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ST-310 はバーナーパッドを使うと、CB缶の加熱爆発の危険があります。
(バーナーパッドの輻射熱により、周囲が加熱されるため。)


対策として、下方を保護する遮熱板が純正オプション(の部品)で存在。
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-3102/
でも結構お高い(^_^; そこで自作チャレンジ。

厚紙で完成形をイメージ。


材料は100均のステンレス鍋フタ。
この鍋フタは取っ手が取れやすいと不評ですが、工作するには助かります。




使った道具。
中央の黒いＶ字型の工具は、実家に転がっていた「ハンドニブラー」。
板金に四角い溝を切り込んでいけます。
https://www.google.com/search?q=ハンドニブラー


取っ手穴を金切ハサミで広げ、ハンドニブラーを入れて切っていきます。


カエリをヤスリで取って完成。


仕上がりはご覧の通り。
使えれば良いんです(T_T)


バーナーに乗せると、良い感じ。
四角い五徳へも干渉しません。移動は無理ですが(^_^;




後日、実践適用。
テーブル面は熱くなりませんでした。効果は上々。


＜覚え書き＞
鍋の直径：185 mm
中央穴直径：65 mm
溝の幅：6 mm（＝ハンドニブラーによる切断幅）
五徳のワイヤー直径：4 mm
溝の対角線長さ：145 mm ※フタは凹形状なので、平板ではより長くする必要あり。

私が不器用なのか、ST-310 の弱火調整に苦労してます。
世の中良くしたもので、強火を弱火に調整してくれるツールが存在。

ユニフレーム バーナーパット
https://www.uniflame.co.jp/product/610695

一見ただの細かい金網ですが、材質が電熱線にも使われる耐熱金属。
これで炎を分散、金網による輻射などで熱を拡散するんですね。

素材は売ってないので、自作は諦めました(^_^;
あと、私の持ってるバーナーで使う場合やや問題点あり。

バーナーや追加購入の五徳は炎に接していて、調理中かなり熱くなります。
火傷防止に先人の知恵、耐熱シリコンチューブ。

作業はワイヤー径に対応したシリコンチューブを挿入していくのですが、これが摩擦が大きくなかなか入りません。
水や薬用アルコールをチューブの中に入れると摩擦が減る、とのこと。
乾燥しやすさを狙って、後者を使用。

こぼすと危険なので、スポイトで入れます。
結構するっと入っていき、楽に装着できました。
試しに調理してみましたが、触っても暖かい程度。

私はキャンプ初心者、更に不器用。
なのでバーナーに付いてるワイヤー４本の五徳は、ちょっと不安があります。

安定性の高そうな四角い五徳が丁度良さそう。
贅沢して購入しました。
「ZAFIELD ミニクッカースタンド」だったかな。
バーナーのワイヤー五徳との隙間は約10mm。

一人キャンプなので、サイズの小さい携帯用を物色。
カセットコンロ用のガス缶が使える、SOTO の ST-310 を購入しました。
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-310/

折りたたみ収容が出来、展開するとワイヤーの五徳が付いたバーナーになります。
火を付けると、こんな感じ。

このままでは色々と不満点があるのですが、オプションやDIYで解決できます。
火傷防止の点火スイッチ補助具とか、足にシリコンチューブを巻いて遮熱とか。
（上記の組み立てた写真は、点火スイッチ補助具を付けた状態。）
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-3104/


蛇足。
新富士バーナー(株)の所在地、ご近所さんだった(^_^;