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ヘッドライト補修の為に殻割です。

段ボール箱の中でドライヤーで加熱すれば簡単に分解！

本日は天気も良いし時間に余裕があったのでうちの会社の大型車のセルモーターの修理をしました。

最近運転手さんからセルモーターの調子が悪いと聞いていたのでセルモーターをオーバーホールする事に！

症状はキースイッチを回すとセルモーターはウイーンと元気よく回るのだけどエンジンが回らないという症状で何回かチャレンジするとちゃんと回ってくれる症状で以前からそのような症状がたまに発生していましたが最近は頻繁に発生するようになったので修理となりました。

症状からするとピニオンギアについているワンウェイクラッチが滑っていてピニオンギアがフライﾎｲﾙのﾘﾝｸﾞギアを駆動しないのが原因であろうと推測！

大型車のセルは小型車と違ってエンジンを回すのに大きな力が必要なのでセルモーター内に減速ギアを介しコンパクトなモーターでも高いトルクを発生することができます。その反面セルのピニオンギアの回転速度は落ちてエンジンをクランキングする回転速度も落ちます。しかし大型車のエンジンは8気筒、10気筒等気筒数が多いためゆっくり回ってもどこかしら爆発してくれるのでエンジンがかかってくれます。セルモーターのピニオンギアが回転中にエンジンがかかった瞬間エンジン回転数がピニオンギアの回転数を上回って（オーバーラン）しまうのでモーターを壊さない様にワンウェイクラッチが付いていてピニオンの回転を追い越すことが出来る様になっています。
このワンウェイクラッイチの動きが悪くなってクラッチが噛まなくなったときにモーターは回っていてもエンジンが回らないという症状が起きます。

そこでセルモーターのオーバーホールになるわけですが車体の下にもぐってエンジンとシャーシとの狭い隙間に手を入れて何とかセルを取り外すことが出来ました。

分解はさほど難しくはありませんピニオンギアのシャフトを取り出したらワンウェイクラッチをの内部に洗浄クリーナーを注入してクラッチ内のダストを洗い流します。その後エンジンオイルの中に漬けてクラッチ内にオイルを浸透させ回りを綺麗に拭上げて回転部分にグリスアップして組み立てるという工程を実施！あとは再びエンジンに取り付けテスト始動をするだけ！

始動テストでも100％一発始動するようになり修理完了となりました。

修理時間1時間半！

修理屋さんに頼むと1日は車を預け数万円の請求が来るのでしょうが！

経費削減した分自分の給料を上げてくれないかなと思いますよ！

台風も通過して今日は快晴でした。
久しぶりに時間があったのでカプチーノ弄りをしました、

カプチーノのエアコンガス134a化も終盤です。

先日組み換え済みのエアコンコンプレッサーをエンジン本体に組み付けて清掃済みのコンデンサーと新品のレシーバーも取り付けて配管で繋げていきます。当然ジョイント部のOリングは新品の物に交換します。

後は真空引きをして漏れが無いか確認したのちガスチャージして134a化も完了しました。

これでエアコンも復活！

しばらくは頑張ってくれることでしょう。