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しばらく前にうちに来ていたもう一台のヴィヴィオKK3。今は友達が乗っています。

もともとダウンサスが組んであって、「乗り心地悪くない？」と聞いても「あんまり気にならないよ」という返事しか返ってこなかったので、「人によって感じ方は違うんだな～」と感心していたのですが、その友達が最近、「ちょっとしたギャップでダッシュボードが外れるんじゃないかと思うぐらいショックが来る。なんとかならんか？」と相談してきました。

「意外に普通の人間だったんだな」と納得しました。（笑）

まあ、そうも言っていられないので、今日はダウンサスを外してノーマルのスプリングに入れ替える作業を実施。車高が3～4センチは上がって、自分のヴィヴィオと同じ高さに。
ホイールも自分のと同じなので、これで自分のヴィヴィオが赤のままだったら、見分けがつかなくなるところでしたが、こちらが最近WRブルーになったので、間違える心配はなくなって一安心。

換装後、試走した友人、ニコニコ顔です。「乗り心地すごくよくなった。ハンドリングのクイックさも今まで以上。」ご満悦です。

見た目の問題は抜きにして、車としての完成度だけを見れば、ダウンサスというのは百害あって一利なしだな、と自分は思っています。どうやったってストロークは足りなくなりますもんね。
もし車高を下げるなら、ショックアブソーバー自体を短くしないと、本来のサスペンションの性能は全然発揮できないはず。特に、凸凹の多い公道では。
ということで、今一番気になっているのは、ビート用のRSマッハの純正形状ショートタイプのKYB。（爆）

それにしても、KK3速いです。自分のは４WDのKK4で、結構好調なのですが、この2台のパワーの差はびっくりするほどです。ひょっとしたらこのKK3、ブーストアップしているのかな？

この前、塗装するときに外そうとして折ってしまった妖怪アンテナが、やっと復活しました。
台座に取り付けられているアンテナの付け根は、M6のネジになっているのですが、材質は真鍮。外そうとしてスパナをかけ、くるっと回したら、そのままネジ山の根元からポッキリ折れてしまいました。

幸い、中込部品さんが新品を出してくださっているので、アンテナ本体はすぐ手に入ったのですが、この残った根っこが抜けない！
真鍮で、しかも中空で、そりゃあ回したら折れるだろう！と、ちょっと怒りたくなる構造の部品なのですが、その中空になった穴に細いエキストラクターを突っ込んで回そうとしても、「こりゃあ、エキストラクターが折れるな。」という感じで、びくともしません。しょうがなく、ドリルで中穴を少しずつ拡大しながら、少し太めのエキストラクターで回そうとしますが、全くびくともしません。

結局、ドリルをどんどん太くしていき、４，５ミリまで行ったところで、切粉にアルミが混ざり始めました。台座を削り始めたということです。

残ったネジをドライバーなどでほじくり出そうとしましたが、それさえもびくともしないので、しかたなく、その穴にそのままM6のタップでネジ山を切り、そこにアンテナを取り付けてしまいました。

なんでこんなにカチカチに固まっていたのか、もちろんCRCは何週間も前から何度も吹き込んでおいてのこれなので、さっぱりわかりません。ゆるみ止めが効きすぎてるのかな～？

ようやくヴィヴィオ君のポリッシャー磨きが終了したので、スバルのエンブレムと柱用緩衝材という名前のチンスポイラー（笑）も取りつけました。
何となく自分の車の顔になってきたので、今までよりさらに愛着がわいてきた気がします。

ポリッシャー磨きは、1500番で磨いた後、極細のコンパウンドで磨く！ぐらいで何とかなるのだろうと思っていたのですが、残念。そんなに簡単ではありませんでした。

まず、ホコリがついている個所を、手磨きの1500番で削り落とし、その1500番で傷がついたところを、2000番のダブルアクションで機械磨き。そのあと細目のコンパウンドをつけたバフでポリッシャー磨き。さらに、それでツヤが出たらバフを交換して、極細コンパウンドで仕上げのポリッシャー磨き、という手順。

難しいのは、細目コンパウンドで下磨きするとき、きちんと磨き上げたと思っていたのに2000番の目が消し切れていなくて、極細で磨いたときにそこが曇りとして残ること。そうなると、また細目から磨きなおしです。

細目で磨いたとき、きちんと磨けているのかどうかは、だんだん慣れてくると見えるようになってきますが、初めはあんまりそれがよく見えず、ミスばっかりでした。

鏡面仕上げではないので、けっこう磨いた後も凸凹してますが、それでもツヤが出て、見た目とってもキレイになりました。(*^-^*)

先日、ヤ〇オクでビートのリアローターを落札しました。
2枚で２０００円也ですが、とりあえず錆びていなくて摩耗も少ない、いいモノでした。耐熱塗装をして、組付けようとして、そこで問題が発生。

ヴィヴィオだと、M8のボルトをねじ込んでいくと、ハブにつっかえてローターがポロッと外れるのですが、ビートはネジをいくら締めこんでも、何にも当たらず、どこまでもボルトが入っていきます。
おかしいな～、と思って、手を突っ込んでみると、ボルトの先には、当たりそうなものは何もなく、どこまでねじ込んでも何も起こらない・・・。
ひょっとしたら、こいつは何か特殊工具のプラーが必要なのか？と考え、一旦作業を中止して元通りに組み、みんカラで調べてみると・・・
「長いボルトを使います。」と書いてある。そうなんだ～と思い、ネジ箱を物色してみましたが、全ネジの長いM8は見つかりません。長いM8は、ほとんどが途中までしかネジの切っていないタイプで、先が奥まで届かないのです。
しかたなく、その日は諦めました。

数日後、別のネジ箱で、たまたま長い全ネジM８を発見。喜び勇んでまた、右後ろのブレーキ周りをバラしました。
そのネジをローターにねじ込み、あとはインパクトでガガガガッと回すと・・・外れました！
「やった～！」と喜んで、新しいローターを組み、「よし、次は左だ！」と、左後ろを分解。
そして、ローターにネジを入れて、インパクトで回そうとすると・・・あれれ、電池が切れちゃった。インパクトが回らなくなりました。
仕方ない、手で回そう、と思い、そのボルトをラチェットレンチで回そうとすると・・・急に手応えがなくなりました。見てみると、ローターの裏で、ボルトがポッキリ折れてます。ボルトの先端がハブに当たった状態で、手でボルトを回そうとすると、ローターを回転させる方向に力が入り、長いボルトは折れてしまうのです。一本しかないボルトが折れてしまい、その日もまた、そのまま元通りに組みなおしました。

そして、翌日、ホームセンターに行って長いM8ボルトを購入し、「今度こそ！」とばかり、左後ろを分解。インパクトの充電も万全です。さあいくぞ！と思った次の瞬間、ガ～ン！ボルトの頭は１３で、自分は１２．７のソケットで１３を持ってない！
仕方なく「今度は気をつけて回そう」と、気合を入れなおし、もう一度ラチェットでネジを締めこんでみます。「お、行けるか！」と思った次の瞬間、「ボキッ！」またネジが折れました・・・。仕方なく、その日も元通りに組み戻しました。（泣）

翌日、もう一度ホームセンターに行って、M8を3本（！）買い、１３のソケットを買い、「もうこれで大丈夫」と確信して家に帰り、また右後ろをバラしました。ネジを入れ、新しいソケットでガガガガッ！とボルトを回します。「お、いい感じ！」と思った次の瞬間、ギューンとネジが空回り。なんと、ローターのネジ山が舐めて、ボルトが空回りしています。目の前真っ暗・・・。

祈るような気持ちで、二つ開いているうちの、もう片方のネジ穴に新しいボルトを入れ、再びインパクトでガガガガ・・・ポロッ！
外れました。

あとは新しいローターを組んで慣らすだけ。組んでみてびっくりしたのは、サイドブレーキの引き代が一気に減ったことです。3ノッチぐらいしか引けなくなりました。ドラムブレーキとはこの辺も違うんだな、と、妙に納得。

ついでに、ちょっとだけピストンのもみ出しもしたので、ブレーキのタッチは一気によくなりました。
フロントを交換するときは、この教訓を存分に生かしたいと思います。（笑）

最近、パワーが落ちたな～、と思ってました。
お年だからしょうがないな、と思っていたのですが、ふと思い立って開けてみたら、ヴィヴィオ君、新型肺炎で息も絶え絶えでした。
新しいエアクリに換えたら・・・パワーアップ！
２０００ｒｐｍからしっかり直線的にトルクが立ち上がり、上まできれいに回るようになりました。
このまえ換えたような気がしていたけれど、だいぶ経っていたんだな、と考えると、なんだか自分の時間感覚が・・・（笑）
鹿児島は、桜島の灰が降るからね・・・と自分をごまかしてはいけませんね。