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イイね!
2014年10月29日

それでは、温風が出なかった原因を。

だいぶ引っ張っておりますが、
10月27日のブログからの続きを書きます。

ところで、始業前点検って教習所などで教えているんだろうか?

特に何かのマニュアルに書いてある訳では無いが、必要性からして、

タイヤの空気圧
灯火類の球切れ
ウォーターポンプベルトの張りやささくれ有無
エンジンオイルの量と汚れ
ブレーキオイルレベル
などなど。

そして、もう一つ、

…を書く前に、

ストーリーの続きを。

25日土曜日早朝、妻が私の両親と共に飯田へ向けて出発し、高速道路を降りて県道を走って飯田市街が目前の時、


水温警告灯が点灯した。


始業前点検で大事な項目。
冷却水の量。

恥を忍んで書かせて頂きます。確認しておりませんでした。

前日の晩、あれほど各部を診ておきながら、リザーバータンクの水位を確認するのを忘れていた。
冷却水など減る筈が無い。なぜなら今までオーバーヒートなど一度も無かったではないか、という思いが油断を生みました。


↑イメージ。ラジエターキャップとリザーバータンク注水口。


話を戻すと、
水温警告灯の点灯と共にエンジン回転も不安定になり、心配になったので、当時の自宅の近くにある小さな修理工場へイプサムを入れて診てもらった。

とりあえず冷ましてから診ましょうと言う事で、そのままイプサムを預けて妻たちは徒歩で挨拶回りに出かけた。その時、私に状況を伝える電話があり、事の真相を知る事になる。


冷却水の量は、ヒーター性能に直接影響を与える。
DIYで一度ラジエターから水を抜き、再び給水すると、絶対一回では同じ量は入らない。
暖機とキーオフ冷却を繰り返してゆくうちに、気液置換されて少しずつ水が回ってゆく。

この追加給水をしないで走らせると、冬場なら暖房性能低下、夏場ならオーバーヒートのリスクがぐっと増える。


で、冷ましてから確認した結果が、水量の低下。
ただ、ホース類のどこにも漏れは無かったそうだ。
思えば、温風が出ないと妻が言い始めてから2週間が経っている。その間に徐々に水が抜けたのであれば派手な漏れ・大きな亀裂は無いかも知れない。

そして、小さな亀裂なら、ラドウェルドを水路に注入すれば塞がる。
(今回は、出番は無かったが。)

更に確認を進めるうちに、

工場のオジサンが、ラジエターキャップが「壊れている」と言ったのか「割れてる」と言ったのか、妻からの又聞きでは正確ではないが、とにかく劣化していたそうだ。
実物を見てないので何とも言えないが、キャップ圧は落ちていたと思う。
コレを新品に交換してもらい、給水もしてもらった。

その後、追加給水する事も無く、もちろん温風は復活したそうだ。
そして、今に至るまで正常に動いている。

ラジエターキャップの破損部位から低い圧、低い水温でも水がリザーバーへ逃げてしまい、そのまま大気解放。冷えてもラジエター側に戻る事なく、これを繰り返している内に少しずつ水量が減ってしまったと思われる。
飯田出発の前夜、エンジンフードを開けて確認したとき、LLC特有のツンとくるエチレングリコールの臭気が無かったのは、点検しているその時はリザーバーから水が漏れるような状態ではなかったからだと思われる。

駆け足で一気に書いたので判りにくい部分もあったかもしれないが、
これを反面教師として、ぜひとも始業前には水も忘れずにチェックして欲しいと思う。
ブログ一覧 | クルマ | 日記
Posted at 2014/10/29 23:52:16

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この記事へのコメント

2014年10月30日 2:53
こんばんは。

みんカラに久々ログインしてみたら、こんな事が起きていたんですね。

ラジエターキャップは見落とされがちですが消耗品ですから仕方ないですよ。

ただ気になるのはオーバーヒートしたという部分ですね…。エンジンなにも起きてなければいいのですが。
コメントへの返答
2014年10月30日 23:20
こんばんは。

そうなんです、世の中が目まぐるしく変わっておりまして…。

始業前点検をきちんとしていれば、とか、ヒーターの効きが悪いときに冷却水量まで思いが及べば、とか今思うと少々悔しいです。

実はイプサムで水温警告灯が点灯したのはこれが二回目なんです(^^;)
2008年頃、ウォーターポンプベルトが破断して、でも幸い2kmくらい先にオートバックスがあったのでそのまま入庫&修理してもらいました。

オーバーヒートの影響とすると、燃焼室付近のヒートスポット発生による歪みとか、キャビテーションでポンプの羽根が傷つくとか、ゴムホース類のダメージ辺りでしょうか…。

他メーカーですが、エンジン耐久テストの運転条件は、水温はウォーターポンプ出口部で105または110℃で管理している筈なので、警告灯もその近辺を目安にしているのかな、と。
一方、これまた他メーカー車ですが、ラジエター入口で120℃ちかくまで水温を上げた状態で数十分走らせた後のエンジンでもマトモに回った経験があるので、今回の警告灯点灯レベルではエンジン内部への影響はそれほど大きくないかな、と思ってます。

今週末、私の運転で飯田まで走らせるので、その時に様子をよく観察してみます。
2014年10月30日 19:49
ロードさん、こんばんは(o^□^o)

途中、バリバリの”専門用語”がございましたね...............化学物質の名前まで!!!!
やはりロードさん、お詳しい!!!!!!

キャップもそんな風になるんですね。
ロードさんにとっては「灯台下暗し」的な体験という感じでしょうか!!??

私........始業前点検って一度もした事が無いかもしれません..............( ̄_ ̄ i)
コメントへの返答
2014年10月30日 23:19
こんばんは。

始業前点検、やりましょう!
…って、私もですけど。ははは。

もう何だか勢いで書いてしまって、補足とか書くのが面倒になってしまい…。
歳をとると、いろいろ面倒になってくるものです(個人差はあるでしょうけど…)。

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暫くの間は、セカンドカーであるSXM系イプサムのメンテナンス記録や、妄想や思い出話を書いて細々と続けようと思います。
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