻めます
かなりバラしやすいです。上カバーはタッピング４本のみ
ボンネットのように向こう側に上カバーを倒します。このへんからだんだんおもしろくなってきました


パルセーターとります。こいつは結構硬い


パルセーターに指がかからないので、外装のタッピングを対角に２本、排水穴にねじ込んで、引き上げるとすんなり外れました


10㎜。さすがにこの辺のボルトは全部ステンレスです
水浸しのボルトを外す経験があまりないので、変な感じです。
この時点ですでに排水穴が詰まりが判明。。


外れた。。重い。腰が痛いです。


排水穴は４個あるのですが、サビッサビで鍾乳洞のようにサビが排水穴を埋めてしまってます。
マイナスドライバーでガリガリやってとりました。
このへんは一部ステンレスじゃないの？よくわからん。。


風呂に入れて洗ってみます。


排水口も完璧に貫通しました。


脱水槽もついでに洗浄




できた！
完璧！
すんなり排水できますし、水位の検知も完璧です。


インプレッサのリヤウイングはカーペットとか毛布干すのにちょうどいい感じ。
カーペットの裏側にも適度に空気入って乾きやすい。
さすが空力パーツ





いい天気で洗濯物よく乾いたし、ずっと気になってた洗濯機もなおったし、サイコー。

洗濯機、構成がわかればバラすのに１０分もかからないので、定期的に洗濯槽を外して洗えばカビとは無縁です。