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　最近、ヴィヴィオ君が加速するときに「シューシュー」音がするので、過給漏れか～、と思って、開けてみました。
　車を止めてボンネットを開け、スロットルを手で煽ってみると「シュッ！」という音がフロント下の方から聞こえる気がするので、バンパーを外してSC周りをバラして組みなおし・・・治らず。
　次はやっぱりお約束のインタークーラーホースかな？と、インタークーラーを取り外してみる・・・ホースは柔らかく、ヒビはない様子。組みなおしてみると・・・治らず。
　でも、外したついでにサージタンク周辺をきれいにしとこうかな？と、サージタンク入り口にキッチンペーパーで蓋をして、周囲を清掃。
　掃除が終わって、全部組み立てて、どれ、エンジン始動！ブオン！と空ぶかしすると・・・エンジンがおかしい。「ハッ！しまった！キッチンペーパー抜いてなかった！」

　気が付いたときは既に遅く、インタークーラーを外してサージタンクをのぞき込んだ時はキッチンペーパーはインマニの彼方に姿を消していました・・・。

　これはかなりヤバいやつじゃ・・・？と今更焦っても時すでに遅し。どうしよう？と思うけれど、何番シリンダーに吸い込まれたのかもわからない。プラグを抜いてエアを吹いてみても、よくわからず。仕方がないのでもう一度組んで、ボコボコいうエンジンのままちょっと動かしてみて、もう一度プラグを抜いてみたら、1番（ベルト側）が真っ黒。「そこか～」と分かったものの、それをどうやって抜くのか・・・。

　エアで圧をかけても全く抜けず、インマニ外しはとてつもなく大変な仕事。
　困り切って手を出したのが、落としたネジを拾うための小さいマジックハンドみたいなヤツ。以前アストロで３～４００円で買ったやつがあったので、それをサージタンクに突っ込んでみました。グリグリやって、4番のインマニに入れるまでが一苦労。そのまま奥まで突っ込んでみるけれど、手応えなし。

　しかし、もう他に方法はないので、ひたすらそれでほじくりまわします。20～30回トライして1回ぐらいは、たまーにちょっとした紙のくずみたいなのが引っかかってきますが、とてもじゃないけれど、シリンダーヘッドの入り口まで到達していると思われる紙の本体は抜けない。何度も心が折れかけつつ、ひたすらほじくり続けること7時間（！）ついに諦めて、工具をインマニに突っ込んだまま「休憩！」

　１０分後、もうあきらめようかな～？と思って車のところに行き、突っ込んであった工具をズルズル引き出してみると、なんと！その先端には丸まったキッチンペーパーがしっかり握られていたのでした。チャンチャン。

　結局、たった一つのミスのために丸一日を使い果たし、最悪の一日だったけれど、まあ、治ったからいいか。でもシューシューの原因は結局わかりませんでした。

久しぶりに製作しました。このところ本当に仕事でヤラれていたので、これができたということは、だいぶ余裕ができてきたということかな？（笑）

自分ももうこれをつけてかれこれ20万キロ以上走っているので、耐久性はバッチリ。ちなみに、自分のキットも、先日ローターを新品にしました。やっぱりよく効きます。

最近、このキットのベースとなるスーチャー無しヴィヴィオの部品も、あまり出てこなくなりました。あっても高いので、なかなかキット製作ができずにいます。ちょっと値段を上げないと赤字になりそうです。（笑）

ソリッドディスクタイプのフロントキャリパーをお持ちの方で、使わない方がおられたら、ぜひ安くでお譲りください。

現在持っておられる方がこのキットが欲しい場合は、ノーマルのキャリパーブラケットを送っていただければ加工して製作しますよ。