【確認していますか?】ワイパーゴム交換の適切な時期とは?

2019年11月21日

ワイパー

2019年10月、日本列島を襲った台風19号。あそこまでの暴風雨となるとワイパーも効かず、視界確保も難しくなってきます。しかし、一般的な雨の場合はワイパーブレードがきちんとしていればかなり効率よく雨粒の除去はできるのです。そのためにはワイパーブレードのメンテナンスです。今回はワイパーブレードの劣化チェックと交換方法についてのお話です。

拭き取りに不満を感じるときが交換時期

ワイパー

ワイパーブレードは何km使ったから交換するとか、何カ月使ったから交換するといったものではなく、拭き取り具合が悪ければ交換するのが一般的で運転席側と助手席側だと運転席側のほうから劣化しやすい傾向にあります。これは運転席側のブレードが長いことが多いからです。ブレードはゴム製品ですから、長い方の変形量が大きくなりますので劣化も早くなるのでしょう。

多くの場合、運転席側でワイパーの拭き残しのスジが付くようになります。こうなったときがブレードの交換時期とみていいでしょう。また、そういう状態のワイパーブレードを断面方向で見ると、ブレードが斜めになっていることが確認できるはずです。

ワイパーブレードを長持ちさせるには?

ワイパーブレードを長持ちさせるには、駐車するときにワイパーを立てておくことなどが上げられますが、露天の駐車場でワイパーを立てておくと曲げられるなどのイタズラに合う可能性が高まります。機械式駐車場などでは、もしかしたら引っかかるかもしれない(おそらくは大丈夫ですが)のでやめた方がいいでしょう。そこまでして長持ちさせなくても最近はブレードがリーズナブルに販売されています。ワイパーブレードをクロスで拭くと、ブレード表面のグラファイトがはがれるという話もありますが、汚れたブレードでは汚れを広げているだけなので、汚れは取らないわけにはいきません。

ワイパーブレードの交換方法

ワイパーの交換はゴムの部分だけを交換する方法と金属部分であるワイパーブレードごと交換する方法の2つの方法が存在しています。ゴムだけを交換する際はクリップを外して、新しいゴムをスライドさせて取り付けます。ブレードごと取り替える際はアームからブレードを取り外して交換します。いずれもパッケージに作業方法が記載されていますし、ネット上にも交換方法を紹介した動画がたくさん存在しています。

ワイパーブレードを交換した際にはウインドウウォッシャー液の残量を確認しておきましょう。ウインドウが濡れていない状態でワイパーを使う際には、ウォッシャー液を噴射してウインドウを濡らさないとブレードが傷みやすいのです。

ワイパーブレードは気になった時に交換した方がいいパーツなので、自分で交換する人はストックを用意しておきたいのではないでしょうか。しかし、ゴムパーツは新鮮なら新鮮なほどいいので、ストックはせず交換のタイミングで購入する事をおすすめします。


(諸星陽一)

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