でけた!
マイクロエース 1/72 二式水戦
幻の??「藤色」仕様デス。
軍用機としてはなかなか見ることのない塗装。
ですが、あまり違和感なくアリそうな感じ。
例によって屋外撮影(*^^*)

明灰白色のバリエーションと言われても納得かも。
ここで都市伝説的、「藤色の二式水戦」について
ネット情報を素に無駄なウンチク+妄想です(嘲笑)
日本海軍は滑走路完成までの制空権を確保する目的で
水上戦闘機を運用することとし二式水戦を採用。
北方のアリューシャン列島に進出した二式水戦の中に
「藤色」塗装のものが混じっていたとの証言あり。

古いタミヤの設計図にもその塗装が記載されており
指定カラーは「ライラック」とも。
主に米軍の目撃談が中心で確たる証拠もなく
明灰白色の変色だとか反射によるものと言われていたが
「藤色」水戦が実在したと日本側からの証言もあったらしい。
と、噂の域を出ない都市伝説感が強い話デスネ。
それでもハセガワの限定生産キットにも
この塗装バージョンがあったようです。

確かに濃霧が多いであろう北方の島、

実際、霧の色はなんとなく紫がかって見える。

なかなか、いい色がなかったので前述の通り
ガンダムカラーに頼ってみました。
あとは勝手な想像だけど、
明灰白色の塗料に
現場でちょっと赤とか青を混ぜたものだったとか?
なら下面の塗り分けはなく、明灰白色と同じ全面同色。
フロートの裏面だけ腐食防止で別の色(グレー)と解釈。
で、アリューシャン方面の白黒写真では
垂直尾翼の方向舵の色が部分的に違っており
ハセガワ指定の黄橙色派と、白~明灰白色派がいるみたい。

(この写真の機体が「藤色」との説があるのかな?
先人の作例では機番R-106が結構あります。)
当方も垂直尾翼の方向舵はハセガワと同じ黄橙色派としました。
単に作例写真を白黒化したらそう見えたので。

それと悪天候が多いアリューシャン列島なら
識別色をどこかに多めに塗ってもよかろうと。
(何より単色より模型栄えがするし。)
もう一点気になったところが。
明灰白色の零戦には日の丸の白フチは無いと思ってたが
たまに胴体のみ白フチがある作品を見かける。
変だなぁ、と思ったが
当方のようなええかげんな人が作っているとも思えず・・
またググって調べてみた。
すると、
中島製零戦は明灰白色21型にも白フチが付くそうです。
となると、二式水戦は中島製だから白フチ付になるのかな?
でも、実機写真にも有るのと無いのとがあり何が何だか。

明灰白色+白フチ日の丸 の機体

明灰白色+フチ無し日の丸 の機体
どうやら製造時期によって変わるようです。
日本機特有の翼前縁の黄橙色の識別帯も有る無しがあるようで。
(どっちも主翼縁の敵味方識別帯は無いように見えます)
アリューシャン配備の二式水戦が製造された時期は、
と言えばちょうど微妙な時期(恐らく初期仕様)
当然、めんどくさい→どっちも無し無し仕様です(^^♪


曇天下での撮影だとこんな感じの色に見えます。
こういう、詳細のわからない「都市伝説仕様」は
そこいら気楽でいいですね~。
さて、また1機完成。ちょっと手がかかりましたが。
細かいことはあんまり気にせず作ってみれば
古参キットも味があっていいですね。

フラップ全開! これぞ「LS」魂!!
マイクロエースさん「継続販売ありがとう」と言うしか。
感謝を込めて別の機種を数機買ってしまいました~。
手こずっているタミヤ缶スプレー機も
なんとか形になってきたので早めに完成させたいですね。
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Posted at
2023/03/29 23:33:32